なな【七】
しち。ななつ。声に出して数をかぞえるときなどに用いる。「いつ、む、—、や」「—曲がり」「—転び八起き」 [補説]「...
ナナ
ゾラの長編小説。1880年刊。女優ナナの享楽的生活と、ナナをとりまく男たちの破局を通して、第二帝政時代の腐敗した社...
ナナ
《North American Newspaper Alliance》北米新聞連合。系列下の新聞社にニュースを配信...
な‐な
[連語] 1 《上代東国方言》活用語の未然形に付く。…ないで。…ずに。「我が背なを筑紫へ遣(や)りて愛(うつく)し...
ナナイモ
カナダ南西部、ブリティッシュコロンビア州、バンクーバー島東岸の都市。ビクトリアに次ぐ同島第2の都市として知られ、カ...
なな‐いろ【七色】
1 7種類の色。赤・橙(だいだい)・黄・緑・青・藍(あい)・菫(すみれ)の七つの色をいう。しちしょく。「—の虹(に...
なないろ‐うり【七色売り】
七色菓子を売り歩いた者。
なないろ‐がし【七色菓子】
庚申(こうしん)に供えた干菓子・砂糖豆・せんべいなど7種類の菓子。江戸初期から売り出され、元禄(1688〜1704...
なないろ‐づけ【七色漬(け)】
梅びしお・桜の花・ほととぎす巻きなど7種類を取り合わせた漬物。神奈川県小田原の名産。
なないろ‐とうがらし【七色唐辛子】
「七味(しちみ)唐辛子」に同じ。
なないろ‐の‐おか【七色の丘】
《Cerro de los Siete Colores》アルゼンチン北部、フフイ州の町プルママルカにある丘。名称は...
なな‐え【七重】
七つ重ねること。また、たくさんのものを重ねること。多くの重なり。しちじゅう。
七重(ななえ)の膝(ひざ)を八重(やえ)に折(お)る
ていねいなうえにもていねいな態度をとって、わびたり願ったりする。
ななえ‐やえ【七重八重】
数多く重なること。また、そのもの。「—に包帯を巻く」
ななお【七尾】
石川県、能登半島東岸部と能登島からなる市。七尾湾に面する貿易港。もと能登国府の所在地。漁業・窯業・製材業が盛ん。和...
ななお‐し【七尾市】
⇒七尾
ななお‐わん【七尾湾】
石川県能登半島東部にある湾。湾内中央の能登島によって七尾北湾・七尾南湾・七尾西湾に分かれ、北湾ではタラ・ブリの定置...
なな‐かまど【七竈】
バラ科の落葉高木。山地に自生。葉は長楕円形の小葉が5〜7対つく羽状複葉で、秋に紅葉する。7月ごろ、白色の小花を群生...
なな‐くさ【七種/七草】
1 7種類。なないろ。また、いろいろ。 2 「春の七草」のこと。芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)・蘩蔞(...
ななくさ‐がゆ【七草粥/七種粥】
1 正月7日に春の七草を入れて炊く粥。ナズナかアブラナの葉だけを用いる地方もある。《季 新年》「七日客—の残りなど...
ななくさ‐たたき【七種叩き】
七種の節句の前夜または当日の朝、まな板の上に春の七草をのせ、「ななくさなずな、唐土(とうど)の鳥が日本の土地へ渡ら...
ななくさ‐づめ【七種爪】
正月7日に、邪気を払うとして、7種の菜をゆでた汁に指先を浸したりしたあとに爪を切ること。七日爪。薺爪(なずなづめ)...
ななくさ‐の‐いわい【七種の祝(い)】
「七種の節句」に同じ。
ななくさ‐の‐せっく【七種の節句】
五節句の一。七草がゆを食べて祝う正月7日の節句のこと。七種の祝い。人日(じんじつ)。
ななくさ‐の‐たから【七種の宝】
⇒七宝(しちほう)1
ななくさ‐ばやし【七種囃し】
⇒七種叩(ななくさたた)き
なな‐くせ【七癖】
だれにでも癖はあるということ。「無くて—」
なな‐こ【魚子/魶子/斜子/七子】
《「魚(な)の子」の意で、魚卵の粒がつながっている形から》 1 彫金技法の一。先端が小円になった鏨(たがね)を打ち...
