いえ‐ねこ【家猫】
家庭などで飼われている猫。飼い猫。
いえ‐ねずみ【家鼠】
野ネズミに対し、人家およびその近くの耕地などにすむネズミ。ハツカネズミ・ドブネズミ・クマネズミのこと。
いえ‐の‐かぜ【家の風】
《「家風(かふう)」を訓読みにした語》その家に代々伝わる流儀。その家の伝統。いえかぜ。「—吹き伝へけるかひありて散...
いえ‐の‐げい【家の芸】
ある家に代々伝えられてきた由緒ある技芸。主に歌舞伎についていう。お家芸。「一子相伝の—」「音羽屋の—」
いえ‐の‐こ【家の子】
1 武家社会で、主家に従属する一族および従者。 ㋐平安末期から鎌倉時代にかけて、次男以下の者や庶子などの血縁者で、...
いえのこ‐ろうどう【家の子郎等/家の子郎党】
《「いえのころうとう」とも》 1 平安末期・鎌倉時代の武家社会で、惣領のもとに武士団を構成した人々。家の子と郎党。...
いえ‐の‐しゅう【家の集】
勅撰集などに対して、個人の和歌を集めた歌集。私家集(しかしゅう)。
いえ‐のみ【家飲み】
[名](スル)バーや居酒屋などに行くのではなく、自宅に仲間などを招いて酒を飲むこと。家でする飲み会。自宅飲み。うち...
いえ‐の‐みち【家の道】
《「家道(かどう)」を訓読みにした語》代々その家の独特のものとして伝わる芸、または職業。「玉津島みがくみことにあふ...
いえ‐ばえ【家蠅】
イエバエ科のハエの総称。体は灰黒色や黒褐色で、人家に最も普通にみられる。幼虫(うじ)は堆肥(たいひ)や牛馬の糞(ふ...
言(い)えば得(え)に
《「に」は打消しの助動詞「ず」の古い連用形》口に出して言おうとすれば、うまく言えないで。「—言はねば胸にさわがれて...
言(い)えば更(さら)なり
わざわざ新たに言う必要もないほどだ。もちろんである。言うも更なり。「目もあやに飾りたる装束有様—」〈源・若菜下〉
いえ‐ばと【家鳩】
カワラバトの変種で、家禽(かきん)化した鳩。どばと。飼いばと。
言(い)えば世(よ)の常(つね)
「言うも世の常」に同じ。
家(いえ)広(ひろ)・し
一族の人たちが繁栄している。「右大臣阿倍のみむらじは、たから豊かに—・き人にてぞおはしける」〈竹取〉
いえ‐びと【家人】
1 家族。特に妻。「—に恋ひ過ぎめやもかはづ鳴く泉の里に年の経(へ)ぬれば」〈万・六九六〉 2 家に仕えている人。...
イエ‐プル
インドネシア南部、バリ島中南部の村ウブドの南東郊にある遺跡。棚田に隣接し、ヒンズー教の神々や狩りの場面の浮き彫りが...
イエ‐ベ
「イエローベース」の略。
いえ‐ぼり【家彫(り)】
⇒後藤家彫(ごとうけぼり)
家(いえ)貧(まず)しくして孝子(こうし)顕(あら)わる
1 《「明心宝鑑」から》家が貧乏だと子どもの孝行ぶりがはっきりわかる。 2 逆境に陥ったときにはじめて、それを助け...
いえ‐み【家見】
1 新たに住もうとする家を下見すること。 2 新しい住居のようすを、親しい人が見に訪れること。「御宿這入の御寿。刑...
イエメン
アラビア半島南部の国。正称、イエメン共和国。首都サヌア。宗教はイスラム教。コーヒー・綿花・皮革品などを産出。191...
イエメン‐もん【イエメン門】
《Bab al-Yaman》イエメンの首都サヌアの旧市街の南側にある城門。かつて旧市街を囲んでいた城壁に残っている...
いえ‐もち【家持(ち)】
1 家屋を所有している人。屋敷持ち。 2 家族を養い、一家を構えている人。戸主。 3 家計や所帯のやりくり。「—が...
