しゃ‐か【沙河】
中国遼寧省南部を流れる、遼河の支流。日露戦争の沙河会戦の地。
しゃか【釈迦】
《(梵)Śākyaの音写》 釈迦牟尼(むに)のこと。 1 古代インド、現在のネパール地方に住んでいた種族。釈迦の...
しゃ‐か【瀉下】
[名](スル) 1 水などをそそぎくだすこと。「前面の峭壁(しょうへき)上より数条の水簾(すいれん)を—し」〈鉄腸...
しゃ‐か【社歌】
その会社の理想や精神などを盛り込んでつくられた歌。
しゃ‐かい【沙界】
仏語。ガンジス川の砂の数のように無量無数にある世界。
しゃ‐かい【社会】
《英語 society の訳語として「社会」を当てたのは、明治初期の福地桜痴(源一郎)である》 1 人間の共同生活...
しゃ‐かい【射界】
1 光の届く範囲。光のさす場所。「与三は角灯の—を避けて」〈木下尚江・良人の自白〉 2 弾丸の届く範囲。射撃できる範囲。
しゃ‐かい【捨戒】
僧尼などが、受けた戒律を捨てて守らないこと。失戒。
しゃ‐かい【遮戒】
仏語。本来は悪ではないが、悪を行いやすくなるとして禁じた戒律。飲酒戒(おんじゅかい)など。→性戒(しょうかい)
しゃかい‐あく【社会悪】
社会の矛盾から発生して、災いを及ぼす害悪。貧困・差別・犯罪など。
しゃかい‐いがく【社会医学】
生活環境と健康との関係を研究する医学の一分野。環境医学・公害医学や保健衛生行政なども含まれる。→臨床医学
しゃかい‐いしき【社会意識】
1 慣習・道徳・思想・世論などにみられる、社会共通の意識。 2 社会に対する関心や考え方。
しゃかい‐うんどう【社会運動】
社会問題の解決や、社会制度そのものの改良・変革を目的として行われる運動。
しゃかい‐えいせいがく【社会衛生学】
国民の健康状態の改善、向上の方法を研究する衛生学の一分野。
しゃかい‐か【社会化】
1 社会が形成されていく過程。 2 個人が、集団の構成員となるために必要な意識を身につけていく過程。 3 生産手段...
しゃかい‐か【社会科】
小学校・中学校・高等学校の教科の一。社会生活に関する基本的な知識・理解を与え、また、社会の成員として必要な資質を養...
しゃかい‐かいはつ【社会開発】
生産第一主義の経済開発を改めて、国民の生活環境の向上を図る総合策。
しゃかい‐かいりょうしゅぎ【社会改良主義】
資本主義制度を維持しつつ、その欠陥を改良し、問題点を解決していこうとする立場または主張。→改良主義
しゃかい‐かがく【社会科学】
社会現象を研究の対象とする科学の総称。政治学・法律学・経済学・社会学・社会心理学・教育学・歴史学・民族学およびその...
しゃかい‐かくめい【社会革命】
社会体制全般にわたる根本的な変革。
しゃかいかくめい‐とう【社会革命党】
ロシア帝政時代の政党。1901年創立。ナロードニキの流れをくみ、専制の打倒と土地革命を目標とした。二月革命によって...
しゃかいか‐けんがく【社会科見学】
1 社会科の授業の一環として、児童・生徒が、地域の産業施設や公共施設、史跡などを訪問し、知識や理解を深めること。 ...
しゃかい‐かてい【社会過程】
社会生活の継続や変動の動態的経過。社会を構成する個人や集団の相互作用の過程。
しゃかいかんけい‐しほん【社会関係資本】
⇒ソーシャルキャピタル
しゃかい‐がく【社会学】
《(フランス)sociologie》人間や集団の諸関係、特に社会の構造・機能などを研究対象とする社会科学の一分野。...
しゃかい‐きぎょうか【社会起業家】
事業を通じて社会問題の改善を図るために起業する人。社会起業家が事業を始めることを社会的起業といい、興した会社は社会...
