とうまつ‐しょうめい【東松照明】
[1930〜2012]写真家。愛知の生まれ。本名、照明(てるあき)。社会派として、迫力のある表現で日本の戦後史を記...
とう‐まる【唐丸/鶤鶏】
1 ニワトリの一品種。長鳴き鶏(どり)の一。羽色は一般に黒色で、新潟県で作り出された。 2 「唐丸籠(かご)」の略。
とうまる‐おくり【唐丸送り】
江戸時代、罪人を唐丸籠(かご)に入れて護送すること。
とうまる‐かご【唐丸籠】
1 唐丸1を入れて飼う、円筒形の竹籠。 2 《形が1に似るところから》江戸時代、罪人を護送するのに用いる、上を網で...
とうまる‐やぶり【唐丸破り】
唐丸送りのかごを破って罪人が脱走したり、また、罪人を脱走させたりすること。また、その罪人。
とう‐まんじゅう【唐饅頭】
小麦粉に砂糖・鶏卵をまぜて作った皮であんを包み、円形または小判形に焼いた和菓子。
とう‐み【唐箕】
穀粒を選別する装置。箱形の胴につけた羽根車で風を起こし、その力を利用して秕(しいな)・籾殻(もみがら)・ごみなどを...
とうみ【東御】
長野県東部にある市。古くから名馬の産地として知られ、北国街道・海野(うんの)宿は江戸時代の面影を残す。平成16年(...
とうみ‐し【東御市】
⇒東御
とう‐みつ【東密】
空海の伝えた密教。真言宗をさす。京都の東寺(教王護国寺)に興ったのでこうよび、天台宗の台密に対していう。
とう‐みつ【糖蜜】
1 サトウキビなどを使って砂糖を製造するときに、糖液を蒸発・濃縮させて結晶を分離したあとに残る茶褐色の液体。砂糖製...
とう‐みつ【盗蜜】
昆虫や鳥が、植物の受粉を助けることなく、花蜜のみを掠(かす)め取ること。
とう‐みの【唐蓑】
肩にかけ背をおおう蓑。農作業のときなどに、日光や雨を防ぐために用いる。
とう‐みょう【灯明】
神仏に供えるともしび。昔は油を、今はろうそくなどを用いる。みあかし。
とう‐みょう【唐名】
「からな(唐名)2」に同じ。
とう‐みょう【豆苗】
エンドウの若芽。食用。中国料理に使われる。
とうみょうじ‐なわて【灯明寺畷】
延元3=暦応元年(1338)新田義貞が戦死した古戦場。福井市灯明寺町にある。
とうみょう‐せん【灯明船】
⇒灯船(とうせん)
とうみょう‐だい【灯明台】
1 灯明をのせる台。 2 「灯台2」に同じ。
とう‐みん【冬眠】
[名](スル)季節的な低温に対して動物がとる生活を休止した状態。カエル・イモリ・蛇などの陸生の変温動物や、ハリネズ...
とう‐みん【島民】
島の住民。
とう‐む【党務】
政党・党派の仕事。
とう‐むしろ【籐筵】
籐で編んだむしろ。とむしろ。《季 夏》「仏壇の灯がうつりけり—/月斗」
とうめ【専女】
1 老女。「翁人(おきなびと)一人、—一人」〈土佐〉 2 《「伊賀専女(いがとうめ)」の略》老狐。
とう‐め【唐目】
《中国宋代の量目による》重さの単位の一。1斤を160匁(約600グラム)とする。からめ。→大和目(やまとめ)
とうめ【専】
[副]《「たくめ(専)」の音変化》もっぱら。専一に。「汝(いまし)—東の国ををさめよ」〈景行紀〉
とう‐めい【刀銘】
刀剣の銘。
とう‐めい【唐名】
「からな(唐名)2」に同じ。
とう‐めい【透明】
[名・形動] 1 ㋐すきとおって向こうがよく見えること。また、そのさま。「—なガラス」 ㋑すきとおって、にごりのな...
とう‐めい【東名】
東京と名古屋。 東名高速道路の略。
とうめい‐えきしょうディスプレー【透明液晶ディスプレー】
⇒透明ディスプレー
とうめい‐か【透明化】
[名](スル) 1 透き通った状態になること。「生体を—する試薬」「画像の背景を—する」 2 不正やごまかしなどを...
とうめいか‐ざい【透明化剤】
⇒清澄剤
とうめい‐かん【透明感】
1 物体の、すきとおった感じ。「ガラスの—を生かしたデザイン」 2 にごりがなく明るい感じ。「—あふれる歌声」「—...
とうめい‐こうそくどうろ【東名高速道路】
東京都世田谷区と愛知県小牧市を結ぶ高速自動車国道。昭和44年(1969)全線開通。全長346.7キロ。第一東海自動...
とうめいこっかく‐ひょうほん【透明骨格標本】
動物の軟組織を薬品などで透明化し、生体時の骨格の立体的配置や微細な構成要素を損なうことなく作製した標本。一般に硬骨...
とうめい‐しっぽう【透明七宝】
七宝焼きの技法の一。素地(きじ)に線刻や浮き彫りを施し、その上から透明な釉(うわぐすり)をかけて焼くもの。
とうめいじゅたい【透明受胎】
佐野洋によるSFミステリー小説。昭和49年(1974)刊。
とうめい‐せい【透明性】
制度の運営や組織の活動状況が、第三者にはっきりとわかるようになっていること。また、その度合い。「政治資金の—を確保する」
とうめいせい‐ほうこくしょ【透明性報告書】
1 大手上場企業等の監査を行う大規模な監査法人が、監査品質の確保に向けて組織的な取り組みを行っていることを説明する...
とうめい‐せっけん【透明石鹸】
化粧石鹸の一種。牛脂・ひまし油などから作った石鹸をそのまま急冷するか、グリセリン・砂糖などの透明剤をまぜて作る。
とうめい‐たい【透明体】
光をよく通す物体。ガラス・水・空気の類。
とうめい‐テキスト【透明テキスト】
《transparent text》PDF形式の画像データに付与された不可視の文字データ。原稿をイメージスキャナー...
とうめい‐ディスプレー【透明ディスプレー】
バックライトをもたず、透明な基板を用いた液晶ディスプレー。表と裏の両面から映像を見ることができる。窓口などに設置し...
とうめい‐ど【透明度】
湖や海の水の透明の度合い。透明度板を水中に沈め、肉眼で見えなくなるときの深さで表す。
とうめいど‐ばん【透明度板】
透明度を測定するために用いる直径30センチの白色の円板。実用化したイタリアの天文学者の名から、セッキー板ともいう。
とうめい‐にんげん【透明人間】
《英国の作家ウェルズの小説から》姿形が目に見えない空想上の人間のこと。
とう‐めい‐はん【東名阪】
東京・名古屋・大阪のこと。→三大都市
とうめい‐りゅう【東明流】
三味線音楽の流派の一。明治後期、平岡吟舟が当時の三味線音楽諸流の粋を集めて創始。初め東明節と称したが、昭和5年(1...
灯(とう)滅(めっ)せんとして光(ひかり)を増(ま)す
《「法滅尽経」から》ともしびが消えようとするとき、一瞬その光を増す。物事が滅びる直前に、一時勢いを盛り返すたとえ。