ゆうせん‐ど【優占度】
生物群集で、構成種が優勢か劣勢かを表す度合い。植物群落では被度(ひど)・個体数などを目安として表す。
ゆうせん‐ほうそう【有線放送】
限定された区域を対象に、電線で電気通信設備と結んで行う放送。街頭放送や農村における連絡放送、喫茶店などへの音楽放送...
ゆうせんほうそう‐でんわ【有線放送電話】
有線ラジオ放送用の有線電気通信設備を用いて他人の通信を媒介する電話・放送設備。有線放送電話法に基づいて、昭和30〜...
ゆうせんほうそうでんわ‐ほう【有線放送電話法】
《「有線放送電話に関する法律」の略称》有線放送電話業務の適正な運営を目的とする法律。昭和32年(1957)施行。一...
ゆうせん‐やど【遊船宿】
遊船を貸すことを業とする家。
ゆうせんラジオ‐ほうそう【有線ラジオ放送】
⇒有線放送
ゆうせんラジオ‐ほうそうほう【有線ラジオ放送法】
《「有線ラジオ放送業務の運用の規正に関する法律」の略称》有線ラジオ放送業務の定義、業務を開始する際の届け出、総務大...
ゆう‐ぜい【有税】
税金がかかること。⇔無税。
ゆう‐ぜい【疣贅】
皮膚の表面にできる小さく丸い角質の突起物。いぼ。
ゆう‐ぜい【郵税】
《「郵便税」の略》郵便料金の旧称。
ゆう‐ぜい【遊説】
[名](スル)意見や主張を説いて歩くこと。特に、政治家が各地を演説して回ること。「地方を—する」
ゆう‐ぜち【夕節】
夕方にする節振舞(せちぶるまい)。盆や正月などの節日(せちにち)の夕方にごちそうすること。「—の人に紛れて入りにけ...
ゆう‐ぜみ【夕蝉】
夕方に鳴くセミ。《季 夏》「—や松も簾(すだれ)もみな赤き/紅葉」
ゆうぜん【友禅】
「友禅染」の略。
ゆう‐ぜん【有髯】
ひげがあること。ひげを生やしていること。「人品卑しからぬ—の紳士」
ゆうぜん【祐善】
狂言。舞狂言。旅の僧が京都五条油小路の庵(あん)で雨宿りしていると、狂死した傘張り祐善の亡霊が現れ、最後のありさま...
ゆう‐ぜん【油然】
[ト・タル][文][形動タリ]盛んにわき起こるさま。また、心に浮かぶさま。「—と雲がわきたつ」「—として詩情がわく」
ゆう‐ぜん【悠然】
[ト・タル][文][形動タリ]物事に動ぜず、ゆったりと落ち着いているさま。悠々。「—と立ち去る」「—たる態度」
ゆう‐ぜん【湧然/涌然】
[ト・タル][文][形動タリ]わき出るさま。盛んにわき起こるさま。「黄金色の紅が—として輝いた」〈倉田・愛と認識と...
ゆう‐ぜん【融然】
[ト・タル][文][形動タリ]気分がのどかで、和らいでいるさま。「—として心に浸む」〈蘆花・自然と人生〉
ゆう‐ぜん【優然】
[ト・タル][文][形動タリ]落ち着いてゆとりのあるさま。「紳士は—と内に入らんとせしが」〈紅葉・金色夜叉〉
ゆうぜん‐カナキン【友禅カナキン】
友禅染にしたカナキン。
ゆうぜん‐ぞめ【友禅染】
染め物の手法の一。糊置(のりお)き防染法の染めで、人物・花鳥などの華麗な絵模様を特色とする。近世初期から発達し、元...
ゆうぜん‐ちりめん【友禅縮緬】
友禅染にした縮緬。
ゆうぜん‐ビロード【友禅ビロード】
⇒ビロード友禅(ゆうぜん)
ゆうぜん‐モスリン【友禅モスリン】
友禅染にしたモスリン。
ゆうぜん‐もよう【友禅模様】
友禅染に用いられる、多彩で絵画的な模様。
ゆう‐そう【勇壮】
[名・形動]いさましく元気なこと。また、そのさま。「—な行進曲」「両軍が—に戦う」 [派生]ゆうそうさ[名]
ゆう‐そう【郵送】
[名](スル)郵便で送ること。「カタログを—する」
ゆう‐そう【遊走】
移動すること。走性を示すこと。
ゆう‐そう【遊僧】
延年舞などの遊芸をする僧。「もとより弁慶は、三塔の—」〈謡・安宅〉
ゆうそう‐さいぼう【遊走細胞】
組織内を自由に移動する細胞。リンパ球・単球・好酸球・好中球・形質細胞・肥満細胞など。
ゆうそう‐し【遊走子】
藻類・藻菌類の無性生殖を行う胞子で、鞭毛(べんもう)をもち、水中を泳ぐもの。適当な場所に達すると固着し、鞭毛を失い...
ゆうそう‐し【有巣氏】
古代中国の伝説上の聖人。鳥が巣を営むのを見て初めて人類に家を造ることを教え、禽獣(きんじゅう)の害を避けさせたという。
ゆうそう‐じん【遊走腎】
腎臓が立位のとき正常の位置から下方に移動する状態。腰部の不快感や痛みを伴うことがある。
ゆうそう‐どうぶつ【有爪動物】
動物界の一門。環形動物から節足動物に進化する中間に位置するとされる。体は円筒状で、体長約10センチ。神経節・腎管が...
ゆう‐そく【有職/有識】
1 朝廷や公家の儀式・行事・官職などに関する知識。また、それに詳しい人。 2 学識のあること。また、その人。学者。...
ゆうそく‐か【有職家】
朝廷や公家の儀式や行事の典故に通じている人。故実家。
ゆうそく‐こじつ【有職故実】
朝廷や公家の礼式・官職・法令・年中行事・軍陣などの先例・典故。また、それらを研究する学問。平安中期以後、公家や武家...
ゆうそく‐もんよう【有職文様】
平安時代以来、公家階級で装束・調度などに用いられた伝統的文様。他の分野の文様と区別して、近世以降この名でよばれる。...
ゆうそく‐よみ【有職読み】
中世の歌学で、歌人の名を音で読むこと。またはその読み方。藤原俊成(としなり)を「しゅんぜい」、藤原定家(さだいえ)...
ゆう‐そこ【有職】
「ゆうそく(有職)」に同じ。「かのぬし—なれど」〈宇津保・菊の宴〉
ゆうそ‐ち【有租地】
旧地租法で、地租を課せられた土地。
ゆう‐ぞう【融像】
左右の網膜に映った像を融合し、一つの像として認識する働き。眼球の運動や大脳皮質の視覚中枢の働きによって実現される。...
ゆう‐ぞら【夕空】
夕方の空。日が暮れようとしているころの空。
ゆうぞらはれて【夕空晴れて】
郷静子の小説。昭和54年(1979)刊行。
ゆうぞん‐しゃ【猶存社】
大正8年(1919)大川周明・満川亀太郎・北一輝らが結成した右翼団体。日本帝国の改造とアジア民族の解放を掲げたが、...
ゆう‐たい【勇退】
[名](スル)後進に道を譲るため、自分から官職などを退くこと。「若返りを図って幹部が—する」
ゆう‐たい【郵袋】
郵便物を入れて、郵便局間の輸送に用いる袋。行嚢(こうのう)。
ゆう‐たい【優待】
[名](スル)手厚くもてなすこと。また、特別に有利に扱うこと。「関係者を—する」