いえ‐もと【家元】
技芸の道で、その流派の本家として正統を受け継ぎ、流派を統率する家筋。また、その当主。室町時代に始まり、江戸時代に諸...
いえ‐やしき【家屋敷】
家とその敷地。「—を人手に渡す」
いえ‐よう【家様】
御家流(おいえりゅう)のこと。
イエライシャン【夜来香】
《(中国語)》ガガイモ科の蔓(つる)植物。中国原産。黄緑色の花は集まって咲き、芳香がある。
いえ‐らく【言へらく】
[連語]《動詞「いう」の已然形+完了の助動詞「り」のク語法「らく」》言ったことには。「妹が—常世辺(とこよへ)にま...
い・える【癒える】
[動ア下一][文]い・ゆ[ヤ下二] 1 病気・傷などが治る。治癒する。「病が—・える」 2 悲しみ・苦しみ・悩みな...
い・える【言える】
[動ア下一] 1 言うことができる。「国の代表と—・える」 2 言うことが当たっている。まさにその通りである。言えてる。
イエルベ‐エル‐アグア
メキシコ南部、オアハカ州にある景勝地。州都オアハカの南東約50キロメートルに位置する。名称はスペイン語で「沸騰した...
イエロ‐とう【イエロ島】
《El Hierro》⇒エルイエロ島
イエロー
1 黄色。黄。 2 「イエローカード2」の略。「この試合5枚目の—が出る」
イエロー‐カード
1 WHO(世界保健機関)の定めた国際予防接種証明書の通称。海外旅行者が感染症の予防接種を受けたことを証明するもの...
イエロー‐キャブ
米国のタクシー会社。また、この会社のタクシーとして米国各都市を走り回る黄色い車の呼称。
イエローケーキ
ウラン鉱石を精錬して得られる、不純物の多いウランの粉末。黄色で、約70パーセントのウラン成分が含まれている。
イエロー‐ゴールド
《(和)yellow+gold》カラーゴールドの一。金に銀・銅を加えた合金で、やや黄みの強い色となる。
イエロー‐ジャーナリズム
興味本位な記事を売り物にする報道のしかた。また、そのような新聞。19世紀末、ニューヨークの新聞「ジャーナル」と「ワ...
イエロー‐すいそ【イエロー水素】
水を電気分解して水素を生成する際、原子力発電による電力を使用するもの。名称は、原子炉用のウラン燃料の原料となるイエ...
イエロー‐スティープル
アイルランド東部、ミース州の町、トリムにある修道院の遺跡。12世紀創建のアウグスティヌス派修道院で、現在は14世紀...
イエローストーン‐こ【イエローストーン湖】
《Yellowstone Lake》米国ワイオミング州北西部、イエローストーン国立公園南部にある湖。湖岸線は計約1...
イエローストーン‐こくりつこうえん【イエローストーン国立公園】
《Yellowstone》米国ワイオミング州北西部の国立公園。ロッキー山脈中にあり、間欠泉・温泉・湖・大滝・大峡谷...
イエロー‐ゾーン
《(和)yellow+zone》路面を黄色に塗って指示した全面駐車禁止地域。
イエローナイフ
カナダ、ノースウエスト準州中西部の都市。同州の州都。20世紀初め、金の採掘で発展。1991年にダイヤモンド鉱脈が発...
イエロー‐フラッグ
1 自動車レース中に、ドライバーへの告知のために振られる黄色の旗。先方に危険な状態があることを意味する。この旗の出...
イエロー‐ベース
《(和)yellow+base》パーソナルカラーが、黄み寄りの色と調和する色であること。イエベ。
イエロー‐ペーパー
個人や会社などの秘密や弱点を暴くことなど、興味本位の低俗な記事が多い新聞。黄色(おうしょく)新聞。赤新聞。
家(いえ)を空(あ)・ける
家を留守にする。「家族旅行でしばらく—・ける」「出張で二、三日—・ける」
家(いえ)を出(い)・ず
《「出家」の訓読みから》出家する。「一度(ひとたび)—・で給ひなば、仮にもこの世をかへりみむとは思しおきてず」〈源...