たか‐なり【高鳴り】
1 高らかに鳴り響くこと。また、その音。 2 興奮して胸がどきどきすること。
たか‐な・る【高鳴る】
[動ラ五(四)] 1 高らかに鳴り響く。「—・る声援」 2 動悸(どうき)が激しくなる。胸がどきどきする。「期待に...
たか‐なわ【高縄】
鳥を捕らえるために、縄に黐(もち)をつけて高く張っておくもの。
たかなわ【高輪】
東京都港区の地名。山の手台地にあり、住宅地。泉岳寺がある。
たかなわ‐はんとう【高縄半島】
愛媛県中央部、瀬戸内海に突き出た半島。大部分は500〜1000メートルの山地で、最高峰は東三方ヶ森(ひがしさんぽう...
たか‐に【高荷】
1 馬の背などに高く積み上げた荷物。 2 江戸時代、木綿反物などを高く積み重ねて背負い、市中を売り歩いた者。また、...
たかにく‐ぞうがん【高肉象眼】
象眼技法の一。はめ込むほうの金属面を地の面より浮き上がらせるもの。
たか‐にくぼり【高肉彫(り)】
1 彫金の技法の一。文様を高く浮き上がらせるもの。厚手の金属の地の部分を深く彫ったり、金属板を裏から打ち出して表か...
たか‐ね【高音】
1 鳥の鳴き声や音楽の調子の高いこと。「鶯の—」 2 高低2種の三味線の合奏で高い音のほう。上調子(うわぢょうし)...
たか‐ね【高値】
1 値段の高いこと。高い値段。⇔安値。 2 取引市場で、1日とか1か月といった一定期間のうちでついた最も高い値段。...
たか‐ね【高嶺/高根】
高い山。高い峰。「富士の—」
たかね‐おろし【高嶺颪】
高い山の上から吹きおろしてくる風。
たかね‐ざくら【高嶺桜】
ミネザクラの別名。
たかね‐つかみ【高値掴み】
相場がまだ上がると思って買ったところ、その直後に下がり、結果的に高い値段で買ってしまうこと。
たかね‐つめくさ【高嶺爪草】
ナデシコ科の多年草。高山に自生し、高さ4〜7センチ。葉は線形。夏、白い花を開く。
たかね‐なでしこ【高嶺撫子】
ナデシコ科の多年草。中部以北の高山帯の岩石地に自生し、高さ約20センチ。花は濃紅色の5弁花で、縁は細く深く裂けている。
たかね‐ななかまど【高嶺七竈】
バラ科の落葉低木。中部以北の山地に自生し、高さ約1メートル。葉は羽状複葉。7月ごろ、紅色がかった白い小花を多数つけ...
たかね‐の‐はな【高嶺の花】
遠くから見るだけで、手に入れることのできないもの、あこがれるだけで、自分にはほど遠いもののたとえ。
たかね‐ばら【高嶺薔薇】
バラ科の落葉低木。本州・四国の高山に自生。葉は羽状複葉。7月ごろ、淡紅色の花を開く。
たかね‐ひかげ【高嶺日陰蝶】
ジャノメチョウ科のチョウ。北アルプスの高山帯に分布。翅(はね)の開張約4センチ、淡褐色で褐色のすじがある。近縁のダ...
たかね‐びけ【高値引け】
取引市場で、終わり値がその日の最高の値段になること。⇔安値引け。
たが・ねる【綰ねる】
[動ナ下一][文]たが・ぬ[ナ下二]《「たかねる」とも》集めて一つにまとめる。たばねる。つかねる。「赤いハンケチを...
たか‐ねんぶつ【高念仏】
声を高く張り上げて念仏を唱えること。たかねぶつ。「阿弥陀仏、阿弥陀仏と—申して」〈盛衰記・一八〉
たかの【高野】
姓氏の一。 [補説]「高野」姓の人物高野岩三郎(たかのいわさぶろう)高野素十(たかのすじゅう)高野辰之(たかのたつ...
たか‐の【鷹野】
「鷹狩り」に同じ。「—を致いて、野駆けでござる」〈虎明狂・引敷聟〉
たかのいど【鷹の井戸】
《原題At the Hawk's Well》イェーツの戯曲。1916年、ロンドンのキュナード夫人邸にて初演。日本の...
たかの‐いわさぶろう【高野岩三郎】
[1871〜1949]統計学者・社会問題研究家。長崎の生まれ。房太郎の弟。大原社会問題研究所所長。第二次大戦後は、...
