じょう‐にん【浄人】
在俗のままで寺に住み、僧たちに仕える者。また、寺で働く人。
じょう‐にん【常人】
⇒じょうじん(常人)
じょう‐にん【常任】
いつもその任務に就いていること。「—指揮者」
じょう‐にん【情人】
⇒じょうじん(情人) [補説]書名別項。→情人
じょうにん【情人】
北原武夫の小説集。昭和47年(1972)刊。「霧雨」と「黄昏」の2部からなる。酒場で知り合った若い女性にのめりこん...
じょうにん‐いいん【常任委員】
1 常にその任務を担当する委員。「生徒会の—」 2 国会の常任委員会に所属する委員。政党各会派の議員数によって割り...
じょうにん‐いいんかい【常任委員会】
常時設置されている委員会。特に国会の衆・参両議院に置かれる常設の委員会。本会議で審議する案件の予備審査を行うための...
じょうにん‐りじこく【常任理事国】
国際連合の安全保障理事会の理事国の地位を恒久的に有する国。米国・英国・ロシア・フランス・中国の5か国。安全保障理事...
じょうねい‐でん【常寧殿】
平安京内裏十七殿の一。貞観殿の南、承香殿(しょうきょうでん)の北にあった。皇后・女御の居所で、五節舞(ごせちのまい...
じょう‐ねだん【定値段】
定められている売り値。定価(ていか)。「いや是は—でござりますさかい」〈滑・続膝栗毛・初〉
じょう‐ねつ【情熱】
ある物事に向かって気持ちが燃え立つこと。また、その気持ち。熱情。「研究に—を燃やす」「サッカーに—を傾ける」「—家」
じょう‐ねつ【蒸熱】
蒸し暑いこと。蒸暑。「時方に三月、—我が盛夏の如し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
じょうねつ‐てき【情熱的】
[形動]感情を激しく燃え上がらせるさま。「改革に—に取り組む」
じょうねつのじゅんれい【情熱の巡礼】
《原題、(フランス)Le Pèlerin passionné》モレアスの第3詩集。1891年刊行。本作の出版を祝う...
じょう‐ねん【情念】
感情が刺激されて生ずる想念。抑えがたい愛憎の感情。「—の炎を燃やす」
じょうねん‐だけ【常念岳】
長野県西部、飛騨山脈中部にある槍ヶ岳や穂高岳の前山をなす常念山脈の主峰。標高2857メートル。
じょう‐ねんぶつ【常念仏】
1 絶え間なく念仏を唱えること。また、その念仏。不断念仏。 2 一定の期間を定め、念仏法要を営むこと。また、その念...
じょう‐のう【上納】
[名](スル) 1 政府などに金品を納めること。「—金」 2 年貢米。年貢。
じょう‐のう【瓤嚢】
柑橘類の果実で、果肉の粒(砂瓤(さじょう))を包んでいる房のこと。
じょう‐の‐ざ【仗の座】
⇒陣(じん)の座
じょう‐の‐ゆみ【定の弓】
仏語。定(禅定)と慧(え)(智慧(ちえ))とを一対のものとして、慧の矢に対し、定を弓にたとえたもの。
じょう‐は【条播】
畑に平行なすじ状の畝を作り、そこに一定の間隔で種をまくこと。すじまき。
じょうは【紹巴】
⇒里村紹巴(さとむらじょうは)
じょう‐はく【上白】
1 上等の白米。「—の飯」 2 1でつくった上質の酒。 3 「上白糖」の略。
じょう‐はく【上膊】
上腕。⇔下膊(かはく)。
じょうはく‐こつ【上膊骨】
上腕骨の旧称。
じょう‐はくとう【上白糖】
上質の白砂糖。一般に白砂糖とよばれているもの。→三盆(さんぼん)
じょう‐はっさん【蒸発散】
土壌面からの水の蒸発と、植物からの水の発散。地上面からの大気中への水の移動をさす。
じょう‐はつ【蒸発】
[名](スル) 1 液体がその表面から気化する現象。「水分が—する」 2 人がいつの間にかその場からいなくなること...
じょうはつ【蒸発】
夏樹静子の長編推理小説。副題「ある愛の終わり」。昭和47年(1972)刊行。翌年、第26回日本推理作家協会賞を受賞。
じょうはつ‐あつりょく【蒸発圧力】
冷凍機やヒートポンプを構成する蒸発器の内部で、液体状の冷媒が気化するときの圧力。→凝縮圧力
じょうはつ‐がん【蒸発岩】
水の供給が限られる湖などが干上がり、水に溶けていた物質が濃縮・析出してできる堆積岩。岩塩、石膏、塩化マグネシウムな...
じょうはつ‐き【蒸発器】
種々の水溶液から水分を気化して除去する装置。 2 冷凍冷蔵機器・空調機器・ヒートポンプなどを構成する主要な熱交換器...
じょうはつ‐ぎり【蒸発霧】
⇒蒸気霧(じょうきぎり)
じょうはつ‐けい【蒸発計】
水の蒸発量を測定する気象観測用の装置。円筒容器内の水位の変化を測定して蒸発量を求める。
じょうはつ‐ざら【蒸発皿】
化学実験で、溶液を加熱濃縮または蒸発乾固させるのに用いる浅い皿。磁製のほか金属製・ガラス製・石英製などがある。
じょうはつ‐ざんりゅうがん【蒸発残留岩】
⇒蒸発岩
じょうはつ‐ねつ【蒸発熱】
⇒気化熱(きかねつ)
じょうはつ‐りょう【蒸発量】
蒸発する液体の量。
じょうはな【城端】
富山県南砺(なんと)市の地名。砺波(となみ)平野の南端にあり、JR城端線の終点。善徳寺の門前町として発達。
じょう‐はなうるし【上花漆】
上等な花漆。生漆(きうるし)にまぜる油に黒漆油を用いたもの。
じょう‐はり【情張り】
[名・形動]《「じょうばり」とも》強情を張ること。また、そのさまやその人。意地っ張り。情ごわ。「—なやつ」「—者」
じょう‐はり【浄玻璃】
1 曇りなく透き通った水晶またはガラス。 2 「浄玻璃の鏡」の略。
じょうはり‐の‐かがみ【浄玻璃の鏡】
仏語。地獄の閻魔(えんま)の庁にあって、死者の生前の善悪の行為を映し出すという鏡。転じて、鋭い眼識。「大蔵のお局さ...
情張(じょうは)りは棒(ぼう)の下(した)
強情を張る者は人に棒で打たれるような目にあいやすいということで、素直にするほうが得であるというたとえ。
じょう‐はん【上半】
ある物を二つに分けたときの、上半分、または、前半分。「—部」⇔下半(かはん)。
じょう‐はん【上阪】
[名](スル)地方から大阪に行くこと。「商用で—する」
じょうはん‐かく【上反角】
飛行機の翼の、翼端にいくに従い水平面から上方に上がっている角度。横揺れ安定性を向上させ、自動的に水平姿勢に戻す作用...
じょう‐はんしん【上半身】
からだの、腰から上の部分。かみはんしん。⇔下半身(かはんしん)。
ジョウハール
⇒ジョハール