しん‐に【心耳】
心の耳。心を耳とすること。しんじ。「まず—を澄まして聴聞あれや」〈露伴・日ぐらし物語〉
しん‐に【瞋恚】
「しんい」の連声(れんじょう)。
しん‐に【真に】
[副]本当に。まことに。「—喜ばしい成果」
神(しん)に入(い)・る
技術などが非常にすぐれていて、人間の仕業とは思えない境地に達する。「技(わざ)—・る」
紳(しん)に書(しょ)す
忘れないように紳の末端に書いておく。転じて、よく覚えておき、常に手本とする。
真(しん)に迫(せま)・る
表現されたものが現実のようすとそっくりに見える。「—・る映像」
しん‐にち【親日】
外国人が、日本に対して好意をもつこと。「—家」「—派」⇔反日。
しん‐にちぎんほう【新日銀法】
旧日本銀行法を全面改正して、平成10年(1998)に施行された日本銀行法のこと。→日本銀行法
しん‐にほんおんがく【新日本音楽】
従来の邦楽のジャンルを超え、洋楽の影響を受けて新しく作られた邦楽曲の総称。また、その音楽運動。大正9年(1920)...
しん‐にほんがみ【新日本髪】
髪の長さにかかわらず結うことができる、日本髪風の髪形。昭和20年代に考案された。
しんにほんとう【新日本島】
押川春浪の少年向け冒険小説。明治39年(1906)刊。「海底軍艦」「武侠(ぶきょう)の日本」などとともに6部作をなす。
しん‐にゅう【之繞】
「しんにょう(之繞)」の音変化。
しん‐にゅう【侵入】
[名](スル)他の領分を侵して強引に入り込むこと。「賊が—する」「不法—」
しん‐にゅう【浸入】
[名](スル)水などが入り込むこと。「船体の割れ目から海水が—する」
しん‐にゅう【進入】
[名](スル)人や乗り物などがその場所へ進み入ること。「列車が駅の構内に—する」「車両—禁止」
しん‐にゅう【新入】
新しくはいること。また、その人。しんいり。「—社員」
しん‐にゅう【滲入】
[名](スル)水などがしみ込むこと。「天井板に雨水が—する」
しんにゅう‐かく【進入角】
1 着陸する航空機が滑走路に向かって降下するときの角度。3度が適切とされる。進入降下角。→進入角指示灯 2 船舶や...
しんにゅうかく‐しじとう【進入角指示灯】
着陸しようとする航空機の操縦士に、適切な進入角を知らせる灯器。滑走路の接地点付近の片側または両側に設置され、操縦士...
しん‐にゅうがく【新入学】
新しく入学すること。初めてその学校の児童・生徒・学生となること。「—準備」
しんにゅうがた‐かごうぶつ【侵入型化合物】
金属原子の結晶格子などの規則的配列の隙間に他の小さい非金属原子が入り込んだ化合物。
しんにゅうがた‐げんし【侵入型原子】
⇒格子間原子
しんにゅうけんち‐システム【侵入検知システム】
⇒アイ‐ディー‐エス(IDS)
しんにゅうけんち‐ぼうぎょシステム【侵入検知防御システム】
⇒アイ‐ディー‐ピー‐エス(IDPS)
しんにゅうこうか‐かく【進入降下角】
⇒進入角1
しんにゅう‐せい【新入生】
新しく入学した学生・生徒。《季 春》
しんにゅう‐テスト【侵入テスト】
コンピューターやネットワークシステムの安全対策の手法の一。ネットワークセキュリティー上の弱点を見つけるために、実際...
しんにゅう‐とう【進入灯】
着陸しようとする航空機に、滑走路への最終的な進入経路を示す灯火。滑走路の手前に設置されている。
しんにゅう‐はんざい【侵入犯罪】
建物に侵入して行われる強盗・窃盗・住居侵入などの犯罪。
しんにゅう‐ぼうしシステム【侵入防止システム】
⇒アイ‐ピー‐エス(IPS)
しん‐にゅうまく【新入幕】
相撲で、十両の力士が初めて幕内の番付に入ること。
しんにゅう‐らい【侵入雷】
雷撃の種類の一つ。送電線などに落雷した場合に、電線などを通じて雷の電流が建物の内部に入り、放電する。
之繞(しんにゅう)を掛(か)・ける
程度をはなはだしくする。輪を掛ける。「知識と想像力の発達によってもっと濃厚に—・けられています」〈長与・竹沢先生と...
しん‐にょ【信女】
1 仏教で、五戒を受けた在家の女性の信者。優婆夷(うばい)。 2 女子の戒名の下に付ける称号の一。→信士(しんじ)
しん‐にょ【神女】
女神。天女。
しん‐にょ【真如】
《(梵)tathatāの訳》仏語。ありのままの姿。万物の本体としての、永久不変の真理。宇宙万有にあまねく存在する根...
しんにょ【真如】
[799〜865]平安初期の真言宗の僧。平城天皇の第3皇子。俗名は高岳(たかおか)親王。嵯峨天皇即位とともに皇太子...
しん‐にょう【之繞】
《「しにょう」の撥音添加》漢字の繞の一。「近」「逢」などの「⻌」「辶」の称。しんにゅう。
しんにょ‐えんぎ【真如縁起】
仏語。一切万有は真如・仏性からの縁に従って顕現するという考え方。如来蔵縁起。
しんにょ‐じっそう【真如実相】
《「真如」と「実相」は、同体のものに異なる立場から名づけたもの》仏語。万有の本体であり、永久不変、平等無差別なもの...
しんにょ‐どう【真如堂】
京都市左京区にある天台宗の寺。正式には真正極楽寺。山号は鈴声山。正暦3年(992)一条天皇の勅願により戒算が創建。...
しんにょ‐の‐つき【真如の月】
真如によって煩悩(ぼんのう)の迷いがはれることを、明月が闇(やみ)を照らすのにたとえていう語。
しん‐にん【信任】
[名](スル)信頼・信用して物事を任せること。「—が厚い」「—を得る」「内閣を—する」
しん‐にん【信認】
[名](スル)信頼して認めること。「オーソリチイとして—すべき学者の検閲を経るようにしたいもんです」〈魯庵・「破垣...
しん‐にん【新任】
ある職務に新しく任ぜられること。また、その人。「—の教師」
しん‐にん【親任】
[名](スル)旧制で、天皇が直接に任命すること。
しんにん‐かん【親任官】
明治憲法下で、天皇が親署によって叙任した官吏。国務大臣・宮内大臣・陸海軍大将など。→高等官
しん‐にんしんせん【新妊娠線】
⇒妊娠線
しんにん‐じょう【信任状】
特定の人を外交使節として派遣する旨を記した公文書。派遣国の元首または外務大臣から接受国の元首または外務省にあてて発する。
しんにん‐せんきょ【信任選挙】
事実上、既存の政権や現職候補者に対する信任・不信任を問う選挙。→信任投票