じゅん‐せっしょう【准摂政】
平安時代の臨時の職名。摂政でない臣に、叙位・除目(じもく)などの政務を摂政に準じた資格で行うように命じたもの。
じゅん‐せつ【順接】
[名](スル)二つの文または句の接続のしかたで、前件が後件の順当な原因・理由などになっているもの。「風が吹けば桶屋...
じゅん‐せん【準線】
楕円・双曲線・放物線で、曲線上の点から焦点に至る距離との比が一定であるような定直線。
じゅん‐せんゆう【準占有】
自己のためにする意思で、物以外の財産権を行使すること。占有に関する規定が準用される。
じゅん‐ぜつめつきぐ【準絶滅危惧】
レッドリストで、生物の種を絶滅の危険性の高さによって分類したカテゴリー項目の一つ。現時点での絶滅危険度は小さいが、...
じゅん‐ぜん【純然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 まじりけのないさま。「—たる在来種」 2 まさしくそれに相違ないさま。「—たる...
じゅん‐そ【淳素】
[名・形動ナリ]《「しゅんそ」とも》すなおで飾りけがないこと。また、そのさま。淳朴。「世を—に返し」〈平治・上〉
じゅん‐そう【順走】
[名](スル)ヨットや帆船などが順風を受けて帆走すること。
じゅん‐そく【準則】
規則にのっとること。また、よりどころとすべき規則。「—を定める」
じゅんそく‐しゅぎ【準則主義】
法律で一定の要件を定めておき、それを備えた社団または財団が設立されたときはただちに法人格を認める主義。日本では、会...
じゅん‐そんえき【純損益】
簿記で、一定期間における総収益と総費用との差額。→税引後当期純損益
じゅん‐そんしつ【純損失】
一定期間の総収益から、総費用を控除した差額がマイナスになる場合の、その差額。→税引後当期純損失
じゅん‐ぞう【純増】
一定期間内の純粋増加部分。
じゅん‐ぞく【醇俗/淳俗】
1 人情にあつく、世間ずれしていない風俗。純朴な風俗。 2 純粋なことと雑駁(ざっぱく)なこと。また、上品なことと...
じゅん‐たいかけんちくぶつ【準耐火建築物】
壁や柱などの主要構造部に耐火建築に準ずる耐火性能があると認められた建築物。
じゅん‐たいげん【準体言】
体言以外で、文中において体言と同じはたらきをしている語句。「行くがいい」「苦しきに耐える」の「行く」「苦しき」など。
じゅんたい‐じょし【準体助詞】
助詞の種類の一。種々の語に付いてある意味を添え、それの付いた語句を全体として体言と同じ働きをもつものとする。ほとん...
じゅん‐たく【潤沢】
[名・形動] 1 ものが豊富にあること。また、そのさま。「—な資金」 2 しっとりとしてつやのあるさま。うるおいの...
じゅん‐たつ【順達】
[名](スル)《「じゅんだつ」とも》廻状などを順送りすること。
じゅん‐だいじん【准大臣】
平安時代、大臣に準ずる称号。内大臣の下、大納言の上の待遇を受けた。大臣に昇進すべきもので、大臣に欠員のないとき、そ...
じゅん‐ち【馴致】
[名](スル)なれさせること。なじませること。また、徐々にある状態になっていくこと。「悲しみを—して思想の一組織を...
じゅんち‐てい【順治帝】
[1638〜1661]中国、清朝の第3代皇帝。在位1643〜1661。名は福臨。廟号(びょうごう)は世祖。太宗の第...
じゅん‐ちゅう【純忠】
いちずに主君のために尽くすこと。誠忠。
じゅんちゅうがた‐じどうしゃ【準中型自動車】
道路交通法による自動車の区分の一。車両総重量3.5トン以上7.5トン未満、最大積載量2トン以上4.5トン未満、乗車...
じゅん‐ちょう【順潮】
[名・形動] 1 潮の流れに従って進むこと。⇔逆潮。 2 「順調」に同じ。「恐らくこの縁談は—に運んだであろう」〈...
