なり‐すまし【成(り)済まし】
1 氏名・生年月日・住所・本籍・職歴などの個人情報を不正に手に入れ、その人の振りをして資格を取ったり、金品をだまし...
なりすまし‐ウイルス【成(り)済ましウイルス】
⇒遠隔操作ウイルス
なりすまし‐さぎ【成(り)済まし詐欺】
1 「振り込め詐欺」に同じ。家族や銀行員などになりすまして金品をだまし取ることから。 2 実在または架空の人物・企...
なりすまし‐メール【成(り)済ましメール】
送信元を偽装した迷惑メール。メールアドレスや送信者名で他人や実在の企業になりすまし、フィルタリングをすり抜けられる...
なり‐すま・す【成(り)済ます】
[動サ五(四)] 1 すっかりそのものになる。「『婦人の鑑』の中の女に自分も—・した気がして」〈白鳥・泥人形〉 2...
なり‐そ・う【成り添ふ】
[動ハ四]その度合いが増す。ますますそうなる。「人のそねみ深くつもり、安からぬこと多く—・ひ侍りつるに」〈源・桐壺〉
なりた【成田】
千葉県北部の市。成田山新勝寺の門前町。三里塚に成田国際空港がある。平成18年(2006)3月、下総町・大栄町を編入...
なり‐たか・し【鳴り高し】
[形ク]人の声が騒々しいのを制する語。やかましい。静まれ。「—・し、鳴り止まむ」〈源・少女〉
なりた‐くうこう【成田空港】
成田国際空港の通称。
なり‐たけ【成り丈】
[副]「なるたけ」の音変化。「—早く帰りたいの」〈漱石・それから〉
なりた‐こくさいくうこう【成田国際空港】
千葉県成田市にある空港。会社管理空港の一。昭和53年(1978)新東京国際空港として開港。主として国際線の発着に使...
なりた‐し【成田市】
⇒成田
なりた‐そうきゅう【成田蒼虬】
[1761〜1842]江戸後期の俳人。金沢の人。名は利定。高桑闌更(たかくわらんこう)に学び、師の没後、京都に出て...
なり‐たち【成(り)立ち】
1 あるものができ上がること。また、でき上がるまでの過程や事情。「作品の—を説明する」「会社の—」 2 いくつかの...
なり‐た・つ【成(り)立つ】
[動タ五(四)] 1 ある物事ができ上がる。すっかりある状態になる。成立する。「交渉が—・つ」 2 いくつかの要素...
なり‐たて【成(り)立て】
1 なって間もないこと。「まだ春に—の肌寒いころ」「—のほやほやの社会人」 2 そうなった由来、経歴。「銘々の親方...
なりた‐とうそう【成田闘争】
⇒三里塚闘争
なりた‐ふどう【成田不動】
成田市にある新勝寺の通称。
なりた‐や【成田屋】
歌舞伎俳優市川団十郎、およびその一門の屋号。初世団十郎が成田不動を信仰したことによるという。
なりた‐りこん【成田離婚】
《成田は成田空港の略》俗に、新婚旅行でのいさかいが原因でする離婚。 [補説]海外に行って現地でけんかになり、帰国し...
ナリチク
ロシア連邦南西部、カバルダバルカル共和国の首都。カフカス山脈の北麓、エリブルースへの玄関口にあたり、テレク川の支流...
なり‐つけ【形付け】
裁縫・手工などで、布や紙に位置の目じるしをつけるへら。かたべら。
なり‐て【成(り)手】
それになる人。それになろうという人。「幹事の—がない」
なり‐と
《断定の助動詞「なり」+接続助詞「と」から》名詞、名詞に準じる語、副詞、活用語の終止形、助詞などに付く。「なりとも...
なり‐と‐も
[連語]⇒なりと
なり‐どころ【業所】
1 生産をする田地と、そこに設けた家。田地と邸宅。「逆流を塞ぎて—を全くせよ」〈仁徳紀〉 2 別邸。別荘。「飛鳥の...
