せんじ‐ふっきゅう【戦時復仇】
戦時において、交戦国の一方が戦時国際法に違反する行為をなした場合に、他方が報復として行う同程度の違反行為。適法とされる。
せんじ‐へんせい【戦時編制】
戦時の状況に適応した陸海空軍部隊の編制。⇔平時編制。
せんじ‐ます【宣旨枡】
延久4年(1072)後三条天皇の宣旨によって定められた枡。鎌倉時代まで公的に通用。1升が現在の約6合7勺にあたる。...
せんじ‐もの【煎じ物】
薬草などを煎じた飲み物、また、煎じて薬用とするもの。
せんじもん【千字文】
中国、梁(りょう)の周興嗣(しゅうこうし)が武帝の命により、文字習得のための教材として編んだ字種の異なる一千字の韻...
せん‐じゃ【千社】
千の神社。また、多くのやしろ。
せん‐じゃ【撰者】
1 作品を選び集めて歌集・句集などを編集する人。編者。「古今集の—」 2 書物や文章を撰述した人。古い文献について...
せん‐じゃ【選者】
多くの作品の中からすぐれたものを選ぶ役目の人。「—評」
せん‐じゃく【孱弱】
[名・形動]弱々しいこと。かよわいこと。また、そのさま。「何処か—な処があって、婦人の手蹟の様に見え」〈鉄腸・雪中梅〉
せん‐じゃく【選択】
⇒せんちゃく(選択)
せん‐じゃく【繊弱】
[名・形動][文][ナリ]弱々しいこと。また、そのさま。ひよわ。「存外神経の—な彼が」〈芥川・枯野抄〉
ぜん‐じゃく【染着】
[名](スル)《「せんじゃく」とも》仏語。心が物事に執着して離れないこと。
せんじゃくしゅう【選択集】
⇒せんちゃくしゅう(選択集)
せんじゃ‐まいり【千社参り】
数多くの神社を巡拝して歩く風習。寺院に対しても行われ、江戸時代に流行した。千社詣で。
せんじゃ‐もうで【千社詣で】
⇒千社参り
せん‐じゅ【千手】
1 千本の手。非常に多くの手。 2 「千手法」の略。 3 「千手陀羅尼(だらに)」の略。 「千手観音」の略。 [...
せんじゅ【千手】
平家物語に登場する遊女。駿河国手越(てごし)の長者の娘。鎌倉に捕らえられた平重衡(たいらのしげひら)の寵愛を受け、...
せんじゅ【千住】
東京都の地名。足立区南部(北千住)から荒川区東部(南千住)にかけて。もと奥州街道の第一宿。
せん‐じゅ【先儒】
昔の儒者。前代の儒者。
せん‐じゅ【専修】
仏語。他の行を修めることなく、ひたすら特定の行を修すること。⇔雑修(ざっしゅ)。
せんじゅいん‐もの【千手院物】
大和の刀工の一派、千手院派が鍛えた刀。反りが高く、鎬(しのぎ)の広いことが特徴。千手院。
せん‐じゅう【先住】
1 その場所に先に住んでいたこと。また、その人。「—者」 2 先代の住職。「—が一向お構いなさらんお方だったので」...
せん‐じゅう【専従】
[名](スル)その仕事だけに従事すること。また、その人。「農業に—する」「組合—者」
せん‐じゅう【煎汁】
煮出した汁。煎じ汁。
せんじゅうしゃ‐こうじょ【専従者控除】
個人事業者と生計を同じにする配偶者その他の親族がもっぱらその事業に従事した場合、事業者の所得から一定の金額を控除す...
せんじゅうしょう【撰集抄】
鎌倉時代の仏教説話集。9巻。西行述作と伝えられてきたが、著者未詳。文永年間(1264〜1275)ごろまでに成立。神...
せんじゅう‐みん【先住民】
ある民族・種族より前にその土地に住んでいた民族・種族。
せんじゅう‐みんぞく【先住民族】
「先住民」に同じ。
せんじゅうみんぞく‐サミット【先住民族サミット】
世界各地から先住民族の代表が集まり、先住民族の権利や文化の保護について話し合い、各国政府に提言を行う会議。2007...
せんじゅ‐かんのん【千手観音】
《「千手千眼観世音」の略》六観音・七観音の一。衆生(しゅじょう)をあまねく済度(さいど)する大願を千本の手に表す観...
せんじゅ‐じ【専修寺】
三重県津市一身田町にある真宗高田派の本山。山号は高田山。10世真慧(しんえ)が寛正6年(1465)の寺基を現在地に...
せんじゅじ‐は【専修寺派】
真宗十派の一、高田派の旧称。
せんじゅ‐だらに【千手陀羅尼】
千手観音の功徳(くどく)を説いた経。千手経。
せん‐じゅつ【仙術】
仙人の行う術。また、仙人になる目的で行う術。不老不死・羽化登仙の術に到達するのを理想とする神仙の方術。仙方。
せん‐じゅつ【占術】
自然現象や人為現象の観察によって、将来の出来事や運命を判断したり予知したりしようとする方術。うらない。占(うら)。...
せん‐じゅつ【先述】
[名](スル)「前述」に同じ。
せん‐じゅつ【戦術】
1 戦いに勝つための個々の具体的な方法。→戦略 2 ある目的を達成するための具体的な方法・手段。「賃金闘争の—を練...
せん‐じゅつ【撰述】
[名](スル)書物をあらわすこと。述作。著述。「数点の専門書を—する」
せんじゅつ‐か【戦術家】
戦術にすぐれた人。
せんじゅつ‐かく【戦術核】
「戦術核兵器」の略。
せんじゅつ‐かくへいき【戦術核兵器】
戦場において、敵軍の部隊や陣地などの軍事目標を攻撃する核兵器。戦術核。→戦略核兵器
せんじゅつ‐データリンク【戦術データリンク】
軍隊の作戦行動を支援する無線データ通信システムの総称。敵味方の位置確認・識別や、交戦状況・敵目標物の状態・装備など...
せんじゅつ‐へいき【戦術兵器】
戦場で戦闘作戦を遂行するために使用される兵器。→戦略兵器
せんじゅ‐ねんぶつ【専修念仏】
仏語。他の行をせず、ただひたすら念仏だけを唱えること。
せんじゅ‐の‐ちかい【千手の誓い】
観世音が千手・千眼を身に備え、衆生を救おうと立てた誓い。
せんじゅはなまちよりちょうぼうのふじ【従千住花街眺望ノ不二】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品。当初企画された36作に追加して摺られた10作のひとつ。日光...
せんじゅ‐ほう【千手法】
密教で、千手観音を本尊として行う修法(しゅほう)。
せんじゅん【専順】
[1411〜1476]室町中期の連歌師。京都六角堂頂法寺の僧で、宗祇(そうぎ)の師といわれる。「新撰菟玖波集」に1...
せん‐じゅんい【先順位】
順序が他より先であること。特に、遺産や抵当権などを受け取る順位が先であること。
せん‐じょ【仙女】
⇒せんにょ(仙女)