かる【軽】
奈良県橿原(かしはら)市大軽(おおかる)付近の古地名。古代には交通の要地で軽の市(いち)があった。
か・る【刈る/苅る】
[動ラ五(四)] 1 伸び茂っているものを根元を残して切り払ったり、切り取ったりする。「草を—・る」「髪を—・る」...
か・る【狩る】
[動ラ五(四)] 1 鳥獣を追いかけて捕らえる。狩りをする。「鹿を—・る」 2 罪人などを捕らえるために捜し求める...
か・る【借る】
[動ラ五(四)]「借りる」に同じ。「父の—・ろうとする漢籍は」〈漱石・明暗〉 「人妻と何(あぜ)かそを言はむ然(し...
か・る【駆る/駈る】
[動ラ五(四)] 1 追いたてる。せきたてて追う。「牛を—・ってさくの中に追い込む」 2 速く走らせる。急がせる。...
か・る【枯る】
[動ラ下二]「か(枯)れる」の文語形。
か・る【涸る】
[動ラ下二]「か(涸)れる」の文語形。
か・る【嗄る】
[動ラ下二]「か(嗄)れる」の文語形。
か・る【離る】
[動ラ下二]《「枯れる」と同語源》 1 空間的に遠くなる。はなれる。「朝に日(け)に見まく欲りするその玉をいかにせ...
カルア
エジプトの首都カイロにある城塞シタデルのアラビア語名。
カルーア
ローストしたコーヒー豆とサトウキビの蒸留酒を混ぜて作る、メキシコの甘いリキュール。カクテルに用いる。商標名。
カルアト‐シェルカート
イラク北部の都市。古代都市アッシュールがあったことで知られる。
カルーア‐ミルク
《Kahlúa and milkから》カクテルの一。コーヒーリキュールのカルーアを牛乳で割ったもの。
か‐るい【家累】
1 家族内の悩み事。 2 一家の係累。家族。「—甚だ多からざれば」〈竜渓・経国美談〉
かる・い【軽い】
[形][文]かる・し[ク] 1 目方が少ない。また、抵抗が小さい。「荷物が—・い」「空気より—・い気体」「ペダルが...
かるいこぶねでのがれよ【軽い小舟で逃れよ】
《原題、(ドイツ)Entflieht auf leichten Kähnen》⇒軽やかな小舟にて逃れ出よ
かるいざわ【軽井沢】
長野県中東部、北佐久郡の地名。浅間山南東麓の標高約1000メートルの高原にある。中山(なかせん)道の宿場町として発...
かるいざわ‐まち【軽井沢町】
⇒軽井沢
かる‐いし【軽石】
溶岩が急冷する際にガスが噴き出してできた、小さな穴がたくさんある岩石。軽く、水に浮く。あか落としなどに用いる。浮き...
かるいし‐いかだ【軽石筏】
海底火山などからのマグマの噴出によって生じた軽石が海面で集まり、筏のように漂流するもの。パミスラフト。
かるいし‐きゅう【軽石丘】
軽石が火口の周りに降り積もってできた火砕丘。主に安山岩や流紋岩の溶岩による噴火活動によって形成される。
かる・う【担ふ】
[動ハ四]荷を背負う。かろう。〈日葡〉
カル‐エッサラー‐エル‐ディン
シリア西部にある中世の城塞。創建は定かでなく、名称は12世紀に十字軍を破ったサラディンにちなむ。2006年、クラッ...
カルカ
《(ポルトガル)calcadorからか》先込めの銃で、弾薬を筒口から押し込むための鉄の棒。込み矢。槊杖(さくじょう)。
カルカソンヌ
フランス南部、オクシタニー地方オード県の県都。古くから交通の要衝で、古代ローマ時代に建設された要塞都市に起源する。...
カルカッソンヌ
⇒カルカソンヌ
カルカッタ
コルカタの旧称。
かる‐かや【刈萱/刈茅】
1 イネ科の多年草、オガルカヤとメガルカヤの総称。ススキに似る。根をたわしやはけなどの材料とする。《季 秋》「野路...
かるかや【苅萱】
苅萱道心の略称。 謡曲で、苅萱道心の説話を題材にしたもの。現在は廃曲。禿高野(かむろこうや)。 説経節。三段。作者...
かるかや‐どう【苅萱堂】
長野市北石堂町、西光寺にある堂。苅萱道心と、その子石童丸が、父子2代にわたって修行をつんだとされる。和歌山県高野山...
かるかや‐どうしん【苅萱道心】
苅萱伝説中の人物。石童丸の父。俗名、加藤左衛門繁氏。筑前(ちくぜん)苅萱の武士だったが、無常を感じて出家する。
かるかやどうしんつくしのいえづと【苅萱桑門筑紫𨏍】
浄瑠璃。時代物。五段。並木宗輔・並木丈輔作。享保20年(1735)大坂豊竹座初演。苅萱道心の説話による。
かるかや‐の【刈る萱の】
[枕]刈った萱の穂は乱れやすいところから、「ほ」「みだる」にかかる。「—乱れてあれど」〈古今・雑体〉
カルカル
フィリピン中央部、セブ島東岸の都市。セブの南約30キロメートルに位置する。アレクサンドリアの聖カトリーヌ教会をはじ...
カルカルペン‐こくりつこうえん【カルカルペン国立公園】
《Nationalpark Kalkalpen》オーストリア中部、オーバーエスターライヒ州にある国立公園。1997...
かる‐かん【軽羹】
ヤマノイモをすりおろし、糝粉(しんこ)と砂糖を合わせて蒸した菓子。鹿児島県の名菓。
カルカン
トルコ南西部の港町。地中海に面する。オスマン朝時代末期に築かれた。ギリシャ系住民が多かったが、第一次大戦後のトルコ...
カルカンサイト
⇒胆礬(たんばん)
カルガ
ロシア連邦西部、カルガ州の都市。同州の州都。モスクワの南西約190キロメートル、オカ川沿いに位置し、モスクワとウク...
カルガ‐オアシス
⇒ハルガオアシス
かる‐がも【軽鴨】
カモ科の鳥。全長約60センチ。全体に黒褐色で、くちばしの先が黄色く、雌雄同色。東アジアに分布し、日本では留鳥で、川...
かるがも‐そうこう【軽鴨走行】
(カルガモの親子が一列に並んで歩くことから)複数の車両が、短い車間距離で連なって走行すること。また、高速道路などの...
かる‐が‐ゆえ‐に【かるが故に】
[接]《「かあるがゆえに」の音変化》前の事柄を受けて、それを理由・原因とするときに用いる。だから。それゆえに。「掃...
カルガリー
カナダ、アルバータ州中南部の商工業都市。穀物・家畜の集散地。近郊に天然ガス・石油を産し、石油工業も発展。カナディア...
カルガリー‐タワー
カナダ、アルバータ州中南部の都市カルガリーにある塔。市街中心部に位置する。高さ191メートル。展望台からは市街およ...
かる‐がる【軽軽】
[副] 1 重い物をいかにも軽そうに動かすさま。「米俵を—(と)担ぐ」 2 たやすくやってのけるさま。楽々。容易に...
かるがる‐し・い【軽軽しい】
[形][文]かるがる・し[シク] 1 よく考えずに物事をするさま。軽率である。「—・く口外するな」⇔重重しい。 2...
カルキ
1 石灰。 2 《「クロルカルキ」の略》さらし粉(こ)のこと。「—くさい水」
カルキス
⇒ハルキダ
カルキディキ‐はんとう【カルキディキ半島】
《Chalkidiki/Χαλκιδική》⇒ハルキディキ半島