べん‐しょう【弁償/辨償】
[名](スル)人に与えた損害を、金銭または物品によって埋め合わせすること。「割った窓ガラスを—する」
べんしょう‐ほう【弁証法】
《(ギリシャ)dialektikē/(ドイツ)Dialektik》対話・弁論の技術の意。ソクラテスやプラトンでは、...
べんしょうほう‐しんがく【弁証法神学】
《(ドイツ)dialektische Theologie》第一次大戦後、ドイツ・スイスを中心にK=バルト・ブルンナ...
べんしょうほうてき‐ゆいぶつろん【弁証法的唯物論】
《(ドイツ)dialektischer Materialismus》マルクスとエンゲルスが1840年代にヘーゲルの...
べんしょうほうてきりせいひはん【弁証法的理性批判】
《原題、(フランス)Critique de la Raison Dialectique》サルトルの哲学的著作。19...
べんしょうほうてき‐ろんりがく【弁証法的論理学】
《(ドイツ)dialektische Logik》形式論理学に対し、ヘーゲルおよびマルクス主義における論理学。客観...
べんしん‐ろん【弁神論】
《theodicy》世界における悪の存在が、世界の創造者である全能な神の善性と矛盾するものではないことを弁明しよう...
べん‐じ【弁事/辨事】
1 事務を取り扱うこと。また、その人。 2 禅寺での職位の一。首座(しゅそ)に侍して雑務を行う者。ばんず。 3 明...
べんじ‐た・てる【弁じ立てる】
[動タ下一]一方的に話をする。まくしたてる。「縁日の手品師の口調でべらべら—・てます」〈谷崎・幇間〉
ベンジャミン
1 アンソクコウノキの別名。また、その樹脂。 2 クワ科イチジク属の小高木の一種、ベンジャミンゴムノキのこと。イン...
キッド
[1858〜1916]英国の社会学者。ダーウィニズムを人間社会に適用し、また、社会に統合をもたらすものとして宗教の...
スポック
[1903〜1998]米国の小児科医。児童心理の発達に基づいた育児書、「スポック博士の育児書」で世界的に知られる。...
ライマン
[1835〜1920]米国の地質学者。1872年(明治5)来日し、各地の油田や地質を調査し、鉱山の開発を指導。18...
ディズレーリ
[1804〜1881]英国の政治家。保守党の領袖で、保護貿易派の指導者。1868年、1874〜1880年に首相。ス...
ハリソン
(William Henry 〜)[1773〜1841]米国の政治家。第9代大統領。米英戦争などで活躍。上院・下院...
フランクリン
[1706〜1790]米国の政治家・科学者。出版印刷業者として成功。稲妻の放電現象を研究し、避雷針を発明。独立宣言...
ブリトゥン
[1913〜1976]英国の作曲家。英国音楽の伝統に立脚しつつ、新鮮な息吹をもつ曲を作った。作品に、オペラ「ピータ...
べん‐じょ【便所】
大小便をするために設けられた場所。雪隠(せっちん)。厠(かわや)。はばかり。手洗い。トイレ。
べんじょ‐めし【便所飯】
便所の個室で弁当などを食べることをいう俗語。 [補説]学校や職場で、一人で食事をとる姿を見られたくないために、他人...
ジョンソン
[1572〜1637]英国の劇作家・詩人。気質喜劇の伝統を確立、また宮廷仮面劇も書いた。喜劇「十人十色」「ボルポー...
ベンジル
ベンゾインを酸化して得られる芳香族の有機化合物。α-ジケトンの一つ。黄色の柱状結晶で、エタノールやエーテルに溶ける...
べん・じる【弁じる/辨じる】
[動ザ上一]「べん(弁・辨)ずる」(サ変)の上一段化。「理非を—・じる」
べん・じる【弁じる/辯じる】
[動ザ上一]「べん(弁・辯)ずる」(サ変)の上一段化。「滔々(とうとう)と—・じる」
べん・じる【便じる】
[動ザ上一]「べん(便)ずる」(サ変)の上一段化。「彼に頼めば用が—・じる」
ベンジルアデニン
植物生長調節物質の一種。分枝・珠芽・基芽などの発生を促進し、ブドウの花振るいを抑え、球根の休眠打破などの作用ももつ...
