たか‐み【高み】
周囲より高い場所。「—に立つ」
たか‐みえ【高見え】
実際は廉価だが、一見すると高価に見える物。
たか‐みくら【高御座】
1 大極殿(だいごくでん)または紫宸殿(ししんでん)の中央に設けられていた天皇の席。元旦・即位などの大儀のとき用い...
たかみ‐さんち【高見山地】
三重・奈良両県にまたがる山地。主峰高見山を中心に東西約40キロメートル、標高1000メートル前後の山が連なる。スギ...
たかみ‐じゅん【高見順】
[1907〜1965]小説家。福井の生まれ。本名、高間芳雄。プロレタリア文学運動に参加、検挙されて転向。鋭敏な感覚...
たか‐みず【高水】
川などの水かさが増えて水位が上がること。また、その水。増水。
たかみ‐せんせき【鷹見泉石】
[1785〜1858]江戸後期の武士・蘭学者。下総(しもうさ)の人。名は忠常。古河(こが)藩の家老で大塩平八郎の乱...
たかみね【高峰】
姓氏の一。 [補説]「高峰」姓の人物高峰譲吉(たかみねじょうきち)高峰秀子(たかみねひでこ)
たかみね‐こうげん【高峰高原】
長野・群馬の県境、浅間山の西方にある標高2106メートルの高峰山周辺の高原。車坂峠を中心とし、高峰温泉がある。
たかみね‐じょうきち【高峰譲吉】
[1854〜1922]応用化学者。富山の生まれ。英国留学後、和紙・製塩・酒造の研究に従事。渡米し、タカジアスターゼ...
たかみね‐ひでお【高嶺秀夫】
[1854〜1910]教育家。会津の生まれ。米国オスウィーゴ師範学校に留学。ペスタロッチ主義による開発教育を唱える...
たかみね‐ひでこ【高峰秀子】
[1924〜2010]映画女優。北海道の生まれ。本姓、松山。旧姓、平山。夫は映画監督の松山善三。5歳から子役として...
高(たか)みの見物(けんぶつ)
第三者の立場から、興味本位に物事の成り行きを傍観すること。
たかみむすひ‐の‐かみ【高皇産霊神/高御産巣日神】
日本神話で、天地開闢(かいびゃく)のとき、高天原(たかまがはら)に出現した神。天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)...
たかみや【高宮】
滋賀県中東部、彦根市の地名。もと中山道の宿場町として繁栄。
たかみや‐ぬの【高宮布】
彦根市高宮で産する麻織物。
たかみ‐やま【高見山】
三重県松阪市と奈良県吉野郡との境にある山。標高1248メートル。
たかみやま‐だいごろう【高見山大五郎】
[1944〜 ]力士。米国ハワイ州マウイ島出身。英語名、ジェシー=ジェームス=ワイラニ=クハウルア。本名、渡辺大五...
たか・む【高む】
[動マ下二]「たかめる」の文語形。
たかむこ‐の‐くろまろ【高向玄理】
[?〜654]飛鳥(あすか)時代の朝臣。渡来人の子孫。遣隋使小野妹子(おののいもこ)に随行。帰国後、僧旻(そうみん...
たか‐むしろ【竹莚/竹席/簟】
細く割った竹や籐(とう)で編んだむしろ。夏の敷物。《季 夏》「浴(ゆあみ)して且(かつ)うれしさよ—/召波」
たかむな【筍/笋】
⇒たかんな
たかんな【筍/笋】
《古くは「たかむな」とも表記》タケノコの古名。たこうな。「雪中の—、師走のやまももも」〈著聞集・一八〉
たか‐むなさか【高胸坂】
上を向いて寝ている胸を坂にたとえていう語。「天若日子が朝床にい寝し—にあたりて死にき」〈記・上〉
たか‐むら【竹叢/篁】
竹が群がって生えている所。たけやぶ。
たかむら【高村】
姓氏の一。 [補説]「高村」姓の人物高村薫(たかむらかおる)高村光雲(たかむらこううん)高村光太郎(たかむらこうた...
たかむら‐かおる【高村薫】
[1953〜 ]小説家。大阪の生まれ。本名、林みどり。リアリティーに満ちた社会派ミステリーで人気を集める。描写力の...
たかむら‐こううん【高村光雲】
[1852〜1934]彫刻家。江戸の生まれ。旧姓、中島。幼名、光蔵。仏師高村東雲の門人で、その姉の養子となり、高村...
たかむら‐こうたろう【高村光太郎】
[1883〜1956]詩人・彫刻家。東京の生まれ。光雲の子。欧米に留学。ロダンに傾倒。帰国後、「パンの会」に加わり...
たかむら‐ちえこ【高村智恵子】
[1886〜1938]洋画家・紙絵作家。福島の生まれ。夫は詩人・彫刻家の高村光太郎。雑誌「青鞜」の表紙絵などを描く...
たかむらものがたり【篁物語】
物語。1巻。作者未詳。成立年代については平安中期から鎌倉初期まで諸説ある。小野篁の生涯を描いた、2部からなる実録風...
たかむれ‐いつえ【高群逸枝】
[1894〜1964]女性史研究者。熊本の生まれ。昭和5年(1930)平塚らいてうと無産婦人芸術連盟を結成。のち、...
たか‐め【高め】
[名・形動] 1 位置がやや高いこと。また、そのさま。「内角—のボール」⇔低め。 2 値段が比較的高いこと。大きい...
たか・める【高める】
[動マ下一][文]たか・む[マ下二]程度の低いものを高くする。「評判を—・める」「声を—・める」⇔低める。
たか‐めん【高免】
江戸時代、年貢の賦課率が高いこと。⇔下免(げめん)。
たか‐もがり【竹虎落】
竹製のもがり。竹矢来。
たか‐もく【高目】
囲碁で、碁盤の隅の4線と5線の交点。
たか‐もく【鷹目】
鳥綱の一目。タカ・ハヤブサ・コンドル・ヘビクイワシ各科からなり、ミサゴ科をもうけることもある。全世界に分布し、ほと...
たかもち‐おう【高望王】
⇒平高望(たいらのたかもち)
たかもち‐びゃくしょう【高持百姓】
⇒本百姓(ほんびゃくしょう)
たか‐もも【高股】
ももの上の方。
たか‐ももだち【高股立ち】
袴(はかま)の股立ちを高く取り、活動しやすくすること。また、その姿。
たか‐もり【高盛(り)】
椀(わん)などに食物を高く盛ること。また、そのように盛ったもの。高盛り物。
たかもり【高森】
熊本県阿蘇郡、阿蘇山の南郷谷にある地名。
たかもり‐まち【高森町】
⇒高森
たか‐やか【高やか】
[形動ナリ] 1 物の丈や高さなどがいかにも高く感じられるさま。「—なる萩につけて」〈源・夕顔〉 2 声や音などが...
たか‐やく【高役】
江戸時代、石高に応じて賦課された臨時の夫役。金銭による代納も行われた。
たか‐やぐら【高櫓】
高く築いたやぐら。
たかやす【高安】
姓氏の一。 [補説]「高安」姓の人物高安月郊(たかやすげっこう)
たかやす‐げっこう【高安月郊】
[1869〜1944]詩人・劇作家・評論家。大阪の生まれ。本名、三郎。詩作のかたわら、イプセンの作品などを翻訳・紹...