ナナコ
非接触型ICカードまたは携帯電話(おサイフケータイ)を用いた電子マネーサービス。セブンアンドアイ・ホールディングス...
ななこ‐おり【魚子織(り)】
数本ずつ並んだ縦糸と横糸を平織りにしたもので、織物の表面が魚卵のように粒だった絹織物。羽織地などに用い、京魚子・桐...
なな‐こまち【七小町】
小野小町の伝説に取材した七つの謡曲。草子洗小町・通(かよい)小町・鸚鵡(おうむ)小町・卒都婆(そとば)小町・関寺小...
ななころび‐やおき【七転び八起き】
《七度転んで八度起き上がる意から》多くの失敗にもめげず、そのたびに奮起して立ち直ること。転じて、人生には浮き沈みが...
なな‐ご‐ご【ナナゴーゴー/755】
モバイル端末向けのアプリケーションソフトの一。インスタントメッセンジャーとチャットの中間的な機能をもち、芸能人など...
ななさんいち‐ぶたい【七三一部隊】
旧日本陸軍が細菌戦の研究・遂行を目的として昭和8年(1933)に設置した特殊部隊。ハルビンに本部を置き、中国人・ロ...
な‐なし【名無し】
名前がないこと。名前のついていないこと。また、そのもの。
ななし‐ぐさ【名無し草】
名もないつまらない草。雑草。「あれど甲斐なき—」〈浄・吉野忠信〉
ななしぐれ‐やま【七時雨山】
岩手県北西部、八幡平(はちまんたい)市にある山。標高1063メートル。山麓には牛馬の放牧地が広がる。名の由来は、一...
ななし‐の‐ごんべえ【名無しの権兵衛】
名のわからない人や物をさして、たわむれていう語。
ななしゅ‐きょうぎ【七種競技】
陸上競技で、女子の混成競技。第1日は100メートルハードル・走り高跳び・砲丸投げ・200メートル走、第2日は走り幅...
ななし‐ゆび【名無し指】
くすりゆび。無名指(むめいし)。
ななじゅうにじかん‐の‐かべ【七十二時間の壁】
人命救助に関する用語で、災害発生から72時間を過ぎると要救助者の生存率が急激に低下することを意味する語。72時間は...
ななじゅうねん‐あんぽとうそう【七十年安保闘争】
昭和45年(1970)の日米安全保障条約改定を阻止するために展開された闘争。学生や労働者による集会・デモ・ストライ...
ななじゅうねん‐だんわ【七十年談話】
⇒安倍談話
しちじょう‐かいさん【七条解散】
《「ななじょう解散」とも》日本国憲法第7条に基づき、内閣の助言と承認により、天皇の国事行為として行われる衆議院の解...
なな‐せ【七瀬】
1 七つの瀬。数多くの瀬。「松浦川—の淀は淀むとも我は淀まず君をし待たむ」〈万・八六〇〉 2 七瀬の祓(はらえ)を...
ななせ‐の‐はらえ【七瀬の祓】
平安時代以降、朝廷で毎月または臨時に行った公事(くじ)の一。吉日を選んで、天皇の災禍を負わせた人形(ひとがた)を七...
ななせふたたび【七瀬ふたたび】
筒井康隆の連作SF小説集。各作品は昭和47年(1972)から昭和49年(1974)にかけて、「小説新潮」誌などに掲...
なな‐そ【七十】
しちじゅう。「良き馬—匹(ぎ)」〈欽明紀〉
ななそ‐じ【七十/七十路】
1 70歳。70年。→十路「老人は、まだ、其の上を四つ五つで、やがて—なるべし」〈鏡花・歌行灯〉 2 しちじゅう。...
なな‐たいりく【七大陸】
「七大州」に同じ。