ベンジル‐アルコール
芳香族アルコールの最も簡単なもの。芳香を有する無色の液体。アカシアの花精油中に含まれ、ジャスミンにはエステルとして...
ベンジル‐き【ベンジル基】
トルエンのメチル基の水素原子1個を除いた残りの原子団。C6H5CH2-で表される1価の基。アルキル基の一つ。 [補...
ベンジン
⇒石油ベンジン
べん・する【便する】
[動サ変][文]べん・す[サ変]便利なようにする。役だてる。「今後の用に—・する」
ベン‐ず【ベン図】
《Venn diagram》集合の関係をわかりやすくするため、全体集合を長方形で、部分集合を円で表した図。英国の論...
ベンズアルデヒド
芳香族アルデヒドの最も簡単なもの。芳香をもつ無色の液体。モモ・アンズの種子などに含まれ、苦扁桃(くへんとう)油の主...
ベン‐ずしき【ベン図式】
《Venn diagram》⇒ベン図
べん・ずる【弁ずる/辨ずる】
[動サ変][文]べん・ず[サ変] 1 物事をわきまえる。区別する。「物事の善悪を—・ずる」 2 物事を処理する。取...
べん・ずる【弁ずる/辯ずる】
[動サ変][文]べん・ず[サ変] 1 言う。述べる。話す。「一席—・ずる」 2 弁明する。弁解する。「父の名誉のた...
べん・ずる【便ずる】
[動サ変][文]べん・ず[サ変]用が足りる。また、用を足す。「黙っていては用が—・ずるはずがない」
べん‐せい【鞭声】
馬にむち打つ音。むちの音。「—粛粛(しゅくしゅく)夜河を過(わた)り」〈山陽詩鈔〉
べんせんけつ‐けんさ【便潜血検査】
便に含まれる微量の血液を検出し、消化管からの出血の有無を調べる検査。大腸がんのスクリーニング検査として広く行われる。
べん‐ぜつ【弁舌/辯舌】
ものを言うこと。また、ものの言い方。話しぶり。「—をふるう」
べん‐ぜつ【弁説/辨説/辯説】
[名](スル)物事の道理を説き明かすこと。「一々近接なる適例を列挙し、丁寧反復して—せり」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
弁舌(べんぜつ)さわやか
話しぶりがよどみなく、すらすらと快いさま。
ベンゼン
最も基本的な芳香族炭化水素。特有の芳香をもつ無色、揮発性の液体。水に溶けにくいが有機溶媒には溶ける。タールの分別蒸...
ベンゼンアミン
⇒アニリン
ベンゼン‐かん【ベンゼン環】
ベンゼンなどの芳香族化合物に含まれる、6個の炭素原子からなる正六角形の構造。炭素の六員環。略記法では、炭素および水...
ベンゼンスルホン‐さん【ベンゼンスルホン酸】
《benzenesulfonic acid》代表的なスルホン酸。ベンゼンを濃硫酸と熱して得られる無色の結晶。潮解性...
べん‐そ【弁疏/辯疏】
[名](スル)言いわけをすること。弁解。「自分の事のように心で—した」〈有島・或る女〉
ベンゾイル‐き【ベンゾイル基】
C6H5-CO-で表される1価の基。安息香酸から誘導されるアシル基。
ベンゾイン
C6H5CH(OH)COC6H5の示性式で表される芳香族化合物。無色の柱状結晶。亜鉛を検出する試薬として用いられる...
ベンゾキノン
ベンゼン環の水素原子2個がそれぞれ酸素原子に置き換わった有機化合物。キノンの一種。酸素原子の結合位置が異なる、オル...
ベンゾジアゼピン
ベンゼン環とジアゼピン環が縮合した構造を中心とする物質。GAGAA(ギャバエー)受容体(イオンチャンネル型のGAB...
ベンゾジアゼピンけい‐やく【ベンゾジアゼピン系薬】
⇒ベンゾジアゼピン誘導体