むつ
青森県北部、下北半島にある市。北は津軽海峡、南は大湊(おおみなと)湾に面し、中央に恐山山地がある。もと大湊田名部市...
むつ
日本初の原子力船。昭和43年(1968)に起工。名称は進水時の港があった青森県むつ市にちなむ。昭和49年(1974...
む‐つ【六つ】
1 数の名。ろく。むっつ。 2 6歳。むっつ。 3 昔の時刻の名。むつどき。 ㋐今の午前6時ごろ。明けむつ。 ㋑今...
むつ【鯥】
スズキ目ムツ科の海水魚。深海にすみ、全長約60センチ。体は細長くて側扁し、目と口が大きく、全体に黒紫色。東北地方以...
むつ【陸奥】
旧国名の一。現在の青森・岩手・宮城・福島の各県と秋田県の一部にあたる。明治元年(1868)陸奥・陸中・陸前・岩代・...
むつごろう【鯥五郎】
ハゼ科の海水魚。全長約20センチ。目は頭頂部に突き出ていてよく動く。体色は暗緑色で、体側とひれに青色の斑点がある。...
ムツァムドゥ
コモロ諸島東部、アンジュアン島北西岸の町。同島の中心地であり、自治政府が置かれる。15世紀末にアラブ人が港を築き、...
クレメンティ
[1752〜1832]イタリアの作曲家・ピアノ奏者。近代的ピアノ奏法を確立し、多くのピアノソナタを作曲。
む‐つう【無痛】
痛みを感じないこと。また、痛みを伴わないこと。
むつうせい‐しんきんきょけつ【無痛性心筋虚血】
⇒無症候性心筋虚血
むつう‐ぶんべん【無痛分娩】
陣痛の苦しみを取り除いたり軽減したりして分娩が行われること。麻酔薬を用いる方法や、呼吸法・弛緩(しかん)法などの訓...
むつかし・い【難しい】
[形][文]むつか・し[シク]⇒むずかしい
むずかし‐や【難し屋】
《「むつかしや」とも》いつもむっつりしていたり、理屈を言ったりして、扱いにくい人。
むずか・る【憤る】
[動ラ五(四)]《「むずかしい(むつかしい)」と同語源。「むつかる」とも》 1 子供の機嫌が悪く、泣いたりすねたり...
むつか・る【憤る】
[動ラ五(四)]⇒むずかる
むつ‐がたり【睦語り】
むつまじく語り合うこと。むつごと。「埋(うづ)み火のあたりに冬はまとゐして—することぞうれしき」〈堀河百首〉
むつき【睦月】
陰暦正月の異称。むつびづき。《季 春》「神の磴(とう)—の蝶を遊ばしむ/風生」
むつき【襁褓】
1 幼児や病人の大小便を取るために、腰から下に当てておくもの。おしめ。おむつ。 2 生まれたばかりの子に着せる衣。...
襁褓(むつき)の内(うち)
産着をきていた時代。ごく幼いころ。「まだ—を出でざるにひとし」〈鴎外訳・即興詩人〉
むつ‐ぎり【六つ切り】
1 全体を六等分に切ること。また、その切ったもの。 2 写真の印画紙の寸法の一。20.3×25.4センチの大きさ。...
むつ・く【憤く】
[動カ下二]「むつける」の文語形。
むつ・ける【憤ける】
[動カ下一][文]むつ・く[カ下二] 1 機嫌を損ねる。いきどおる。「我思はずと妹(いも)—・けたり」〈新撰六帖・...
むつ‐ごと【睦言】
仲よく語り合う会話。特に、男女の寝室での語らい。「—を交わす」
むつ‐し【むつ市】
⇒むつ
むつ‐どき【六つ時】
「六つ3」に同じ。「明朝正—、御前において立ち合へと」〈浄・伊賀越〉
むつ‐の‐お【六つの緒】
《弦が6本あるところから》和琴(わごん)の異称。
むつ‐の‐くに【陸奥国】
⇒陸奥
むつ‐の‐ちまた【六つの巷】
「六道(ろくどう)」に同じ。「待てしばし子を思ふ闇に迷ふらん—の道しるべせん」〈太平記・六〉
むつ‐の‐はな【六つの花】
雪の異称。6弁の花のように結晶するところからいう。「おしなべて草木にかはる色もなし誰かは—と見るらん」〈廻国雑記〉
むつ‐の‐みち【六つの道】
「六道(ろくどう)」に同じ。「わが頼む七の社(=日吉七社)のゆふだすきかけても—に帰すな」〈新古今・神祇〉
むつ‐び【睦び】
親しくすること。親しむこと。「君と我とが年頃の—、永く別るべし」〈今昔・一〇・三〉
むつび‐づき【睦び月】
「睦月(むつき)」に同じ。「女冥加に叶(かな)うたのぢゃと思ふ内、早—」〈浄・先代萩〉
むつ・ぶ【睦ぶ】
[動バ上二]「むつむ」に同じ。「明け暮れ—・びまほしう思ひけり」〈源・竹河〉
ムツヘタ
ジョージアの首都トビリシの北約20キロメートルにある古都。紀元前4世紀からイベリア王国の首都として栄えた。紀元4世...
むつまじ・い【睦まじい】
[形][文]むつま・じ[シク]《動詞「むつむ」の形容詞化。古くは「むつまし」》 1 仲がよい。親密である。特に、男...
むつま‐やか【睦まやか】
[形動][文][ナリ]仲むつまじいさま。「—に語り合う」
むつみ‐あ・う【睦み合う】
[動ワ五(ハ四)]互いになれ親しむ。仲よくし合う。「—・った仲」
むつ・む【睦む】
[動マ五(四)]仲よくする。親しみ合う。むつまじくする。むつぶ。「友と—・む」
むつ‐むねみつ【陸奥宗光】
[1844〜1897]外交官・政治家。和歌山藩士伊達宗広の子。脱藩し、坂本竜馬の海援隊に入る。明治維新後、伊藤内閣...
むつ‐ものがたり【睦物語】
むつまじく語り合うこと。また、その話。むつがたり。
むつら‐ぼし【六連星】
昴(すばる)の異称。肉眼では6個の星に見えるところからの名。
むつ・る【睦る】
[動ラ下二]なれ親しむ。なつく。「小さき人はただ思ふ人に—・るるものなり」〈宇津保・楼上上〉
むつれ‐じま【六連島】
山口県下関市南部、響灘(ひびきなだ)にある島。関門海峡の西口に位置し、航路の要所。雲母玄武岩があり、天然記念物。
むつわき【陸奥話記】
平安中期の軍記物語。1巻。作者未詳。康平5年(1062)ごろ成立か。前九年の役の経過を漢文体で記した合戦記。将門記...
ムトワラ
タンザニア南東部、インド洋岸の都市。ムトワラ州の州都。モザンビークとの国境に近い。1940年代、英国植民地政府によ...
むつ‐わん【陸奥湾】
青森県の下北半島と津軽半島に囲まれる湾。支湾の青森湾・野辺地湾・大湊湾があり、平舘(たいらだて)海峡によって津軽海...