きょうどう‐ロボット【協働ロボット】
人との共同作業を前提とした産業用ロボット。人協働ロボット。 [補説]従来の産業用ロボットは、安全柵を設置するなどし...
きょうど‐がんぐ【郷土玩具】
その土地特産の材料を用い、あるいはその土地の風俗・慣習・伝説に基づいて作られた玩具。こけし、赤べこ、鯛車など。
きょうど‐きょういく【郷土教育】
郷土の自然や生活・文化に具体的な教材を求め、郷土への愛情と理解を育成することを目標とした教育。
きょうど‐きんし【強度近視】
眼軸長(眼球の前後方向の長さ)が異常に延長し、眼に入る光の屈折を調整する能力が低下するため、対象に近づいても鮮明に...
きょう‐どくせい【強毒性】
ウイルスなどの病原体によって感染症が発症したとき、重症化させる能力が強いこと。インフルエンザの場合は、呼吸器だけで...
きょうどくせい‐とりインフルエンザ【強毒性鳥インフルエンザ】
鳥インフルエンザのうち、感染した鳥の致死率が高いもの。家畜伝染病予防法では、平成23年(2011)4月の法改正以降...
きょうど‐げいじゅつ【郷土芸術】
1 ある地方に伝わる特有の民謡・舞踊・玩具・工芸品などの総称。 2 1900年頃ドイツで唱えられた芸術上の主張。芸...
きょうど‐げいのう【郷土芸能】
地域社会で伝承され、その土地の祭礼や行事などで行われる芸能。→民俗芸能
きょうど‐し【郷土誌】
郷土に関する歴史・地理・生活や民間伝承の記録・研究などを記した書物。
きょうど‐しょく【郷土色】
風俗・習慣・産物などに表れるその地方の特色。地方色。ローカルカラー。
強弩(きょうど)の末(すえ)魯縞(ろこう)に入(い)る能(あた)わず
《「漢書」韓安国伝から》強い弓で射た矢も、最後にはその勢いが衰えて、魯で産する薄絹さえも射通すことができない。強い...
きょうどへんちょう‐ほうしゃせんちりょう【強度変調放射線治療】
コンピューター制御により腫瘍部分にのみ放射線を集中照射する、放射線療法の一つ。一方向からのビームの強度を小さくし、...
きょうど‐りょうり【郷土料理】
その地域に特有の料理。特産物を材料にしたり、伝統的な調理法を用いたりするもの。
きょうどんみ【憍曇弥】
⇒喬答弥(きょうとうみ)
きょう‐な【京菜】
アブラナ科の野菜。葉は根際から多数出て、細く裂けている。春、黄色の花が咲く。ふつう夏に種子をまき、冬から初春にかけ...
きょう‐ない【教内】
禅宗で、教外(きょうげ)別伝・不立文字(ふりゅうもんじ)を建て前とする自宗を教外と称するのに対し、経典をよりどころ...
きょう‐ながし【経流し】
死者の追善、また生類の供養のため、経典を書写して川や海に流すこと。
京(きょう)に田舎(いなか)あり
にぎやかな都にも、意外に田舎のような所がある。
興(きょう)に入(い)・る
興味を感じて夢中になる。おもしろがる。
興(きょう)に乗(じょう)・ずる
「興に乗(の)る」に同じ。
興(きょう)に乗(の)・る
おもしろさを感じて何かをする。興に乗ずる。「—・って自慢ののどを披露する」
きょうにょ【教如】
[1558〜1614]安土桃山時代の浄土真宗の僧。大坂の人。諱(いみな)は光寿。顕如(けんにょ)の長男。石山の合戦...
きょう‐にん【杏仁】
アンズの種子。漢方で鎮咳(ちんがい)・去痰(きょたん)薬にする。あんにん。
きょう‐にんぎょう【京人形】
京都で作られた人形。木彫りで着衣させたものが多い。市松(いちまつ)人形・鴨川(かもがわ)人形(木目込み人形)・嵯峨...
