むこ‐まぎらかし【婿紛らかし】
《どちらが婿だかまぎらわしい意》初婿入りの際に、婿に同行する同年輩の若者。添い婿。婿連れ。
ムコマジ‐こくりつこうえん【ムコマジ国立公園】
《Mkomazi National Park》タンザニア北東部にある国立公園。面積約2000平方キロメートル。ケニ...
むこ‐ようし【婿養子】
婿養子縁組みによって養子となった人。
むこようし‐えんぐみ【婿養子縁組(み)】
養子縁組みと同時に、養親の娘と婚姻をすること。
む‐こん【無根】
よりどころのないこと。根も葉もないこと。「—の風説」「事実—」
む‐こん【夢魂】
夢を見ている人のたましい。転じて、夢。「—幾度か故天に飛びし」〈独歩・愛弟通信〉
ムーコル
《「ムコール」とも》ケカビ属の学名。
ムーコル‐しょう【ムーコル症】
《「ムコール症」とも》⇒接合菌症
む‐ご【無期】
[名・形動ナリ] 1 いつ終わるかわからないこと。また、そのさま。「此度(こたみ)の相撲(すまひ)の勝ち負けの定ま...
むご・い【惨い/酷い】
[形][文]むご・し[ク] 1 見るにたえないほど痛ましい。残酷である。「—・い死に方」 2 思いやりがない。無慈...
む‐ごし【無腰】
腰に刀を差していないこと。丸腰。
むご‐たらし・い【惨たらしい/酷たらしい】
[形][文]むごたら・し[シク]いかにもむごい。残酷である。むごらしい。「—・い戦場の写真」 [派生]むごたらしさ[名]
むご‐らし・い【惨らしい/酷らしい】
[形][文]むごら・し[シク]「むごたらしい」に同じ。「取って抑えて何者の仕業ぞ、—・き縄からげ」〈露伴・風流仏〉...
む‐ごん【無言】
1 物を言わないこと。「—でうなずく」「—電話」 2 「無言の行(ぎょう)」の略。
むごん‐か【無言歌】
歌曲のスタイルをもった器楽曲。メンデルスゾーンのピアノ小曲集など。
むごんかしゅう【無言歌集】
《原題、(ドイツ)Lieder ohne Worte》メンデルスゾーンのピアノ曲集。全8巻、各6曲からなる。182...
むごん‐げき【無言劇】
⇒パントマイム
むごん‐しょう【無言症】
発声器官や構音器官に障害はなく、失語症でもないにもかかわらず、言葉を発しない状態。統合失調症・鬱病・ヒステリー反応...
むごん‐でんわ【無言電話】
電話に応答しても相手の返答がなく、ただ黙っているだけの状態。また、その電話。
むごん‐の‐きたく【無言の帰宅】
遺体になって自分の家に帰ること。
むごん‐の‐ぎょう【無言の行】
無言を保つことによって精神を整える修行。転じて、押し黙っていること。「何を聞いても—だ」
む‐さ【武者】
「むしゃ(武者)」に同じ。「—の城のおそろしきよしを語りけるなり」〈宇治拾遺・三〉
む‐さ【無作】
仏語。人為的な働きのないこと。自然のまま。無為。
む‐さい【無才】
[名・形動]才知のないこと。また、そのさま。むざえ。「—な(の)人」「無学—」
む‐さい【無妻】
妻のないこと。また、その男性。独身。⇔有妻。
む‐さい【無菜】
食事に菜(さい)のないこと。副食物の少ないこと。
むさ・い
[形][文]むさ・し[ク] 1 きたならしい。むさくるしい。「髪の毛が伸び過ぎて—・い」 2 欲・意地が強く卑しい...
む‐さいげん【無際限】
[名・形動]際限がないこと。きりがないこと。また、そのさま。「—な欲望」
むさい‐しょく【無彩色】
色の三属性である色相・明度・彩度のうち明度だけをもつ黒・灰・白をいう。⇔有彩色。
ムサカ
ギリシャ・トルコ・バルカン一帯で食べられる挽(ひ)き肉と野菜の重ね焼き。
む‐さく【無作】
[名・形動] 1 無骨なこと。 2 作物ができないこと。また、そのさま。「—な年」
む‐さく【無策】
[名・形動]方策や対策をもっていないこと。見通し・計画がないこと。また、そのさま。「大気汚染に—な(の)行政」「無為—」
む‐さくい【無作為】
[名・形動]作為がないこと。偶然にまかせること。また、そのさま。「—に選び出す」
むさくい‐か【無作為化】
ある条件の効果を調べる対照実験などにおいて、実験順序を無作為にすること。実験の習熟や疲労などによる系統的な誤差が入...
むさくいか‐ひかくしけん【無作為化比較試験】
⇒ランダム化比較試験
むさくい‐ちゅうしゅつほう【無作為抽出法】
標本調査・統計調査などで、特別の意図を働かせずに母集団から標本を抜き出す方法。任意抽出法。ランダムサンプリング。
むさ‐くさ
[副] 1 気持ちが沈んで晴れないさま。むしゃくしゃ。「気ガ—シテタマラナイ」〈和英語林集成〉 2 毛などが乱れ生...
むさ‐くるし・い
[形][文]むさくる・し[シク]だらしなくてきたならしい。むさくろしい。「—・い服装」「—・い部屋の中」 [補説]...
むさ‐くろし・い
[形][文]むさくろ・し[シク]「むさくるしい」に同じ。「旅に汚れてはいるものの行者ほど—・くはなかった」〈中勘助...
むささび【鼯鼠/鼺鼠】
《古くは「むざさび」とも》リス科の哺乳類。リスに似て、体長約40センチ、尾長約35センチ。背面は灰褐色で、目の上か...
む‐さし【六指】
1 遊戯の一。二人が、縦横各9本の線を引いた盤上に、各3個の石を持って線上を進退させ、早く決勝線に自分の石を並べた...
むさし【武蔵】
旧国名の一。東海道に所属。江戸時代初期に下総国の一部が編入された。現在の東京都と埼玉県全域、神奈川県の東部を含めた...
むさし‐あぶみ【武蔵鐙】
1 サトイモ科の多年草。関東地方以西の海岸近くの林内にみられる。5月ごろ、仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた太い穂を...
むさし‐がすり【武蔵絣】
⇒村山絣
むさしきゅうりょう‐しんりんこうえん【武蔵丘陵森林公園】
埼玉県中部にある国営公園。大部分が比企(ひき)郡滑川(なめかわ)町にある。明治百年記念事業の一環として昭和49年(...
むさし‐こうぎょうだいがく【武蔵工業大学】
⇒東京都市大学
むさし‐しちとう【武蔵七党】
平安末期から室町初期にかけて武蔵国に存在した同族武士団。丹治(たんじ)・私市(きさい)・児玉・猪股(いのまた)・西...
むさし‐だいがく【武蔵大学】
東京都練馬区にある私立大学。大正10年(1921)設立の旧制武蔵高等学校に始まり、昭和24年(1949)新制大学と...
むさし‐とみよ【武蔵とみよ】
トゲウオ科の淡水魚。全長約5センチ、体色は灰黄色で背びれにとげをもつ。温度の低い澄んだ水を好み、春から夏にかけて水...
むさし‐の【武蔵野】
東京都と埼玉県にまたがる洪積台地。南は多摩川から、北は川越市あたりまで広がる。古くは牧野、江戸時代から農業地に開発...