かい‐じん【灰塵】
灰と塵(ちり)。取るに足りないもの、価値のないもののたとえ。
かい‐じん【怪人】
正体不明の、不思議な人物。
かい‐じん【海人】
1 漁民。あま。「ほだはら、数の子を売る—までも」〈浮・織留・三〉 2 「海神(かいじん)」に同じ。「御母は玉より...
がい‐じん【凱陣】
《古くは「かいじん」とも》戦いに勝って軍隊を引き揚げ、自分の陣営に帰ること。凱旋(がいせん)。「西郷以下の将士に総...
かいじん‐そう【海人草】
⇒かいにんそう(海人草)
かい‐じんどう【甲斐神頭】
シソ科の多年草。山地に生え、高さ20〜40センチ。茎は赤紫色を帯び、全体に白い毛を密生する。葉は卵形で、対生。初夏...
灰燼(かいじん)に帰(き)・す
跡形もなくすっかり焼けてしまう。灰燼と化す。「重要な文化財が—・した」
かいじん‐にじゅうめんそう【怪人二十面相】
江戸川乱歩の小説に登場する怪盗。変装を得意とし、多くの宝石や美術品をねらって探偵明智小五郎らと対決する。
かいじんまる【海神丸】
野上弥生子の短編小説。大正11年(1922)、「中央公論」誌に発表。大正6年(1917)に実際に起きた、高吉丸海難...
かい・す【介す】
[動サ五]「かい(介)する」(サ変)の五段化。「意に—・さない」 [動サ変]「かい(介)する」の文語形。
かい・す【会す】
[動サ五]「かい(会)する」(サ変)の五段化。「一年に一度ここに—・そうと約束する」 [可能]かいせる [動サ変]...
かい・す【解す】
[動サ五]「かい(解)する」(サ変)の五段化。「そんな意味に—・さないでもらいたい」 [可能]かいせる [動サ変]...
かい‐すい【海水】
海の水。ナトリウム塩・カルシウム塩を主成分とする多くの無機塩類を重量比で約3.5パーセント含み、含有成分の濃度は海...
かい‐すい【魁帥】
賊徒などのかしら。頭目。
かいすいえん‐やき【魁翠園焼】
嘉永年間(1848〜1854)美濃高須藩主の松平義建が、江戸郊外角筈(つのはず)(東京都新宿区)の下屋敷魁翠園に瀬...
かいすい‐ぎ【海水着】
水泳や海水浴のときに着る衣服。水着。水泳着。《季 夏》「まつはりて美しき藻や—/秋桜子」
かいすい‐ぎょ【海水魚】
海水域にすむ魚。海にいる魚。鹹水魚(かんすいぎょ)。⇔淡水魚。
かい‐すいじゅん【海水準】
平均的な海水面の高さ。長期観測によって波・うねり・潮汐を平均化し、海抜ゼロメートルとして等高線の基準となる。
かいすい‐せっけん【海水石鹸】
海水などの硬水中でも使える特殊な石鹸。低級脂肪酸のナトリウム塩が主成分。
かいすい‐だいじゅんかん【海水大循環】
⇒海洋大循環
かいすい‐パンツ【海水パンツ】
水泳のときに男性が着用するパンツ。水泳パンツ。
かいすい‐よく【海水浴】
海に行って泳いだり、日光浴をしたりすること。《季 夏》
かい‐すう【回数】
ある物事が繰り返し行われた数。または、繰り返し起こる数。度数。
かい‐すう【階数】
1 建築物の階の数。 2 数学で、微分方程式に含まれる最高次の導関数の次数。また、ある行列の小行列式のうち、零でな...
かいすう‐けん【回数券】
乗車券・入場券・飲食券などで、何回分かがひとつづりになっているもの。料金の一定額を割り引くのが普通。
かいすう‐じょうしゃけん【回数乗車券】
交通機関に用いる回数券の正式名称。
かい‐すり【貝磨り/貝摺り】
青貝などをすって細工をすること。また、それを職業とする人。
かい・する【介する】
[動サ変][文]かい・す[サ変] 1 両者の間に立てる。仲立ちとする。「人を—・して頼む」 2 (「意に介する」の...
かい・する【会する】
[動サ変][文]くゎい・す[サ変] 1 ある場所に寄り集まる。「一堂に—・する」 2 ある場所で一緒になる。複数の...
かい・する【解する】
[動サ変][文]かい・す[サ変] 1 わかる。理解する。「風流を—・する」 2 解釈する。「真意を曲げて—・する」
かいず
クロダイの若魚。関東や和歌山の地方でいう。《季 夏》
かい‐ず【海図】
海の深さや岩礁の存在、海底の性質、潮流・航海標識など、海洋の状態を記入した航海者用の地図。総図や、大洋用の航洋図、...
かいず【海図】
田久保英夫の短編小説。昭和55年(1980)「新潮」誌に発表。同名の作品集は昭和60年(1985)刊行。妻子と別居...
かい‐せい【回生】
[名](スル)生き返ること。よみがえること。蘇生(そせい)。「起死—の妙薬」
かい‐せい【回青】
中国明代にイスラム圏から輸入された、青花(染め付け)に用いる青色のコバルト顔料。回回青。
かい‐せい【快晴】
空が気持ちよく晴れ渡ること。たいへん天気がよいこと。気象観測では、雲量1以下、視程1キロ以上の状態の天気。
かい‐せい【改正】
[名](スル)不適当なところや、不備な点を改めること。主に、規則・規約・法令などについて使う。「校則を—する」「料金—」
かい‐せい【改姓】
[名](スル)姓を変えること。また、その変えた姓。「結婚して—する」
かい‐せい【皆済】
「かいさい(皆済)」に同じ。
かい‐せい【開成】
《「易経」繋辞上の「夫れ易は物を開き務めを成し天下の道を冒(おほ)ふ」から》人知を開発し、仕事を成しとげること。
かい‐せい【魁星】
1 北斗七星を柄杓(ひしゃく)になぞらえたとき、水をくむ部分の先端にある第1星。 2 進士の試験に第1位の成績で及...
かい‐せい【諧声】
1 よく調和する声。 2 漢字の六書(りくしょ)の一。形声(けいせい)の異称。
がい‐せい【蓋世】
《「史記」項羽本紀の「力は山を抜き、気は世を蓋(おほ)う」から。「かいせい」とも》世をおおいつくすほど意気が旺盛な...
かいせい‐エスピーシーほう【改正SPC法】
⇒資産流動化法
かいせい‐かん【開成館】
慶応2年(1866)開設された土佐藩の機関。後藤象二郎が中心となって設けたもので、富国強兵をめざした。
かいせい‐がっこう【開成学校】
明治初期の官立学校。江戸幕府の開成所が、明治元年(1868)新政府に接収されて改称したもの。その後、大学南校・第一...
かい‐せい‐けん【海生研】
「海洋生物環境研究所」略称。
かいせい‐しっこう【回生失効】
回生ブレーキで発電した電力が消費または充電されず、制動能力が低下したり失われたりする現象。電車の場合、付近に他の電...
かいせい‐じょ【開成所】
江戸幕府の設けた洋学校。オランダ語・英語・フランス語・ドイツ語などの外国語、天文・地理・数学などの科学、また、活字...
かいせい‐せいどうき【回生制動機】
⇒回生ブレーキ