きょうにん‐すい【杏仁水】
杏仁油をとったあとの杏仁のかすに水を加え、蒸留して得られる無色透明の揮発性の液。独特の芳香があり、せき止め・うがい...
きょうにん‐どうふ【杏仁豆腐】
中国料理の点心の一。杏仁をすりつぶして寒天で固め、シロップをかけたもの。一般には、杏仁のエッセンスを加えた牛乳の寒...
きょうにん‐ゆ【杏仁油】
杏仁を圧縮して得られる無色または淡黄色の透明な脂肪油。軟膏や香油・食用油などに用いる。
きょう‐ねつ【狂熱】
狂おしいほどの激しい情熱。「—の恋」
きょう‐ねつ【強熱】
[名](スル)強く熱すること。また、強い熱。
きょうねつ‐げんりょう【強熱減量】
試料を高温に熱した際に減少する質量。主に鉱物や無機化合物中の揮発性物質または有機物の質量に等しい。灼熱減量。加熱減量。
きょう‐ねん【凶年】
1 凶作の年。⇔豊年。 2 災禍の多い年。
きょう‐ねん【享年】
《天から享(う)けた年の意》人のこの世に生存していた年数。死んだときの年齢。行年(ぎょうねん)。「—八十」 [補説...
きょうねん‐し【強撚糸】
強く撚(よ)りをかけた織物用の糸。縮緬(ちりめん)などの皺(しぼ)を出すのに使われる。
きょう‐ねんぶつ【経念仏】
経を読み、念仏すること。「朝夕—を欠かさない」
きょう‐ねんまく【頰粘膜】
頰(ほお)の内側の粘膜。
きょう‐の‐あき【今日の秋】
俳句で、立秋のこと。今朝(けさ)の秋。《季 秋》
京(きょう)の着倒(きだお)れ
京都の人は、破産するほど衣服にお金をかけるということ。「大阪の食い倒れ」に対していう。
きょう‐の‐しま【経島】
⇒きょうがしま(経島)
きょう‐の‐ぜん【饗の膳】
婚礼などの祝い事に用いる膳(ぜん)。饗立(きょうだ)て(甲立て)をし、相生(あいおい)に立てた松に、揚巻結びの5色...
きょう‐の‐つき【今日の月】
陰暦八月十五夜の月。仲秋の満月。《季 秋》
今日(きょう)の情(なさ)けは明日(あす)の仇(あだ)
人の心の変わりやすいことのたとえ。
今日(きょう)の後(のち)に今日(きょう)なし
今日という日が過ぎれば二度と同じ日は来ない。1日1日を大切にせよという意。
きょう‐の‐ひ【今日の日】
《「今日」を強めていう語》まさに今日という日。
今日(きょう)の一針(ひとはり)明日(あす)の十針(とはり)
処置が遅れるほど負担が重くなることのたとえ。今日であれば一針縫うことで繕えるほころびも、明日になれば十針も縫わなけ...
きょう‐の‐ほそぬの【狭布の細布】
狭布のこと。幅が狭く不足するところから、「胸合はず」「逢はず」などの序詞に用いる。きょうのさぬの。きょうのせばぬの...
きょう‐のぼり【京上り】
地方から京都へ行くこと。上洛(じょうらく)。「任果てて上りけるに、送りに—すとて」〈今昔・二六・一六〉
きょう‐の‐まき【経の巻】
屋根の獅子口(ししぐち)の上端にのせる、経巻に似た円筒形の瓦。
京(きょう)の夢(ゆめ)大阪(おおさか)の夢(ゆめ)
夢の話をする前に唱える言葉。 [補説]江戸いろはガルタで、最後の句。
きょう‐は【教派】
同一宗教の分派。宗派。
きょう‐は【驚破】
[名](スル)驚かすこと。びっくりさせること。「憫然(びんぜん)なる主人の夢を—するのを」〈漱石・吾輩は猫である〉