せっしょく‐でんいさ【接触電位差】
2種の導体を接触させたとき、トンネル効果により電子の移動が起こることによって二つの導体間に生じる電位差。
せっしょく‐でんき【接触電気】
異種の物質を接触させてから引き離すと、それぞれが正・負反対に帯電して生じる電気。
せっしょく‐はんのう【接触反応】
液体や気体と固体との接触面、すなわち不均一相の界面で進行する触媒反応。
せっしょく‐ひふえん【接触皮膚炎】
外部から接触した物質による化学的な刺激やアレルギー反応による皮膚炎の総称。かぶれ。接触性皮膚炎。
せっしょく‐ぶんかい【接触分解】
軽油や重油を、触媒を用いて加熱分解し、高オクタン価のガソリンを製造すること。クラッキング。
せっしょく‐へんせいがん【接触変成岩】
接触変成作用を受けてできる変成岩。ホルンフェルスなど。熱変成岩。
せっしょく‐へんせいさよう【接触変成作用】
岩石中にマグマが貫入すると、接触部の温度が上昇し、鉱物組成や岩石の組織が変わること。熱変成作用。
せっしょく‐へんせいたい【接触変成帯】
貫入したマグマによって接触変成作用を受けた範囲。
せっしょく‐ほう【接触法】
一般に、触媒を用いる合成法。ふつうは固体触媒を用いる硫酸の工業的製法をさす。触媒に酸化バナジウムを用いて二酸化硫黄...
セッション
1 議会・会議などの会期。開会している期間。 2 ⇒ジャムセッション 3 ⇒ビジット2 4 コンピューターのシステ...
セッション‐アット‐ワンス
CD-RやCD-RWにデータを書き込む際、セッションという単位で書き込む方式のこと。追記も可能。SAO。
セッション‐かぎ【セッション鍵】
《session key》コンピューターで、暗号化と復号に、ある一定時間だけ有効な使い捨ての暗号鍵を用いる方式。セ...
セッションかくりつ‐プロトコル【セッション確立プロトコル】
⇒シップ(SIP)
セッション‐キー
⇒セッション鍵
セッション‐タイムアウト
コンピューターシステムやネットワークにおいて、一定時間、操作がなかった場合に処理または接続を終了すること。
セッション‐ハイジャック
《session hijackingから》コンピューターのシステムやネットワークへのセッションを不正アクセスによっ...
せっ‐しん【切診】
漢方で、触診のこと。
せっ‐しん【接心/摂心】
1 心が外界の事物に触れて感ずること。 2 仏語。 ㋐精神を集中し、乱さないこと。 ㋑禅門で一定の期間、座禅をすること。
せっ‐すい【節水】
[名](スル)水をむだに使わないようにすること。「夏の間—する」
せっ・する【接する】
[動サ変][文]せっ・す[サ変] 1 ひと続きにつながる。また、つないでひと続きにする。「川に—・する住宅地」「上...
せっ・する【摂する】
[動サ変][文]せっ・す[サ変] 1 職務などを代わって行う。代理をする。また、兼務する。「幼稚なる故松平確堂に命...
せっ・する【節する】
[動サ変][文]せっ・す[サ変] 1 限度を越えないようにする。控えめにする。「飲食を—・する」 2 むだを省いて...
せっせ
[副]わきめもふらず、熱心に物事をするさま。「—と通う」「—と働く」
せっ‐せい【摂生】
[名](スル)飲食などを慎み、健康に注意すること。養生。「医者の注意を守り—する」
せっ‐せい【節制】
[名](スル) 1 度を越さないよう控えめにすること。ほどよくすること。「喫煙を—する」 2 規律正しく統制のとれ...
せっ‐せい【拙生】
[代]一人称の人代名詞。男子が自分をへりくだっていう語。多く書簡文に用いる。小生。愚生。
せっせっせ
女児の遊戯の一。二人が向かい合い、歌をうたいながら互いに手のひらを打ち合わせることを繰り返すもの。
せっ‐せん【折線】
⇒折れ線
せっ‐せん【拙戦】
へたな戦いやつまらない試合。
せっ‐せん【接戦】
[名](スル) 1 力量が同じ程度でなかなか決着のつかない勝負。「—が続く」 2 敵と味方が接近して戦うこと。 3...
せっ‐せん【接線/切線】
曲線上の二点P・Qを結ぶ直線があるとき、Qを限りなくPに近づけたときの極限の直線を、この曲線の点Pにおける接線とい...
せっ‐せん【雪山】
ヒマラヤ山脈の異称。
せっ‐せん【雪線】
降った雪が一年じゅう消えない地域の下限を連ねた線。
せっ‐せん【節線】
定常波などで、振幅が零または極小のところを節(ふし)または節(せつ)といい、これを結んでできる線。弦の振動では点、...
せっ‐せん【接栓】
ケーブルの接続などに用いられる端子またはコネクター。
せっせん‐おうりょく【接線応力】
⇒ずれ応力
せっせん‐かそくど【接線加速度】
質点の加速度をその軌道の接線方向に分解した成分。速さをvとすると、大きさは時間による変化率dv/dtで表される。→...
せっせん‐げ【雪山偈】
⇒諸行無常偈(しょぎょうむじょうげ)
せっ‐そう【拙走】
球技で、まずい走り方。
せっ‐そう【節奏】
リズム。律動。「岸打つ潮に自然の—を聞く」〈鴎外訳・即興詩人〉
せっ‐そう【節操】
節義を堅く守って変えないこと。自分の信じる主義・主張などを守りとおすこと。みさお。「—を貫く」「—がない」
せっ‐そう【切創】
刃物やガラスの破片などで切ってできた傷。切り傷。
せっ‐そう【拙僧】
[代]一人称の人代名詞。僧が自分をへりくだっていう語。愚僧。
せっそ‐きょう【接岨峡】
静岡県中部、大井川上流にある峡谷。接岨湖(長島ダム)から井川ダムにかけて約13キロメートルにわたって続く渓谷。大井...
せっ‐そく【拙速】
[名・形動]できはよくないが、仕事が早いこと。また、そのさま。「—に事を運ぶ」⇔巧遅(こうち)。
せっそく‐さらい【接足作礼】
⇒五体投地(ごたいとうち)
せっそく‐どうぶつ【節足動物】
動物界の一門。体はクチクラの外骨格に覆われ、成長にともなって脱皮をする。体節に分かれ、頭・胸・腹部があり、各節に付...
せっ‐そん【折損】
[名](スル)折れて壊れること。「レールが—する」
せっそん【雪村】
[1504〜?]室町後期の画僧。常陸(ひたち)の人。諱(いみな)は周継。号、鶴船・舟居斎。雪舟に私淑。関東・東北地...
せっそん‐ゆうばい【雪村友梅】
[1290〜1347]鎌倉末期から南北朝時代の臨済宗の僧。越後の人。一山一寧(いっさんいちねい)に参禅。元に渡り、...