よろず‐たび【万度】
(多く副詞的に用いて)何度も何度も。何回も。たびたび。「この道の八十隈(やそくま)ごとに—かへりみすれど」〈万・一三一〉
よろずちょうほう【万朝報】
日刊新聞の一。明治25年(1892)黒岩涙香が東京で創刊。社会記事や翻案小説などを載せ発展。内村鑑三・幸徳秋水・堺...
よろず‐てつごろう【万鉄五郎】
[1885〜1927]洋画家。岩手の生まれ。後期印象派・フォービスムの影響を受け、フュウザン会の結成に参加。しだい...
よろずのふみほうぐ【万の文反古】
浮世草子。5巻。井原西鶴作。元禄9年(1696)刊。中・下層町人の生活の一断面を描いた書簡体小説集。
よろず‐や【万屋】
1 生活に必要ないろいろな品物を売っている店。雑貨屋。なんでも屋。 2 なんでもいろいろなことをひととおり知ってい...
よろずや‐きんのすけ【万屋錦之介】
[1932〜1997]俳優。本名、小川錦一(きんいち)。旧芸名、中村錦之助。父は歌舞伎俳優の3世中村時蔵(ときぞう...
よろず‐よ【万世/万代】
限りなく長く続く世。ばんせい。「—にかくしもがも千代にもかくしもがも」〈推古紀・歌謡〉
よろ‐つ・く【蹌踉つく】
[動カ五(四)]足もとが定まらないでふらふらする。「押されて—・く」
よろぼ・う【蹌踉う/蹣跚う】
[動ワ五(ハ四)]《古くは「よろほう」》 1 よろよろと歩く。よろめく。「—・い—・い座敷の方に行って見ると」〈蘆...
よろ‐ぼうし【弱法師】
よろよろ歩く法師。よろぼし。「—わが門(かど)許せ餅(もち)の札/其角」〈猿蓑〉
よろ‐ぼし【弱法師】
「よろぼうし」の音変化。「これに出でたる乞丐人(こつがいにん)は、いかさま例の—か」〈謡・弱法師〉 [補説]作品名...
よろぼし【弱法師】
謡曲。四番目物。観世元雅作。大坂の天王寺で高安通俊が、諦観に身を置く弱法師という盲目の乞食(こじき)に会い、それが...
よろ‐めき【蹌踉めき】
1 よろめくこと。 2 妻が夫以外の男性にときめきを感じたり、誘惑されて浮気をしたりすること。「—ドラマ」 [補説...
よろ‐め・く【蹌踉めく/蹣跚めく】
[動カ五(四)] 1 足どりが確かでなく倒れそうになる。よろける。「人にぶつかって—・く」 2 誘惑にのる。また、...
よろ‐よろ
[副](スル)足もとがしっかりせず倒れそうなさま。よろめくさま。「一撃をくらって—(と)した」「酔って、—(と)歩く」
よろり
[副]足もとが定まらずよろめくさま。「石につまずいて—とする」
よ‐ろん【余論】
本論を補うために付け加えた論。
よ‐ろん【輿論/世論】
世間一般の人の考え。ある社会的問題について、多数の人々の議論による意見。せろん。「—を喚起する」「—に訴える」→せ...
よろん‐くうこう【与論空港】
鹿児島県大島郡与論町にある空港。地方管理空港の一。昭和51年(1976)開港。与論島の西部に位置する。
よろん‐ちょうさ【世論調査】
社会的問題・政治的争点や政策などについての人々の意見・態度を把握するための統計的な調査。せろんちょうさ。
よろん‐とう【与論島】
鹿児島県、奄美(あまみ)群島最南端の島。隆起サンゴ礁からなる。サトウキビを栽培。面積21平方キロメートル。よろんじま。