ゆうじんちょう【遊神帖】
会津八一の書跡集。昭和22年(1947)刊。
ゆうじん‐とう【有人島】
人の住んでいる島。⇔無人島。
ゆうじんフリッツ【友人フリッツ】
《原題、(イタリア)L'amico Fritz》マスカーニ作曲のイタリア語によるオペラ。全3幕。1891年初演。ア...
ゆう・す【幽す】
[動サ変]とじこめる。幽閉する。「或は—・し或は死流し暴政日々に募るを」〈染崎延房・近世紀聞〉
ゆう・す【揖す】
[動サ変]上体をかがめて会釈する。また、あいさつする。「某氏を—・し、之(これ)を送り出だせしとなり」〈中村訳・西...
ゆう‐すい【幽邃】
[名・形動]景色などが奥深く静かなこと。また、そのさま。「—な深林にその住居を構えることも」〈有島・惜みなく愛は奪ふ〉
ゆう‐すい【湧水】
地中から水が自然にわき出ること。また、その水。わきみず。
ゆうすいしょうたい‐がんないレンズ【有水晶体眼内レンズ】
眼球内に挿入される人工レンズ。また、それによる屈折矯正手術の総称。水晶体を残したまま、前房(角膜と虹彩の間)、また...
ゆうすい‐ち【遊水池/遊水地】
洪水時に、河川から水を流入させて一時的に貯留し、流量の調節を行う池・湖沼。また、同様の目的で使う空き地・原野など。...
ゆう‐すう【有数】
[名・形動]取り上げて数えるほどにおもだって有名であること。また、そのさま。屈指。「日本で—な(の)植物園」「世界...
ゆう‐すげ【夕菅】
ススキノキ科の多年草。山野に自生し、高さ約1メートル。葉は線形。初夏、鮮やかな淡黄色のユリに似た花が咲き、夕方開い...
ゆう‐すず【夕涼】
夕方の涼しさ。また、その時分。《季 夏》「—に農婦農衣のエモン抜く/草田男」
ゆう‐すずみ【夕涼み】
[名](スル)夏の夕方、屋外や縁側などに出て涼むこと。「縁台で—する」《季 夏》「芭蕉様の臑(すね)をかじって—/一茶」
ゆう・する【有する】
[動サ変][文]いう・す[サ変]持つ。持っている。所有する。「石油資源を—・する国」「可能性を—・する」
ゆう‐ずい【雄蕊】
「おしべ」に同じ。⇔雌蕊(しずい)。
ゆうずい‐しんけい【有髄神経】
神経線維の軸索(じくさく)の周囲を髄鞘(ずいしょう)が包んでいる神経。興奮は髄鞘のとぎれている所を飛び飛びに伝わる...
ゆう‐ずう【融通】
[名](スル) 1 とどこおりなく通じること。転じて、必要に応じて自在に処理すること。ゆずう。「—のきかない石頭」...
ゆうずう‐さい【融通債】
国債を発行目的で分類した場合の種類の一つ。国庫(一般会計・特別会計)の収支を調整するために、政府が一時的に資金を調...
ゆうずう‐てがた【融通手形】
商取引の裏付けがなく、単に資金調達の目的で振り出され、裏書き・引き受けなどが行われた手形。好意手形。→商業手形
ゆうずう‐ねんぶつ【融通念仏】
融通念仏宗で唱える念仏。自他の唱えるものが互いに融通し合うという念仏。円融念仏。大念仏。
ゆうずうねんぶつえんぎえまき【融通念仏縁起絵巻】
融通念仏宗の開祖良忍(りょうにん)の伝記、同宗の功徳などを描いた2巻本の絵巻物。念仏勧進のため正和3年(1314)...
ゆうずうねんぶつ‐しゅう【融通念仏宗】
浄土教の宗派の一。平安時代の永久5年(1117)良忍によって始められ、華厳経・法華経を第一、浄土三部経を第二のより...
ゆうずう‐ぶつ【融通物】
私法上、取引の対象となりうる物。→不融通物
ゆうずう‐むげ【融通無碍】
[名・形動]考え方や行動にとらわれるところがなく、自由であること。また、そのさま。「—な(の)考え」「—に対処する」
ゆう‐ずつ【夕星/長庚】
⇒ゆうつづ
ゆうぼし【夕星】
日本画家、東山魁夷の絶筆。平成11年(1999)の作で、サインや落款はない。長野県信濃美術館東山魁夷館蔵。
ゆう‐せい【有声】
1 声が出ること。声が聞こえること。⇔無声。 2 発音の際、声帯の振動を伴うこと。⇔無声。
ゆう‐せい【有性】
生物で、雌雄の区別があること。⇔無性。
ゆう‐せい【幽棲/幽栖】
[名](スル)俗世間から離れてひっそりと暮らすこと。また、その住居。
ゆう‐せい【幽静】
[名・形動]奥深く、もの静かなこと。また、そのさま。「昔のままの郊外らしく思われる最—な処であろう」〈荷風・つゆの...
ゆう‐せい【郵政】
郵便に関する行政。
ゆう‐せい【遊星】
「惑星(わくせい)」に同じ。
ゆう‐せい【雄性】
雄(おす)としての性質。男性。おす。⇔雌性(しせい)。
ゆう‐せい【憂世】
世の中や国家の安危を憂えること。憂国。「—愛国の情」
ゆう‐せい【優生】
良質の遺伝形質を保つようにすること。
ゆう‐せい【優性】
「顕性」に同じ。⇔劣性。 [補説]遺伝学用語としては、かつて「優性・劣性」が用いられたが、遺伝子に優劣があるという...
ゆう‐せい【優勢】
[名・形動]勢い・形勢などが他よりすぐれていること。また、そのさま。「—を保つ」「—な展開」⇔劣勢。
ゆうせい‐いでん【優性遺伝】
「顕性遺伝」に同じ。⇔劣性遺伝。
ゆうせい‐いでんし【優性遺伝子】
「顕性遺伝子」に同じ。
ゆうせい‐おん【有声音】
声帯の振動を伴って発する音。母音は一般に有声音で、子音では[b][d][g][z][ʒ][dz][n][m][ŋ]...
ゆうせいかんりしえん‐きこう【郵政管理・支援機構】
「郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」の略。
ゆうせい‐がく【優生学】
人類の遺伝的素質を向上させ、劣悪な遺伝的素質を排除することを目的とした学問。1883年、英国のF=ゴルトンが提唱。...
ゆうせい‐がち【優勢勝ち】
柔道の試合で、勝敗を決める一本がなかったとき、試合内容の判定によって勝ちとなること。
ゆうせい‐きょく【郵政局】
旧郵政省の地方機関の一。地方郵政局。
ゆうせい‐こうしゃ【郵政公社】
日本郵政公社のこと。
ゆうせい‐しゅじゅつ【優生手術】
生殖腺を除去することなしに、生殖を不能にする手術。優生保護法に基づいて行われた。精管や卵管の結紮(けっさつ)などの...
ゆうせい‐しょう【郵政相】
郵政大臣のこと。
ゆうせい‐しょう【郵政省】
郵便・郵便貯金・郵便為替・郵便振替・簡易生命保険・郵便年金事業および電気通信に関する行政事務を担当した国の行政機関...
ゆうせいじぎょう‐ちょう【郵政事業庁】
郵政省の郵政事業(郵便事業・郵便貯金事業・郵便為替事業・郵便振替事業・簡易生命保険事業)部門を引き継いで平成13年...
ゆうせいじぎょう‐みんえいか【郵政事業民営化】
⇒郵政民営化