あら‐びき【粗挽き】
[名](スル)穀物・食肉などを普通よりも粗めにひき砕くこと。また、そうしたもの。「—のソーセージ」「胡椒(こしょう...
あらびき‐ソーセージ【粗挽きソーセージ】
粗めに挽(ひ)いた肉を詰めたソーセージ。
アラビスト
アラビア学者。アラビア語研究家。
あら・びる【荒びる】
[動バ上一]《動詞「あらぶ」(上二段)の上一段化》 1 気持ちがすさむ。「何の彼のと感情が—・びて来て仕方がないも...
アラファト
[1929〜2004]パレスチナ解放機構(PLO)の指導者。エルサレムの生まれ。1969年にPLO議長に就任。イス...
アラファト‐さん【アラファト山】
《Jabal ‘Arafāt》サウジアラビア中西部のイスラム教、聖地メッカの東方約25キロメートルにある山。「慈悲...
アラ‐フィフ
《around fiftyの略》50歳前後の人。アラサー、アラフォーをもじったもの。
アラフエラ
コスタリカ中部、首都サンホセの北西約20キロメートルにある国内第2の都市。アラフエラ県の県都。国民的英雄、フアン=...
アラ‐フォー
《around fortyの略》40歳前後の人。 [補説]ファッション業界で使われていたアラサーをもじった語。もと...
あらふね‐やま【荒船山】
群馬県南西部、長野県との境にある火山。標高1423メートル。山頂は溶岩台地で、荒船山神社がある。あらふねさん。
アラフラ‐かい【アラフラ海】
《Arafura》オーストラリア・インドネシア・ニューギニアに囲まれた海域。水深が浅く、真珠貝が採取される。
アラフラフ‐の‐マラエ
《Marae Arahurahu》南太平洋、フランス領ポリネシア、タヒチ島にある遺跡。首都パペーテの南約25キロメ...
アラブ
1 アラブ人、またアラブ諸国の総称。→アラブ人 2 馬の一品種。均整のとれた体つきで、近代の競走馬の母体となった乗...
あら・ぶ【荒ぶ】
[動バ上二] 1 暴れる。荒れる。「—・ぶる蝦夷(えみし)どもを言向(ことむ)け」〈記・中〉 2 気持ちが離れる。...
あら‐ぶき【荒吹き】
日本固有の銅製錬法で、銅鉱石を溶解して硫化物のまじった銅の鈹(かわ)を製する工程。
あら‐ぶし【荒節】
《「あらふし」とも》カツオの本節や亀節を煮たあと、いぶして寝かせるという作業を繰り返したもの。煮熟(しゃじゅく)に...
アラブしゅちょうこく‐れんぽう【アラブ首長国連邦】
《United Arab Emirates》アラビア半島東部の七つの首長国からなる連邦国家。首都アブダビ。もと英国...
アラブ‐じん【アラブ人】
元来は、アラビア半島に居住しアラビア語を母語とするセム系の民族。イスラム教の発展に伴って、現在では西アジアから北ア...
アラブせきゆゆしゅつこく‐きこう【アラブ石油輸出国機構】
⇒オアペック(OAPEC)
アラブ‐の‐はる【アラブの春】
2010年12月にチュニジアで起きた民主化運動(ジャスミン革命)を発端として、北アフリカ・中東のアラブ諸国に波及し...
アラブ‐ボイコット
アラブ連盟の所属国による対イスラエル経済制裁。イスラエルと交易のある外国企業をボイコットするなど、イスラエルの国力...
あらぶる‐かみ【荒ぶる神】
[連語]荒々しく乱暴な神。天皇の支配に服さない神。「東の方十二道の—」〈記・中〉
アラブ‐れんめい【アラブ連盟】
アラブ諸国の独立と主権擁護を目的として、1945年にエジプト・シリア・レバノン・イラク・ヨルダン・サウジアラビア・...
アラブれんめい‐こうえん【アラブ連盟公園】
《Parc de la Ligue Arabe》モロッコ北部の都市カサブランカにある公園。ヤシの木が植栽された芝生...
