きょう‐ことば【京言葉/京詞】
京都の人の話す言葉。優美な言葉とされた。京都弁。
きょう‐このごろ【今日此の頃】
近ごろ。昨今。最近。「寒さ厳しい—」
きょう‐ご【向後/嚮後】
⇒きょうこう(向後)
きょう‐ご【教護】
[名](スル)非行少年などを、教育し保護すること。
きょうご‐いん【教護院】
児童福祉法に基づく児童福祉施設の一。平成9年(1997)同法改正により児童自立支援施設と改称。
きょう‐ごう【叫号】
[名](スル)大声で叫ぶこと。「風波に駭(おどろ)きし—の声は」〈鴎外訳・即興詩人〉
きょう‐ごう【協合】
[名](スル)親しみとけ合うこと。和合。「頗る天理に—すと雖も」〈加藤弘之・明六雑誌三一〉
きょう‐ごう【校合/挍合】
[名](スル)2種以上の写本・刊本などを比べ合わせて、本文の異同を確かめたり誤りを正したりすること。校書(こうしょ...
きょう‐ごう【強剛】
[名・形動]強くて屈しないこと。手ごわいこと。また、そのさま。「市九郎の—なる意志を、知りぬいて」〈菊池寛・恩讐の...
きょう‐ごう【強豪】
勢いが盛んで強いこと。また、その人。「—どうしの対決」
きょう‐ごう【競合】
[名](スル) 1 せりあうこと。きそいあうこと。「大手各社が—する市場」 2 私法上、単一の事実または要件につい...
きょう‐ごう【驕傲】
[名・形動]おごりたかぶること。また、そのさま。「先次第で—になったり柔和になったり」〈福沢・福翁自伝〉
きょう‐ごうし【京格子】
竪子(たてご)の特に細い連子(れんじ)格子。京都の民家に多くみられる。
きょうごう‐そがい【競合阻害】
⇒競争的阻害
きょうごう‐だっせん【競合脱線】
列車が、複数の要因で脱線すること。
きょう‐ごく【京極】
平安京の四周の大路。それぞれ東京極・西京極・南京極(九条大路)・北京極(一条大路)といった。 京都市の新京極の通称。
きょうごく【京極】
姓氏の一。 室町時代の守護大名。佐々木信綱の四男氏信が京都の京極に邸を構えたのに始まる。四職(ししき)家の一。 [...
きょうごく‐たかつぐ【京極高次】
[1563〜1609]安土桃山・江戸初期の武将。妻は豊臣秀吉の側室淀君の妹。織田信長、のち豊臣秀吉に仕え、九州征伐...
きょうごく‐ためかね【京極為兼】
[1254〜1332]鎌倉後期の歌人。藤原定家の孫為教(ためのり)の子。二条家と歌道の主導権を争い、革新的な歌風を...
きょうごく‐なつひこ【京極夏彦】
[1963〜 ]小説家。北海道の生まれ。本名、大江勝彦。妖怪・民俗学の知識を生かした幻想的な長編ミステリーを数多く...
きょうごく‐の‐うえ【京極上】
宇津保物語の登場人物。清原俊蔭の娘で、父から伝えられた七絃琴の秘曲を、息子の藤原仲忠に伝授する。
きょうごく‐は【京極派】
藤原定家の孫為教(ためのり)を祖とする和歌の流派。為教の兄為氏(ためうじ)の二条家歌道と正統性を争って革新的歌風を...
きょう‐ごよみ【京暦】
昔、京都の陰陽寮(おんようりょう)で発行した暦。地方で作ったものに対していう。
きょう‐さ【教唆】
[名](スル) 1 ある事を起こすよう教えそそのかすこと。「—扇動」「法外な給料増加の請求を坑夫等に—し」〈木下尚...
きょう‐さい【凶歳】
農作物が不作の年。凶年。
きょう‐さい【共済】
相互に助け合い、力を合わせて事をなすこと。「—事業」→共済組合
きょう‐さい【共催】
[名](スル)二つ以上の団体が共同で一つの催しを行うこと。「新聞社と—する」
きょう‐さい【匡済】
[名](スル)悪をただし、乱れをすくうこと。「泰西流の政理をもってこれを—する」〈陸羯南・近時政論考〉
きょう‐さい【恐妻】
夫が妻に対して頭の上がらないこと。「—家」
きょう‐さい【境栽】
花壇や道路などに沿って帯状に植えた低木や園芸植物。
きょうさい‐か【恐妻家】
妻に頭の上がらない夫。妻をおそれる夫。→亭主関白 →愛妻家
きょうさい‐くみあい【共済組合】
同種の職業または同一の事業などに従事する者の相互扶助を目的とする団体。組合員の疾病・負傷・死亡・退職などに際し、一...
きょうさい‐じぎょう【共済事業】
相互扶助のため、組合員が一定額の掛金を積み立て、傷害・病気・死亡・火災・交通事故などが発生した際に、共済金を給付す...
きょうさい‐ねんきん【共済年金】
国家公務員・地方公務員・私立学校教職員の各共済組合が給付する年金。退職共済年金・障害共済年金・遺族共済年金などがあ...
きょうさ‐かんせつ【胸鎖関節】
胸骨と鎖骨とがつくる関節。
きょう‐さく【凶作】
農作物の出来が非常に悪いこと。ひどい不作。「二年続きの—」《季 秋》⇔豊作。
きょう‐さく【狭窄】
[名・形動]すぼまって狭いこと。また、そのさま。「海峡の—な部分」「視野—」
きょう‐さく【警策】
[名・形動ナリ] 1 禅宗で、座禅中の僧の眠けや心のゆるみ、姿勢の乱れなどを戒めるため、肩などを打つ木製の棒。長さ...
きょう‐さく【競作】
[名](スル)数人が作品をきそって作ること。「桜をテーマに写真家が—する」
きょうさく‐しゃげき【狭窄射撃】
狭い場所で特別の実包を用いてする射撃。
きょうさく‐しょう【狭窄症】
心臓弁膜症の分類の一つ。心臓の弁膜が十分に開かなくなり、心房から心室、あるいは心室から動脈(大動脈・肺動脈)へ血液...
きょう‐さつ【挟殺】
[名](スル)野球で、走者を塁と塁の間に挟みうちにしてアウトにすること。
きょう‐さつ【恐察】
[名](スル)他人の事情を推察することをへりくだっていう。拝察。「余儀なき御趣意を—して」〈藤村・夜明け前〉
きょうさ‐はん【教唆犯】
他人を教唆して犯罪を実行させること。また、その者。共犯の一種で、正犯に準じて罰せられる。
きょう‐ざめ【興醒め】
[名・形動](スル)《「きょうさめ」とも》それまでの楽しい気分や興味が薄れること。また、そのさま。「祝いの席で—な...
きょう‐ざ・める【興醒める】
[動マ下一][文]きょうざ・む[マ下二]《「きょうさめる」とも》あることがきっかけとなって、それまでの楽しい気分や...
きょう‐さん【共産】
資産・生産手段などを、その社会の成員全部で共有すること。「—社会」
きょう‐さん【夾算/夾笇】
昔、書物・巻物などに挟んで、読みさしの所や検出箇所のしるしとしたもの。竹または木を長さ9センチ、幅1.5センチほど...
きょう‐さん【協賛】
[名](スル) 1 事業・催し物などの趣旨に賛成し、協力すること。 2 明治憲法下の帝国議会で、法律案・予算案を成...
きょう‐さん【胸算】
[名](スル)胸の中で見積もること。胸算用(むなざんよう)。「父の—に、福沢の家は総領に相続させる積りで」〈福沢・...