しげ‐しげ【繁繁】
《「しけしけ」「しけじけ」とも》 [副] 1 物事が、たび重なるさま。たびたび。何度も。「その店へ—(と)足を運ぶ...
しけ‐しだ【湿羊歯】
メシダ科の多年生のシダ。山野に自生。葉は長さ20〜40センチで羽状複葉。葉の裏の胞子嚢(ほうしのう)は半月形の膜で...
し‐けつ【止血】
[名](スル)出血を止めること。血止め。
し‐けつ【四穴】
日本の楽器の調律に用いた器具。長さ約8センチ、直径約1.5センチの竹または象牙製の筒状の管で、一端を和紙でふさぎ、...
し‐けつ【四橛】
《「橛」は、くいの意》密教の仏具。修法壇の四隅に立てて結界を示すもの。
し‐けつ【死結】
1 こまむすび。 2 香道で、切ったのち数十年経てからよい香気を発する香木。
しけつ‐ざい【止血剤】
出血を止めるための薬剤。ゼラチン・トロンビン・ビタミンK・カルシウム製剤など。止血薬。血止め薬。
しけつ‐せん【止血栓】
⇒タンポン
しけつ‐たい【止血帯】
外傷による出血を止めるためのバンド。ターニケット。
しけつ‐ほう【止血法】
外傷などによる出血を止める方法。傷口にガーゼなどを当て、その上から包帯を巻く圧迫包帯法、傷口より心臓に近い側の血管...
しけつ‐やく【止血薬】
「止血剤」に同じ。
しけ‐もく
《「もく」はタバコの煙を雲に見立てた、その倒語》タバコの吸い殻。 [補説]第二次大戦後、闇市時代の造語か。「けちな...
しけ・る【湿気る】
[動ラ五]下一段動詞「しけ(湿気)る」の五段化。「海苔(のり)を—・らない所にしまう」
し・ける【時化る】
[動カ下一][文]し・く[カ下二]《「湿気(しけ)る」と同語源。「時化」は当て字》 1 風雨が強く、海が荒れる。ま...
し・ける【湿気る】
[動カ下一][文]し・く[カ下二]湿気を帯びる。しっける。「—・けたビスケット」→しけ(湿気)る〔五段〕
し‐けん【私見】
自分一人の意見・見解。また、それを謙遜していう語。「いささか—を述べる」
し‐けん【私権】
私法関係において認められる権利。財産権・人格権・身分権など。→公権
し‐けん【試験】
[名](スル) 1 ある物事の性質や性能などをためしてみること。また、検査すること。「新建材の耐久性を—する」「—...
しけん‐かん【試験官】
試験の実施を直接に担当する人。試験の立ち会い、監督あるいは受験者との面接などを行う。
しけん‐かん【試験管】
化学実験器具の一。一端を閉じて丸底にした細長いガラス管。少量の薬品を加熱したり反応させたりするのに使用される。
しけんかん‐ベビー【試験管ベビー】
体外人工授精児の俗称。→体外受精2
しけん‐し【試験紙】
溶液の性質を調べるための試薬を塗った紙。リトマス試験紙・ヨードカリ試験紙・でんぷん試験紙など。
しけん‐じごく【試験地獄】
競争の激しい試験に合格するために大変な苦しみを味わうことを、地獄にたとえた語。
しけん‐じょう【試験場】
1 試験をする場所。試験の会場。 2 農業・工業・漁業などにおける技術的改良・開発に関して実地に試験・研究を行う常...
しけんじょうじょう‐せい【試験上場制】
商品取引所に新たな商品を上場する際に、一定の期限を設けて、試験的な上場を行う制度。この期間中に適正で円滑な先物取引...
しけん‐たんすい【試験湛水】
ダムの完成後、実際に運用する前に行う試験。満水位まで貯水し、放水しながら漏水量、ダム本体の強度、周辺の山崩れなどの...
しけん‐だい【試験台】
1 その上で試験をするための台。 2 試験の対象となる人や材料。「みずから—になる」
しけん‐てき【試験的】
[形動]性質・性能などを調べるために、ためしに行ってみるさま。「—に採用してみる」
しけん‐へん【試験片】
材料の強度や機械的性質を調べるのに用いる、同じ材料の小片。
しけん‐よういくきかん【試験養育期間】
特別養子縁組で、養親の適格性や養子との相性を事前に確認するために設けられている期間。 [補説]民法により6か月以上...
しげ【繁】
茂み。「夏山の木末(こぬれ)の—にほととぎす鳴きとよむなる声の遥けさ」〈万・一四九四〉
し‐げい【至芸】
きわめつくした最高の芸。芸の極致。「名人上手の—」
し‐げい【紙芸】
紙をすくときに、文字や模様を同時にすき込む技術。
し‐げい【詞芸】
詩や文章を作るわざ。文芸。
しげ・い【繁い】
[形][文]しげ・し[ク] 1 草木などが密集しているさま。「枝が—・く伸びた」「—・き草、蓬(よもぎ)をだにかき...
しげい‐さ【淑景舎】
⇒しげいしゃ(淑景舎)
しげい‐しゃ【淑景舎】
平安京内裏五舎の一。内裏の東北の隅にあり、女御・更衣の住居。庭に桐を植えてあったので、桐壺(きりつぼ)ともいう。し...
しげ‐うち【繁打ち】
たくさんの糸で細かく組むひもの打ち方。また、そのひも。「時の首尾によりて名古屋打ちの帯、—の下げ緒」〈浮・一代女・五〉
しげかね‐よしこ【重兼芳子】
[1927〜1993]小説家。北海道の生まれ。「やまあいの煙」で芥川賞受賞。病気と闘いながら、生と死、老い、病をテ...
しげ‐き【繁木】
生い茂った木。「霧りふたがりて、道も見えぬ—の中を分け給ふに」〈源・橋姫〉
し‐げき【史劇】
史実に題材を求めた劇。歴史劇。
し‐げき【刺撃】
[名](スル) 1 武器で刺したり打ったりすること。 2 「刺激(しげき)」に同じ。「此時に当って横合より国民の思...
し‐げき【刺激/刺戟】
[名](スル) 1 生体に作用してなんらかの現象や反応を起こさせること。特に、知覚や感覚に作用して反応を起こさせる...
し‐げき【詩劇】
詩の形式で書かれた劇。韻文劇。広義には詩的内容と情緒をもつ劇も含める。
しげき‐いき【刺激閾】
心理学で、ある感覚を生じさせるのに必要な最少の刺激量。絶対閾。→閾(いき)
しげきおうとうせい‐ポリマー【刺激応答性ポリマー】
⇒スマートポリマー
しげき‐ざい【刺激剤】
1 生体に働きかけ、なんらかの反応を起こさせる薬剤。 2 人の心に働きかけて、行動を起こさせたり、気持ちに影響を与...
しげき‐しゅう【刺激臭】
つんつんと鼻を刺激する、いやなにおい。
しげき‐てき【刺激的】
[形動]知覚や感覚に強く影響を及ぼすさま。気持ちを興奮させるさま。「—な文章」「—な体験」「—な香り」
しげき‐でんどうけい【刺激伝導系】
心臓の収縮運動をつかさどる、特殊な心筋群からなる連絡路。右心房にある洞結節(どうけっせつ)で発生した刺激が心房・心...