なんとは‐なし【何とは無し】
[副]「何と無く」に同じ。多く「何とは無しに」の形で用いる。「学校を休んで、—に日を送っていましたが」〈独歩・あの時分〉
なんと‐ぶぎょう【南都奉行】
1 室町幕府の職名。東大寺・興福寺を管理し、また、奈良の市政・訴訟などをつかさどった。 2 江戸時代、奈良奉行の俗称。
なんと‐ほくれい【南都北嶺】
奈良の興福寺(南都)と比叡山の延暦寺(北嶺)。
なん‐とも【何とも】
[副]《「なにとも」の音変化》 1 言葉にいえないほど程度がはなはだしいさま。「—あきれた話だ」 2 どうという限...
何(なん)とも彼(か)とも
どのように形容していいのかわからないさま。「—いえない味」
何(なん)ともはや
あまりのことでどう形容していいかわからないさま。まったくもって。なんともまあ。「—おわびの申しようもありません」
なんと‐やら【何とやら】
[連語] 1 名称などのはっきりしないものをさす。なんとか。「—いう人」 2 どういうわけか。なんとなく。なにやら...
なんと‐ろくしゅう【南都六宗】
奈良時代における仏教の代表的な六つの宗派。三論宗・成実(じょうじつ)宗・法相(ほっそう)宗・倶舎(くしゃ)宗・律宗...
なんと‐ろくせい【南斗六星】
夏、南の夜空に見える射手座の中心部に、柄杓(ひしゃく)を伏せた形に並ぶ6個の星。二十八宿の一つの斗宿にあたる。→斗
なんとん‐ほくぜん【南頓北漸】
中国禅宗の南宗と北宗のこと。南宗は頓悟(とんご)を尊び、北宗は漸悟(ぜんご)を旨とする。
なん‐ど【何度】
1 どれほどの回数。また、多くの回数。何回。「—やってもできない」「—でも挑戦するつもりだ」 2 はっきりしない温...
なん‐ど【納戸】
1 衣服・調度品などを収納する部屋。中世以降、屋内の物置部屋をいい、寝室・産室にも用いた。おなんど。 2 「納戸方...
なん‐ど【難度】
1 むずかしさの度合い。「—の高い工事」 2 体操競技で、技・運動のむずかしさの程度。基礎的な技から高度な技へ順に...
ナンド
《notとandから》論理演算の一で否定論理積。または、コンピューターで、NAND回路。
なんど
[副助]《「なにと」の音変化》「など」に同じ。「それを釣瓶—に植えて」〈露伴・魔法修行者〉
なんど‐いろ【納戸色】
藍染めの一つで、緑色を帯びた青色。江戸城内の、納戸の垂れ幕やふろしきに用いられた。お納戸色。
ナンド‐えんざんかいろ【NAND演算回路】
《NAND circuit;NANDはnotとandから》⇒NAND回路
ナンド‐かいろ【NAND回路】
《NAND circuit;NANDはnotとandから》コンピューターで用いる論理回路の一。論理積を否定する演算...
なんど‐かた【納戸方】
江戸幕府の職名。将軍の衣服・調度を管理し、諸侯・旗本から献上されたり彼らに賜与されたりする金銀・諸物に関する事務を...
ナンドがた‐フラッシュメモリー【NAND型フラッシュメモリー】
《NAND-type flash memory》電気的にデータの消去と書き換えができるフラッシュメモリーの一。東芝...
なんど‐がまえ【納戸構え】
⇒帳台(ちょうだい)構え
なんど‐がみ【納戸神】
納戸にまつられる神。恵比須(えびす)や大黒(だいこく)などが多くまつられたが、隠れキリシタンは聖画像をまつった。
なん‐どき【何時】
《「なにとき」の音変化》いつ。どのとき。「今、—ですか」「—病気になるとも限らない」「いつ—必要になるかもわからない」
なん‐どく【難読】
漢字の読み方がむずかしいこと。「—語」「—地名」
なんどく‐しょう【難読症】
⇒ディスレクシア
ナンド‐ゲート【NANDゲート】
《NAND gate;NANDはnotとandから》⇒NAND回路
なんど‐ちゃ【納戸茶】
染め色の名。灰色がかった暗い青緑色。
ナンド‐フラッシュメモリー【NANDフラッシュメモリー】
《NAND-type flash memory》⇒NAND型フラッシュメモリー
ナンド‐ミラーリング【NANDミラーリング】
《NAND mirroring》スマートホンやタブレット型端末からNAND型フラッシュメモリーを取り出し、他のメモ...
なんど‐めし【納戸飯】
遊女が客の目に触れないように納戸などの物陰でする食事。「—にも浅漬ならでは」〈浮・二代男・二〉
なんど‐やく【納戸役】
⇒納戸方(なんどかた)
なん‐なく【難無く】
[副]たやすく。やすやすと。「試験を—パスする」
難(なん)無(な)・し
非難するところがない。差し支えない。→難無く「いづくも—・しとて」〈徒然・三三〉
なん‐なら【何なら】
[副]《「なになら」の音変化》 1 相手が実現を希望していることを仮定する気持ちを表す。もしよければ。「—私のほう...
なん‐なり【何なり】
[副]どんなことでも。どんなものでも。「—とお申しつけください」
なん◦なり
[連語]⇒ななり[連語]
なん‐なん【喃喃】
[ト・タル][文][形動タリ]口数多くしゃべり続けるさま。「喋々(ちょうちょう)—」「何か—と話しているものもある...
なん‐なんせい【南南西】
南と南西の間の方角。
なん‐なんとう【南南東】
南と南東の間の方角。
なんなん‐と◦する【垂んとする】
[動サ変][文]なんなんと・す[サ変]《「なりなんとす」の音変化》その状態になろうとしている。もう少しでそれに及ぼ...
何(なん)にせよ
どんな事態があるにしても。いずれにしても。「この状態では—医者に診せねばなるまい」
なん‐にち【何日】
1 どれほどの日数。いく日。「—かかるかわからない」 2 どの日。いく日。「あれは二月の—だったか」
難(なん)に臨(のぞ)んで遽(にわ)かに兵(へい)を鋳(い)る
《「晏子春秋」雑上から》戦争が起こってから急いで武器を作る。事が起こってからあわてて準備をしても間に合わないという...
なん‐にも【何にも】
[副]《「なににも」の音変化。あとに打消しの語を伴う》何物にも。何事にも。「それでは—ならない」
なんに‐も【何にも】
[副]《「なにも」の撥音添加。あとに打消しの語を伴う》まったく。何一つ。「—わからない」 [補説]「なんに」は「な...
なん‐にょ【男女】
おとこと、おんな。だんじょ。「老若(ろうにゃく)—」
なん‐にん【何人】
はっきりしない人数を表す。いく人。「—いるか」「—でも多いほうがいい」
なんねい【南寧】
中国、広西チワン族自治区の区都。インドシナ半島への交通・軍事の要衝。人口、行政区178万(2000)。ナンニン。
なん‐ねん【何年】
1 はっきりしない年数や年次を表す。いく年。「—か前」 2 はっきりとわからない年をさす。どの年。「あれは昭和—だ...
なん‐ねん【難燃】
燃えにくいこと。