アラ‐ブレーベ
《「アラブレーヴェ」とも》音楽で、二分音符を拍の単位とする2拍子。で表す。2分の2拍子。
アラ‐ブレーヴェ
⇒アラブレーベ
アラベスク
シューマンのピアノ曲。ハ長調。1839年作曲。題名は「アラビア風」を意味する。
アラベスク
1 アラビア風の装飾模様。文字・蔓草(つるくさ)・幾何学図形などを図案化したもの。唐草模様。 2 装飾的、幻想的な...
あら‐ほうし【荒法師】
荒々しい僧。乱暴な僧。
あら‐ぼし【荒星】
木枯しの吹きすさぶ、荒れた夜の星。《季 冬》
あら‐ぼとけ【新仏】
死後初めての盆に供養される死者の霊。新精霊(あらしょうりょう)。新霊(あらみたま)。しんぼとけ。
あら‐ぼり【粗彫(り)/荒彫(り)】
[名](スル)彫刻で、ざっと粗く彫ること。また、その彫ったもの。
あら‐ぼん【新盆】
「にいぼん」に同じ。《季 秋》
あら‐まあ
[感]軽い驚きや思いがけなさを表すときに発する語。多く女性が使う。「—、どうしたの」
アラマガン‐とう【アラマガン島】
《Alamagan》太平洋西部、マリアナ諸島の島。サイパン島の北約260キロメートルに位置し、北マリアナ連邦に属す...
あら‐まき【荒巻/新巻/苞苴】
1 《もと、荒縄で巻いたところから》内臓を取って甘塩にするか薄い塩水に浸した鮭(さけ)。暮れの贈答品として用いる。...
あらまき‐あつし【荒巻淳】
[1926〜1971]プロ野球選手。大分の生まれ。昭和25年(1950)毎日(千葉ロッテの前身)に入団、投手として...
あらまき‐じゃけ【荒巻鮭/新巻鮭】
「荒巻」1に同じ。
あら‐まさひと【荒正人】
[1913〜1979]文芸評論家。福島の生まれ。雑誌「近代文学」創刊に参加。政治と文学論で中野重治と論争するなど、...
あら‐まさめ【粗柾目】
木目(もくめ)の粗いこと。粗い柾目。⇔糸柾目。
あらまし
[名] 1 事柄のだいたいのところ。概略。「事件の—を話す」 2 前もって先のことをあれこれ考えること。予想。予定...
あらま・し【荒まし】
[形シク]自然の状態や、人の振る舞い・性格が荒々しい。「風の音なひも—・しうて」〈狭衣・四〉
あらまし‐ごと【あらまし事】
前もって、こうなるだろうと推測されること。将来の予想、または計画や希望。「今ゆく末の—をおぼすに」〈源・澪標〉
あらま・す
[動サ四]《名詞「あらまし」の動詞化》事前に、そのことについてあれこれと思いめぐらす。予想する。「さまざま—・すほ...
あらまた‐ひろし【荒俣宏】
[1947〜 ]翻訳家・評論家・小説家。東京の生まれ。「別世界通信」「世界幻想作家事典」「本朝幻想文学縁起」などを...
あらまつり‐の‐みや【荒祭の宮】
伊勢皇大神宮の別宮。古来、別宮の第一とされる。天照大神(あまてらすおおみかみ)の荒御魂(あらみたま)を祭る。
あら‐まほ・し
[形シク]《連語「あらまほし」の一語化》望ましい。好ましい。理想的である。「物語などせさせ給ふけはひなどの、いと—...
あら◦まほし
[連語]《動詞「あり」の未然形+希望の助動詞「まほし」》 1 居たい。ありたい。「かかるついでにしばし—◦まほしく...
あら‐み【新身】
新しく鍛えた刀。新刀。⇔古身(ふるみ)。
あら‐みさき【荒御鋒/荒御裂き】
1 軍の先頭に立つという勇猛な神。 2 男女の仲を裂くというやきもち焼きの女神。あらみかげ。あらみさきひめ。「—と...