なり‐どし【生り年】
1 果実のよくなる年。成り年。表年。「柿の—」→裏年 2 ⇒マスティング
なりなが‐しんのう【成良親王】
[1326〜1344]後醍醐天皇の皇子。名は「なりよし」とも。建武の中興後、鎌倉に下向。上野(こうずけ)太守となり...
なり‐な・る【成り成る】
[動ラ四] 1 でき上がる。「我が身は—・りて成り合はざる処一処あり」〈記・上〉 2 次々になる。「男子、女子あま...
なりなん‐と◦す【垂んとす】
[連語]《動詞「な(成)る」の連用形に、完了の助動詞「ぬ」の未然形、推量の助動詞「む」の終止形、さらに格助詞「と」...
なり‐のぼ・る【成り上る】
[動ラ四]高い地位に上る。なりあがる。「聞こえし人々の、めやすく—・りつつ」〈源・竹河〉
なり‐はず【鳴り弭/鳴り筈】
矢を射るとき、筈(はず)が音高く鳴る弓。
なり‐はため・く【鳴りはためく】
[動カ五(四)]鳴りひびく。鳴りとどろく。「窓のガラス戸が一時に—・く」〈風葉・青春〉
なり‐は・てる【成(り)果てる】
[動タ下一][文]なりは・つ[タ下二] 1 すっかりその状態になる。すっかり達成する。「功—・てる」 2 みじめな...
なり‐ひさご【生り瓢】
《古くは「なりびさこ」とも》 1 ヒョウタンの別名。 2 ヒョウタンの実を二つに割って、酒や水をすくって飲む器にし...
なり‐ひび・く【鳴(り)響く】
[動カ五(四)] 1 音が鳴ってあたりに響き渡る。「電話のベルが—・く」 2 名声・評判が世の中に知れわたる。「勇...
なりひら【業平】
⇒在原業平(ありわらのなりひら)
なりひら‐だけ【業平竹】
イネ科の植物。高さ約5メートル。茎は紅緑色になり、葉は枝先に4、5枚つく。観賞用として庭園に植える。名は、形がよい...
なりひら‐づくり【業平作り】
在原業平のような美男子の容姿。「花橘(はなたちばな)の袖の香に、昔男の—」〈浄・歌念仏〉
なりひら‐ばし【業平橋】
歌人、在原業平にちなんだ橋。東京都墨田区や兵庫県芦屋市など、日本各地にこの名の橋がある。
なり‐ふり【形振り】
身なりと振る舞い。服装と態度。「—をかまわない人」
なり‐ぶみ【成り文】
平安時代、太政官から奏請して勅許された文書。
なり‐ぼし【成(り)星】
《「一つ星見つけた、長者になろう」というわらべ唄から生じた語という》急に富貴になること。にわか成り金。できぼし。
なり‐まさ・る【成(り)増さる】
[動ラ五(四)]ますますそういう状態になる。いよいよその度合いが増す。「夢は美しく—・る」〈康成・招魂祭一景〉
なり‐み・つ【鳴り満つ】
[動タ四]あたり一面に響きわたる。「(雷ガ)なほやまず—・ちて」〈源・須磨〉
なり‐もてゆ・く【成りもて行く】
[動カ四]だんだんそうなっていく。「ただいふ言葉も、口惜しうこそ—・くなれ」〈徒然・二二〉
なり‐もの【生り物】
1 田畑からの収穫物。 2 くだもの。果実。また、果実のなる木。
なり‐もの【鳴(り)物】
1 楽器。また、音曲。 2 歌舞伎下座音楽で、三味線と唄以外の鉦(かね)・太鼓・鼓・笛などの楽器による囃子(はやし...
なりもの‐いり【鳴(り)物入り】
1 鳴り物を入れて、にぎやかにはやしたてること。「—の応援」 2 おおげさに宣伝すること。「—で入団した選手」
なりもの‐し【鳴(り)物師】
長唄や歌舞伎下座音楽で、鳴り物を扱う囃子方(はやしかた)。出囃子の場合、雛段(ひなだん)の下段に並ぶので下方(した...