たかくら‐の【高座の】
[枕]高座の上に御蓋(みかさ)がつるされるところから、「みかさ」にかかる。「—三笠(みかさ)の山に鳴く鳥のやめば継...
たかくら‐りゅう【高倉流】
衣紋(えもん)の流派。室町時代から高倉家がその流儀によって公家の装束の着付けに携わり、のちに公家・武家の装束調進に...
たかくわ‐らんこう【高桑闌更】
[1726〜1798]江戸中期の俳人。加賀の人。名は忠保または正保。蕉風の復興に努め、天明の俳諧中興に貢献。編著「...
たか‐ぐもり【高曇(り)】
空の高いところに一面に雲がかかって、曇っていること。雲量が9以上で、高層雲・高積雲が他の雲よりも多い場合をいったが...
たか‐げた【高下駄】
歯の高い下駄。歯は差し歯で、磨り減ると差し替える。→足駄(あしだ)
たか‐ことば【鷹詞】
タカを使う人が用いる特殊な言葉。近世に、公家や武家の間で流行した。タカが身振いすることを「たぶるい」という類。
たか‐ごえ【高声】
張り上げた声。大声。「—を出す」「—でわめき立てる」
たか‐ごし【高腰】
腰を高くして、からだをかがめないこと。
高腰(たかごし)を掛(か)・く
いばって腰掛ける。傲慢(ごうまん)な態度をとる。「某に一礼もぬかさいで、—・けて」〈虎明狂・犬山伏〉
たか‐さ【高さ】
1 高いこと。また、その度合い。「—を測る」「天井の—まで積み上げる」 2 図形の上下の長さ。三角形の頂点から底辺...
たかさ‐アクセント【高さアクセント】
《pitch accent》日本語などにみられる、音の高低を主としたアクセント。高低アクセント。→強さアクセント
たかさき【高崎】
群馬県南部の市。中山道の宿場町。今も鉄道交通の要地。井伊直政(いいなおまさ)が和田城を高崎城と名づけて以来の名。商...
たかさき‐けいざいだいがく【高崎経済大学】
群馬県高崎市にある市立大学。昭和27年(1952)設置の市立短期大学を母体に、昭和32年(1957)4年制大学とし...
たかさき‐けんこうふくしだいがく【高崎健康福祉大学】
群馬県高崎市にある私立大学。平成13年(2001)の開設。平成17年(2005)に大学院を設置した。
たかさき‐し【高崎市】
⇒高崎
たかさき‐しょうかだいがく【高崎商科大学】
群馬県高崎市にある私立大学。平成13年(2001)の開設。商学部の単科大学。平成18年(2006)大学院を設置。
たかさき‐せん【高崎線】
大宮と高崎とをつなぐJR線。信越・上越方面に向かう列車はすべて経由。全長74.7キロ。
たかさき‐たつのすけ【高碕達之助】
[1885〜1964]政治家・実業家。大阪の生まれ。大正6年(1917)東洋製缶を設立。昭和17年(1942)満州...
たかさき‐たび【高崎足袋】
江戸中期、高崎で作られた足袋。木綿の地に木綿糸で刺し縫いをし、足首の部分の高さがやや低いもの。
たかさき‐まさかぜ【高崎正風】
[1836〜1912]歌人。薩摩(さつま)の生まれ。桂園(けいえん)派の八田知紀(はったとものり)に師事。御歌所所...
たかさき‐やま【高崎山】
大分市西部、別府湾に臨む山。標高628メートル。ニホンザルの群棲は日本最大で天然記念物。
たかさ‐ゲージ【高さゲージ】
機械加工の際に、工作物の高さの測定や罫書(けが)きに用いる測定器。ハイトゲージ。
たかさご【高砂】
兵庫県南部の市。加古川河口にあり、播磨灘(はりまなだ)に面する。重化学工業が盛ん。人口9.4万(2010)。→高砂...
たか‐さご【高砂】
1 フエダイ科の海水魚。全長約30センチ。体は長楕円形で、青みがかった背に2本の黄色縦帯がある。本州南部・東南アジ...
たかさご‐し【高砂市】
⇒高砂
たかさご‐じんじゃ【高砂神社】
兵庫県高砂市にある神社。祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)・櫛名田比売命(くしなだひめのみこと)・大己貴命(おお...