たかの‐がわ【高野川】
京都市内を流れる淀川水系の一。京都市左京区と滋賀県大津市との境にある途中越(とちゅうごえ)(標高370メートル)付...
たかのさと‐としひで【隆の里俊英】
[1952〜2011]力士。第59代横綱。青森県出身。本名、高谷俊英。優勝4回。引退後、年寄鳴戸。→第58代横綱千...
たかのす【鷹巣】
秋田県北秋田市の地名。奥羽本線と秋田内陸縦貫鉄道の分岐点で、米代(よねしろ)川流域の中心地。
たかの‐すじゅう【高野素十】
[1893〜1976]俳人。茨城の生まれ。本名、与巳(よしみ)。高浜虚子に師事し、「ホトトギス」で活躍。句集「初鴉...
たかのす‐ぼんち【鷹巣盆地】
秋田県北部にある盆地。米代(よねしろ)川中流と阿仁(あに)川沿いにあり、面積230平方キロメートル。段丘・台地が広がる。
たか‐のぞみ【高望み】
[名](スル)身分や能力以上の高い望みをもつこと。分不相応な望み。「—しないで分相応な生活を送る」
たかの‐たつゆき【高野辰之】
[1876〜1947]国文学者。長野の生まれ。東京音楽学校・大正大学教授。上田万年に師事。歌謡・演劇史を研究。著「...
たかの‐ちょうえい【高野長英】
[1804〜1850]江戸末期の蘭学者。陸奥(むつ)国水沢の人。名は譲(ゆずる)、のち長英。号、瑞皐(ずいこう)。...
たか‐の‐つめ【鷹の爪】
1 ウコギ科の落葉小高木。高さ3〜5メートル。夏、黄緑色の小花をつける。材は軟らかく、経木・箸などにする。いものき...
たか‐の‐は【鷹の羽】
1 鷹の尾の羽。矢羽に用いる。 2 紋所の名。鷹の羽とその斑紋をかたどったもの。「違い鷹の羽」「並び鷹の羽」など。...
たかのは‐だい【鷹の羽鯛】
スズキ目タカノハダイ科の海水魚。全長約40センチ。体は台形で側扁し、体側に9本の赤褐色の斜走帯がある。ひれは黄褐色...
たかのはな‐こうじ【貴乃花光司】
[1972〜 ]力士。第65代横綱。東京都出身。本名、花田光司。17歳2か月で十両昇進、19歳5か月で幕内優勝、2...
たかの‐ふさたろう【高野房太郎】
[1869〜1904]労働運動家。長崎の生まれ。岩三郎の兄。渡米して職工義友会を組織。ゴンパーズの知己を得、AFL...
たかのぶあそんしゅう【隆信朝臣集】
平安時代末期から鎌倉時代初期の歌人・宮廷画家で、正四位の貴族である藤原隆信の家集。
たかの‐らんてい【高野蘭亭】
[1704〜1757]江戸中期の漢詩人。江戸の人。名は惟馨。字(あざな)は子式。17歳で失明。荻生徂徠(おぎゅうそ...
たか‐は【鷹派】
相手と妥協せず、自分の主張を貫くために、強硬に事を運ぼうとする立場に立つ人。また、武力解決をしようとする強硬派。⇔...
鷹(たか)は餓(う)えても穂(ほ)を摘(つ)まず
鷹はどんなに飢えても穀物は食べない。高潔な人は、どんなに困っても、道理に合わない金品は受けないことのたとえ。
たかはぎ【高萩】
茨城県北東部の市。明治以後、常磐炭田の炭鉱町として発展。製材・製紙や肉牛飼育が盛ん。人口3.1万(2010)。
たかはぎ‐し【高萩市】
⇒高萩
たかはし【高梁】
岡山県西部、高梁川中流域にある市。もと板倉氏の城下町。臥牛(がぎゅう)山にある松山城は現存唯一の山城。旧称松山を明...
たか‐はし【高橋】
高くかけ渡した橋。「石上(いそのかみ)布留(ふる)の—高々に妹が待つらむ夜ぞふけにける」〈万・二九九七〉
たかはし【高橋】
姓氏の一。 [補説]「高橋」姓の人物高橋治(たかはしおさむ)高橋(たかはし)お伝(でん)高橋景保(たかはしかげやす...
たかはしうじぶみ【高橋氏文】
奈良時代の古記録。朝廷の内膳司に仕えた高橋氏が、安曇(あずみ)氏との勢力争いをめぐり、自家の優位を示すために延暦8...