しゃかい‐きせい【社会寄生】
寄生種が宿主となる社会性昆虫を利用し、宿主の餌や子育てのための労働力を搾取すること。サムライアリが知られる。広義の...
しゃかい‐きょういく【社会教育】
学校教育以外に、主として青少年や成人を対象に行われる組織的な教育活動。→学校教育 →家庭教育 →社会教育法
しゃかいきょういくかんけい‐だんたい【社会教育関係団体】
社会教育に関する事業を主な目的とする団体で、公の支配に属さないものをいう。子供会・青年団・婦人会・老人会・ボーイス...
しゃかいきょういく‐しゅじ【社会教育主事】
都道府県や市町村の教育委員会に置かれる専門的職員。地域社会における生涯学習普及の担い手として、学校以外で社会教育活...
しゃかいきょういく‐ちょうさ【社会教育調査】
社会教育統計を作成するために、文部科学省が3年ごとに行う基幹統計調査。全国の教育委員会および公民館・図書館・博物館...
しゃかいきょういく‐とうけい【社会教育統計】
社会教育に携わる職員、および施設・設備、事業の実施に関する基本的事項の把握を目的とする、国の基幹統計。文部科学省が...
しゃかいきょういく‐ほう【社会教育法】
社会教育の振興のため、国や地方公共団体が遂行すべき任務や社会教育の助成に必要な措置を定める法律。昭和24年(194...
しゃかいきょうつう‐しほん【社会共通資本】
⇒社会資本
しゃかい‐きょうふ【社会恐怖】
⇒社交不安障害
しゃかい‐ぎのう【社会技能】
⇒ソーシャルスキル
しゃかい‐けい【社会型】
社会集団や社会関係の基礎的な類型。デュルケームの環節的社会と有機的社会、テニエスの共同社会と利益社会、スペンサーの...
しゃかいけいざい‐こうせいたい【社会経済構成体】
物質的生産力の一定の発展段階に照応する生産関係の総体と、これを土台とする社会の上部構造を総括的に把握する概念。史的...
しゃかいけいざいせいさんせい‐ほんぶ【社会経済生産性本部】
⇒日本生産性本部
しゃかいけいたい‐がく【社会形態学】
土地の広狭、人口の量・密度・分布などの、社会の外部的形態を研究対象とする社会学の一分野。デュルケームらによって開拓...
しゃかいけいやく‐せつ【社会契約説】
社会・国家は、それを構成する個人相互間の、自由意志に基づく契約によって成立するという理論。主に17〜18世紀の英国...
しゃかいけいやく‐ろん【社会契約論】
ジャン=ジャック=ルソーの著書。1762年刊。社会契約説と人民主権を主張し、アメリカ独立革命やフランス革命に影響を...
しゃかい‐けっていろん【社会決定論】
社会が技術のあり方を規定し、その発展に影響を与える、という考え方。→技術決定論
しゃかい‐けん【社会権】
人間に値する生活を営むために国民が国家に対して保障を要求する権利。ワイマール憲法で初めて規定され、日本国憲法は、生...
しゃかいけん‐きやく【社会権規約】
《「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約」の略称》1966年の国連総会で採択された国際人権規約の一。労働・...
しゃかい‐げき【社会劇】
社会問題を主題とした演劇。登場人物の属する環境や階級などを重視して書かれたもの。イプセンの「人形の家」など。
しゃかい‐げんごがく【社会言語学】
《sociolinguistics》言語学の一分野。言語を社会的要因との関連で研究するもので、階級・職業・年齢・性...
しゃかい‐げんしょう【社会現象】
1 人間の社会生活や社会関係から生じる、経済・道徳・法律・宗教・芸術などのすべての現象。 2 ある物事が社会全体に...
しゃかい‐こうがく【社会工学】
社会科学の知識を総合して、工学的手法によって社会問題の解決方法を開発しようとする学問。
しゃかいこうけんがた‐こうけんにん【社会貢献型後見人】
⇒市民後見人