じゅん‐ちょう【順調】
[名・形動]物事が調子よく運ぶこと。とどこおりなくはかどること。また、そのさま。順潮。「—な売れゆき」「経過は—だ...
じゅん‐ちょく【純直】
[名・形動]正直ですなおなこと。また、そのさま。「国民の意望を—に代表するが如し」〈利光鶴松・政党評判記〉
シュンツ【順子】
《(中国語)》マージャンで、同じ種類の数牌(シューパイ)3個の数が連続する組み合わせ。
じゅん‐つうか【準通貨】
解約すると現金通貨や預金通貨となり、決済手段として使用できる金融資産。定期預金・定期積金などの定期性預金のこと。マ...
じゅん‐つき【順突き】
空手などで、踏み出した足と同じ側のこぶし(正拳)で突くこと。→逆突き
じゅん‐て【順手】
鉄棒・平行棒などで、手の甲を上にして上から握る握り方。順手握り。⇔逆手(ぎゃくて)/逆手(さかて)。
じゅん‐てい【順帝】
[115〜144]中国、後漢の第8代皇帝。在位125〜144。名は保。安帝の子。 [1320〜1370]中国、元最...
じゅん‐てき【順適】
[名](スル) 1 相手に合わせて逆らわないこと。 2 気候などに順応すること。「土地気候に—したる従来の家畜」〈...
じゅん‐てき【準的】
まと。めあて。めど。標準。「府県は藩政の—にもなる可きを」〈新聞雑誌四〉
じゅん‐てん【順天】
《「易経」大有卦から》天の道に従って背かないこと。
じゅん‐てんちょう【準天頂】
天頂付近のこと。→準天頂軌道 →準天頂衛星 →準天頂衛星システム
じゅんてんちょう‐えいせい【準天頂衛星】
準天頂軌道をとる人工衛星。地球上のある地点から見ると、天頂付近に長時間とどまって見える。→準天頂衛星システム
じゅんてんちょうえいせい‐システム【準天頂衛星システム】
準天頂軌道をとる複数の人工衛星を協調して動作させる運用方式。衛星コンステレーションの一種。日本の緯度であれば、通常...
じゅんてんちょう‐きどう【準天頂軌道】
人工衛星がとる軌道の一。地球の自転と同じ周期で公転する同期軌道のうち、適切な軌道要素をもたせ、地上の一地点の天頂付...
じゅんてんどう‐だいがく【順天堂大学】
東京都文京区に本部がある私立大学。明治6年(1873)に佐藤尚中が東京下谷に開いた順天堂を起源とし、順天堂医学専門...
じゅんでい【准胝】
《(梵)caṇḍiの音写。清浄と訳す》「准胝観音」の略。
じゅんでい‐かんのん【准胝観音/准提観音】
六観音、または七観音の一。ふつうは三目一八臂(ぴ)の像に表す。除災・治病・延命・求児の諸願をかなえるという。
じゅんでい‐ほう【准胝法】
密教で、准胝観音を本尊として、除災・治病・延命・求児などを祈願する修法。
じゅん‐といや【準問屋】
自己の名をもって、他人のために物品の販売・買い入れ・物品運送以外の行為をすることを業とする者。例えば、出版・広告・...
じゅん‐とう【閏統】
正統でない系統、また血筋。
じゅん‐とう【順当】
[名・形動]順序や道理のうえからみて適当であること。また、そのさま。「—な判定」「—に勝ち進む」
じゅん‐とうし【純投資】
1 株式の配当や値上がりによる利益を目的とした投資。→政策投資 2 生産設備等の取得に要した経費から資本の減耗分を...
じゅん‐とく【順徳】
1 道理に従う徳。 2 徳に従ってすなおなこと。
じゅんとくいんぎょしゅう【順徳院御集】
第84代天皇、順徳天皇の歌集。鎌倉前期の成立。紫禁和歌草。
じゅんとく‐てんのう【順徳天皇】
[1197〜1242]第84代天皇。在位1210〜1221。後鳥羽天皇の第3皇子。名は守成(もりなり)。承久の乱に...