たかさご‐そう【高砂草】
キク科の多年草。日当たりのよい野原に生え、高さ約30センチ。葉は羽状に裂け、初夏、周囲が淡紫色で中央が白色の花を開く。
たかさご‐ぞく【高砂族】
台湾に住む高山族に対する日本統治期の呼称。
たかさご‐だい【高砂台】
州浜(すはま)形の台に相生(あいおい)の松を立て、その下に尉(じょう)と姥(うば)の人形を立てた飾り物。
たかさご‐の【高砂の】
[枕]高砂の地が松と尾上(おのえ)の鐘で名高いところから、「まつ」「尾上」にかかる。「—まつといひつつ年を経て変は...
たかさご‐の‐まつ【高砂の松】
兵庫県高砂市、高砂神社境内にある、黒松と赤松とが基部で合した相生(あいおい)の松。現在のものは5代目。
たかさご‐ゆり【高砂百合】
ユリ科の多年草。葉は線形で、密に互生。夏、テッポウユリに似た白い花をつける。種子から容易に発芽し、観賞用。台湾の原産。
たかさしね‐ちゅうもん【高指(し)値注文】
株や商品取引などで、顧客が、高い値を指定して買い注文をすること。短期売買で相場全体が上昇しているような場合、指し値...
たかさぶ‐りゅうたつ【高三隆達】
[1527〜1611]室町末期・安土桃山時代の日蓮宗の僧。堺の人。日本に渡来した宋人の子孫で、書道・連歌・音曲など...
たかさぶろう
キク科の一年草。あぜ道などに生え、高さ約30センチ。葉や茎に毛があってざらつく。夏、中央が淡緑色で周囲が白色の花を開く。
たか‐さん【多化蚕】
1年に数回孵化(ふか)し、世代を繰り返す蚕。ふつう3回以上のものをいう。
たか‐し【鷹師】
1 「鷹匠(たかじょう)1」に同じ。 2 もと宮内省式部職に属し、鷹狩りをつかさどった職員。
たか‐しお【高潮】
台風通過による強風や気圧の変化により、海水面が異常に高まる現象。風津波。暴風津波。《季 秋》「—ののちの青海舟大工...
たかしお‐とくべつけいほう【高潮特別警報】
特別警報の一。数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により、高潮になると予想される場合に発表される。
たか‐し・く【高敷く】
[動カ四]りっぱに治める。たかしる。「やすみしし我がおほきみの—・かすやまとの国は」〈万・一〇四七〉
たか‐しこ【竹矢籠】
竹筒で作った矢の容器。「—かき負ひて、真弓うちかたげて」〈著聞集・一二〉
たかし‐こぞう【高師小僧】
地下水の鉄分が植物体のまわりに沈殿してできた管状の褐鉄鉱の団塊。愛知県豊橋市南部の高師原に産するものが有名。
たかしな【高階】
姓氏の一。 [補説]「高階」姓の人物高階栄子(たかしなえいし)高階隆兼(たかしなたかかね)
たかしな‐えいし【高階栄子】
丹後局(たんごのつぼね)の本名。
たかしな‐たかかね【高階隆兼】
鎌倉後期の絵師。絵所預(えどころあずかり)。大和絵技法の完成者とされる。「春日権現(かすがごんげん)験記絵巻」「春...
たかし‐の‐はま【高師の浜】
大阪府高石市の大阪湾に面する海岸。かつて白砂青松の景勝地として知られた。高師の浦。[歌枕]「沖つ波—の浜松の名にこ...
たかしま【高島】
滋賀県北西部にある市。近畿中心部と北陸を結ぶ西近江路、若狭路が縦貫する。平成17年(2005)1月にマキノ町、今津...
たかしま【高島】
姓氏の一。 [補説]「高島」姓の人物高島嘉右衛門(たかしまかえもん)高島秋帆(たかしましゅうはん)高島米峰(たかし...
たか‐しま【鷹島】
長崎県北部、伊万里湾口にある島。松浦市に属する。付近には元寇の古跡が多い。
たかしま【高島】
長崎県西彼杵(にしそのぎ)郡にあった町。高島・中ノ島・端(は)島からなり、海底炭田で知られた。平成17年(2005...