きかい‐ぶんめい【機械文明】
産業革命以後、手工業生産に代わって機械による大量生産が行われるようになった近代資本主義社会の文明の一側面をいう。
きかい‐べん【機械弁】
心臓弁膜症の弁置換術で用いられる人工弁の一。炭素繊維やステンレス・チタンなどの合金で作られる。生体弁よりも耐久性に...
きかい‐ほけん【機械保険】
工場や事務所などで、不測かつ突発的な事故により稼働中の機械や装置に生じた損害を塡補する損害保険。従業員による誤操作...
きかい‐ほんやく【機械翻訳】
コンピューターを利用して、ある言語を他の言語に自動的に翻訳すること。自動翻訳。
きかい‐ぼり【機械掘り】
機械を使ってトンネル・坑道の掘削や、地下・海底資源の採掘を行うこと。→手掘り
きかいりえき‐ほけん【機械利益保険】
機械保険が適用される事故による逸失利益を塡補する保険。操業の休止や阻害で生じる営業利益の喪失分や、営業維持のための...
きかい‐りきがく【機械力学】
機械の運動を研究する力学の一分野。機械を構成する部品・材料を剛体と見なし、その動力学的・静力学的な問題を取り扱う。
きかい‐ロス【機会ロス】
⇒チャンスロス
きかい‐ろん【機械論】
1 哲学で、すべての事象の生成変化を自然的、必然的な因果関係によって説明し、目的や意志の介入を認めない立場。 2 ...
きか・う【錯ふ】
[動ハ四]語義未詳。きしり合う意か。一説に、食い違う意とも。「柱、桁(けた)、梁(うつばり)、戸、牖(まと)の—・...
き‐か・える【着替える/着換える】
[動ア下一][文]きか・ふ[ハ下二]《「きがえる」とも》着ていた衣服を脱いで他のものを着る。「作業衣に—・える」
奇貨(きか)居(お)くべし
《秦の商人呂不韋(りょふい)が趙に人質になっていた秦の王子子楚(しそ)を助けて、あとでうまく利用しようとしたという...
きかおくべし【奇貨居くべし】
宮城谷昌光の長編歴史小説。秦の宰相となる呂不韋(りょふい)の波乱の生涯を描く。春風篇、火雲篇、黄河篇、飛翔篇、天命...
きかか‐よそう【幾何化予想】
数学の命題の一。1982年に米国の数学者ウィリアム=サーストンが提出。「どのような三次元多様体も、8種類の幾何構造...
き‐かか・る【来掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 ちょうどその場所のあたりに来る。さしかかる。「店の前に—・ったとき声を掛けられた」 2 来よ...
きか‐がく【幾何学】
図形や空間の性質を研究する数学の一部門。紀元前300年ころ、ユークリッドによって集大成され、現在は、微分幾何学・代...
きかがくじょせつ【幾何学序説】
東京出身の数学者、弥永昌吉の著作。昭和43年(1968)刊行。幾何学の現代的な概説書。
きかがくてき‐せいしん【幾何学的精神】
パスカルの用語。幾何学の方法に示されるように、少数の原理から出発して秩序正しく推論を継続していく合理的な認識の精神...
きかがくてき‐もよう【幾何学的模様】
直線と曲線によって構成された抽象的模様。
きか‐がほう【幾何画法】
幾何学の原理によって物の形を描く方法。製図の細密なことを主とし、定規・コンパスなどを用いて描く。
きか‐き【気化器】
⇒キャブレター
きか‐きゅうすう【幾何級数】
⇒等比(とうひ)級数
き‐かく【企画/企劃】
[名](スル)ある事を行うために計画をたてること。また、その計画。くわだて。「秋の公演を—する」
き‐かく【気格】
品格。気品。「装飾は人の心目を娯楽し、—を高尚にする」〈逍遥・小説神髄〉
きかく【其角】
⇒宝井其角(たからいきかく)
き‐かく【寄客】
寄食する客。居候(いそうろう)。
き‐かく【掎角】
《「掎」は鹿を捕らえるのに後ろ足をとる意、「角」は前から角(つの)をとる意》 1 前後呼応して敵を制すること。 2...
き‐かく【規画】
企て、はかること。また、企て。画策。「其—の大、其の忍耐力の強き」〈雪嶺・真善美日本人〉
き‐かく【規格】
1 工業製品・材料・工程などに対して定めた基準。 2 物事の基準となる、社会一般の標準。「—をはみ出した人物」
き‐かく【棋客】
将棋や囲碁をする人。棋士。ききゃく。
きかく‐いん【企画院】
戦時経済の企画・調整・推進にあたった内閣直属の官庁。昭和12年(1937)企画庁と資源局とを合併して設立。同18年...
きかくいん‐じけん【企画院事件】
昭和16年(1941)企画院の調査官、和田博雄・勝間田清一ら革新官僚17人が、治安維持法違反で検挙された事件。第二...
きかく‐か【規格化】
[名](スル) 1 製品の品質・形状・寸法などを規格に合わせて統一すること。「製品を—する」 2 思想や行動を画一...
きかく‐がい【規格外】
製品や農作物などが、定められた基準に当てはまらないこと。「寸法—」「—野菜」
きかくがい‐やさい【規格外野菜】
大きさ・色・形・品質などが規格に適合しない野菜。多くは出荷されないが、形など外観上の規格から外れても、鮮度や味に問...
きかく‐きょうそうにゅうさつ【企画競争入札】
官公庁が物品・役務の調達等を行う際、入札参加者を公募し、企画書の提出を求め、事前に定めた採点方式で点数が高い業者に...
きかく‐てん【企画展】
美術館・博物館などで、期限やテーマを設けて特別に企画される展覧会。常設展に対していう。
きかく‐ばん【規格判】
日本産業規格(JIS)による、紙の仕上がり寸法。A判・B判の二系列がある。
きかく‐ひっすとっきょ【規格必須特許】
⇒標準必須特許
きかく‐ひん【規格品】
規格に従って作られた製品。
きかく‐りょこう【企画旅行】
旅行会社が計画を立てて実施する旅行。募集型企画旅行と受注型企画旅行がある。→手配旅行
き‐かげき【喜歌劇】
1 喜劇的要素をもつ、音楽劇の総称。オペラブッファ・オペレッタなど。 2 オペレッタのこと。
きか‐こうがく【幾何光学】
光を光線の集合と考えて幾何学的に扱い、光の直進の原理、反射・屈折の法則などを用いて、像の結び方を研究する光学の一部...
きか‐こうり【幾何公理】
数学全般の共通公理に対し、幾何学そのものについての公理をいう。
きか‐ざる【聞か猿】
三猿(さんえん)の一。聞くまいとして両手で耳を覆っている猿の像。
き‐かざ・る【着飾る】
[動ラ五(四)]美しい衣服を着て身を飾る。盛装する。「—・って出席する」
きかし‐ぐさ【きかし草】
ミソハギ科の一年草。田や湿地に生え、高さ約15センチ。茎の下部は地をはう。葉は小さく楕円形で、対生。8、9月ごろ、...
きかしゅう【紀家集】
平安前期の漢詩文集。紀長谷雄著。延喜19年(919)、大江朝綱が第14巻を書写したことが知られる。
きか‐しょくぶつ【帰化植物】
植物が自生地から他地域に移され、野生化して繁殖するようになったもの。日本ではブタクサ・ヒメジョオン・シロツメクサなど。
きか‐じん【帰化人】
帰化によってその国の国籍を得た人。