せんだら【旃陀羅】
《(梵)caṇḍālaの音写》インドで、四姓外の、最下級とされた階級。狩猟・と畜などを生業とした。
せん‐だん【占断】
[名](スル) 1 うらないによって物事を判断すること。 2 ことごとく占有すること。「断髪連中観棚(さじき)を—...
せん‐だん【専断/擅断】
[名・形動](スル)自分だけの考えで勝手に物事を決めて行うこと。また、そのさま。「—の処置」「—して取引に失敗する」
せん‐だん【栴檀/楝】
1 センダン科の落葉高木。暖地に自生する。樹皮は松に似て暗褐色。葉は羽状複葉で縁にぎざぎざがあり、互生する。初夏に...
せん‐だん【剪断】
[名](スル) 1 断ち切ること。「綱を—する」 2 物体内部のある面に沿って両側部分を互いにずれさせるような作用。
せん‐だん【船団】
同じ目的をもって行動する船の集団。「—を組む」「北洋サケマス—」
せんだん‐おうりょく【剪断応力】
⇒ずれ応力
せんだん‐きょうど【剪断強度】
素材や構造物などが、剪断に耐える限界の強度。→引っ張り強度
せんだん‐ぐさ【栴檀草】
キク科の一年草。暖地のやや湿った場所に生え、高さ0.5〜1メートル。葉はセンダンに似て羽状に裂ける。秋、黄色い花を...
せんだん‐こう【栴檀講】
滋賀県の園城寺で行われる法会の一。子供の健康を祈願するもの。千団子祭。《季 夏》
せんだん‐そう【剪断層】
接線方向の流速が異なる二つの流体が接しているときにできる層。流体中に流線型でない物体を置いたとき、物体後方とその周...
せんだん‐だんせいけいすう【剪断弾性係数】
⇒剛性率
せんだん‐だんせいりつ【剪断弾性率】
⇒剛性率
せんだん‐の‐いた【栴檀の板】
大鎧(おおよろい)の付属具。右の肩から胸にかけてつけ、胸板の右の隅のすきまをおおう札(さね)仕立ての板。高紐(たか...
栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より芳(かんば)し
白檀(びゃくだん)は発芽のころから香気を放つ。大成する人は幼少のときからすぐれているというたとえ。
せんだん‐まき【千段巻(き)】
1 槍や薙刀(なぎなた)の茎(なかご)が入る部分を籐(とう)や麻苧(あさお)ですきまなく巻き、漆で塗り固めたもの。...
センダー‐アイディー【センダーID】
《Sender ID》電子メールの送信ドメイン認証の一。SPFとマイクロソフト社のメール認証技術を組み合わせたもの。
せん‐ち【先知】
[名](スル) 1 前もって知ること。また、衆人に先んじて道を覚知すること。また、その人。「今日の事を—すべくして...
せん‐ち【泉地】
砂漠で泉のわく所。オアシス。
せん‐ち【浅知/浅智】
浅薄な知恵。「短才—」
せんち【雪隠】
「せっちん(雪隠)」の音変化。
せん‐ち【戦地】
戦争の行われている土地。また、出征地。戦場。「—へ赴く」
センチ
1 《(ラテン)centum(百の意)から》国際単位系(SI)で、単位の上に付けて、100分の1(10−2)を表す語...
センチ
[形動]「センチメンタル」の略。「—な気分」
センチグラム【甅】
メートル法の重さの補助単位。1センチグラムは1グラムの100分の1。記号 cg
センチグレード
100等分された目盛りの単位。
せんちこうこう‐せつ【先知後行説】
朱子学で、人間の知(知識)と行(実践)の関係は、先後からいえば知を先とし、軽重からいえば行を重とする説。→知行合一...
せんち‐こがね【雪隠金亀子】
甲虫目センチコガネ科の昆虫。体は丸く、藍紫色の光沢がある。獣糞に集まり、雌は掘った穴に糞を詰めて産卵する。
センテナリアン
《「センチナリアン」とも》100歳以上の人。百寿者。→スーパーセンテナリアン
センチネル‐リンパせつ【センチネルリンパ節】
癌(がん)の原発巣から出たリンパ液が、はじめに流れ込むリンパ節のこと。最初に転移するリンパ節となるため、切除範囲を...
センチ‐は【センチ波】
波長が1〜10センチ程度、周波数3〜30ギガヘルツの電波。衛星通信・衛星放送・テレビ中継などに利用。センチメートル...
センチメンタリスト
感傷にふけりやすい人。
センチメンタリズム
1 いたずらに感傷におぼれる心理的傾向・態度。 2 18世紀後半のヨーロッパにおける文芸上の傾向。理性や意志よりも...
センチメンタル
[形動]感じやすく涙もろいさま。感傷的。「—な手紙」
センチメンタルジャーニー【センチメンタル・ジャーニイ/感傷旅行】
田辺聖子の短編小説。昭和38年(1963)同人誌「航路」に発表、第50回芥川賞受賞。同作を表題作とする作品集は昭和...
センチメンタル‐ジャーニー
《原題A Sentimental Journey through France and Italy, by Mr....
センチメント
情緒。感情。また、感傷。「政治に対する国民の—」
センチメートル【糎】
メートル法の長さの補助単位。1センチメートルは1メートルの100分の1。記号cm センチメーター。
センチメートル‐は【センチメートル波】
⇒センチ波
センチメートル‐まいびょう【センチメートル毎秒】
CGS単位系における速度(速さ)の単位。1秒間に進む距離(センチメートル)で定義される。記号cm/s
センチモルガン
《centimorgan》⇒モルガン
せん‐ちゃ【煎茶】
1 緑茶の一種。茶葉の新芽を製したもの。 2 葉茶を煎じて飲むこと。また、その煎じ出した茶。
せんちゃ‐いろ【煎茶色】
薄い赤紫色。
せん‐ちゃく【先着】
[名](スル) 1 先に到着すること。「荷物が—する」「—順」 2 囲碁で、手順として先に打つこと。また、互いの要...
せん‐ちゃく【選択】
仏語。一定の立場のもとに不要なものを捨て、必要なもの、正しいものを選び取ること。 [補説]浄土宗では「せんちゃく」...
せんちゃくしゅう【選択集】
「選択本願念仏集(せんちゃくほんがんねんぶつしゅう)」の略。
せんちゃく‐ほんがん【選択本願】
仏語。阿弥陀仏が法蔵菩薩(ぼさつ)であったとき、諸仏の立てた誓いの中から最もすぐれたものとして選び取った四十八の誓...
せんちゃくほんがんねんぶつしゅう【選択本願念仏集】
鎌倉時代の仏教書。浄土宗の根本聖典。2巻。法然著。建久9年(1198)完成。関白九条兼実の要望により、往生の業因は...
せんちゃ‐しき【煎茶式】
煎茶をいれる作法。江戸中期、抹茶の作法に準じて作られた。
せんちゃ‐どう【煎茶道】
(抹茶を味わう茶道に対し)煎茶の味を楽しむ茶道。独自の道具と作法がある。江戸時代、黄檗宗の僧隠元が始め、売茶翁(ば...