これ‐だけ【此れ丈/是丈】
(副詞的にも用いる) 1 特定の、この物事。このことだけ。このものだけ。「—は忘れるな」「二冊のうち—読んだ」 2...
これっ‐きり【此れっ切り/是っ切り】
《「これきり」の促音添加》「これきり」をやや強めて言う語。副詞的にも用いる。「残りは—だ」「—会えない」
コレッジョ
[1489ころ〜1534]イタリアのルネサンス期の画家。本名、アントニオ=アレグリ(Antonio Allegri...
コレット
[1873〜1954]フランスの女流小説家。人間の心理や、官能の世界を感性豊かに描く一方、自然や動物の描写にもすぐ...
これっ‐ぱかし【此れっぱかし/是っぱかし】
「これっぱかり」に同じ。「—じゃ何も買えない」
これっ‐ぱかり【此れっ許り/是っ許り】
「こればかり」に同じ。「—しか儲(もう)けが出ない」
これっ‐ぽっち【此れっぽっち/是っぽっち】
量や度合いの少ないこと。たったこれだけ。「残りは—しかない」
コレルリ
[1653〜1713]イタリアの作曲家・バイオリン奏者。トリオソナタ、合奏協奏曲の形式を確立。ビバルディやバッハ・...
これ‐てい【此れ体/是体】
1 このようなようす・姿。この程度。「人魚といふなるは、—の物なるにや」〈著聞集・二〇〉 2 この程度の者。これし...
此(こ)れで吉田(よしだ)の兼好(けんこう)
「これで良(よ)し」の「よし」に「吉田」の「よし」を掛けてしゃれていう言葉。
此(こ)れと言(い)・う
(多く下に打消しの語を伴う)とりたてていうほどの。「—・った欠点も見当たらない」
これ‐と‐いって【此れと言って/是と言って】
[連語](多く、下に打消しの語を伴って用いる)とりたてて。「—言うこともない」
コレニア
ストロマトライトの一種。北アメリカ・中国などの先カンブリア時代の地層から産出する。断面は同心円状。建築物の石材とし...
此(こ)れに懲(こ)りよ道才坊(どうさいぼう)
これに懲りよというのを口拍子よく言ったもの。 [補説]「道才坊」は当て字。「道斎坊」とも書く。撮棒(さいぼう)に打...
これに‐よりて【是に由りて】
[連語]《漢文訓読語から。接続詞的に用いる》このことによって。こういうわけだから。「—之を観(み)れば」
これ‐の【此れの/是の】
[代]《「此れの人」の略》三人称の人代名詞。親しみをこめて、夫から妻、妻から夫をさしていう語。「—はうちにおりゃる...
これ‐の‐ひと【此れの人】
[代]三人称の人代名詞。夫から妻、妻から夫をさしていう語。うちのひと。こちのひと。「『なう、—が下られたものぢゃ』...
これ‐は【此れは】
[連語]意外な物事に出会って驚いたり、感動したりしたときに用いる語。「やあ、—ようこそ」「—すばらしい」
此(こ)れは如何(いか)なこと
驚いたとき、困ったときなどに用いる言葉で、狂言にしばしば用いられている。これはどうしたことだ。「—、この両眼を抜か...
此(こ)れは如何(いか)に
まったく意外な事に驚いたときに用いる言葉。これはなんとしたことだろう。「—目の前の人物が一瞬にして消えてしまうとは」
これは‐これは【此れは此れは】
[連語]「これは」を強めていう語。「—ありがとうございます」
此(こ)れはさて
物事の意外なのに驚き、または考えるときなどにいう言葉。さてこれは。これはまあ。「—、何としてもくれられぬ」〈狂言記...
此(こ)れはしたり
意外な事に驚いたり、失敗に気づいたりしたときに発する言葉。これは驚いた。しまった。「—、こんな初歩的なミスを犯して...
此(こ)れははや
驚いたり、失敗したりしたときにいう言葉。いやまったく。いやはやどうも。「—、烏帽子が遅う来るな」〈狂言記・烏帽子折〉
これ‐ばかり【此れ許り/是許り】
1 目の前に示されている分量・程度。多く、その少ないことを強調していうのに用いる。こんな程度。これっぱかり。「—の...
コレヒドール‐とう【コレヒドール島】
《Corregidor Island》フィリピン、ルソン島中部、マニラ湾の入り口にある小島。米軍の要塞となり、第二...
これ‐ほど【此れ程/是程】
1 目の前に示されている程度。物事の程度を強調する気持ちを表すときにも用いる。副詞的にも用いる。この程度。これくら...
コレ‐ポン
「コレスポンデンス」の略。
これ‐まで【此れ迄/是迄】
1 時間・場所・程度が、示された点までであること。今まで。この時まで。この所まで。「—の苦労も水のあわ」「一般の方...
これみつ【惟光】
源氏物語の主人公光源氏の家来の名。 《が、主人の機嫌をとり忠実にその命を守ったところから》幇間(ほうかん)。たいこもち。
これみよ‐がし【此れ見よがし/是見よがし】
[形動]《「がし」は接尾語》得意になって人に見せびらかしたり当てつけがましくしたりするさま。「—に外車を乗り回す」
此(こ)れや此(こ)の
かねて人から聞いたり思ったりしていたのはこれであるなあ。これがまあ例の。これこそあの。「—行くも帰るも別れつつしる...
これやす‐しんのう【惟康親王】
[1264〜1326]鎌倉幕府第7代将軍。在職1266〜1289。第6代将軍宗尊親王の子。執権の北条貞時に将軍職を...
コレラ
コレラ菌が経口的に摂取されて感染し、激しい下痢と嘔吐(おうと)を起こす感染症。アジア型コレラと、エルトール型コレラ...
これ‐ら【此れ等/是等】
[代]近称の指示代名詞。 1 「これ」の複数形。 ㋐話し手の側に属する事物についていう。「今ここに—の問題がある」...
コレラ‐きん【コレラ菌】
コレラの病原菌。菌体は弧状に湾曲し、鞭毛(べんもう)をもつグラム陰性の桿菌(かんきん)。コッホにより分離培養された...
こ・れる【来れる】
[動ラ下一]来ることができる。カ行変格活用の「く(来)る」を可能動詞化したもの。「こられる」(「くる」の未然形+可...
これを‐もって【是を以て】
[連語]これで。これによって。「—閉会とさせていただきます」
コレング
《「コリング」とも》デンマーク、ユトランド半島東岸の都市。コレングフィヨルドに注ぐコレング川の河口に位置する。鉄道...
これんげ‐さん【小蓮華山】
新潟県糸魚川(いといがわ)市と長野県北安曇(きたあづみ)郡小谷(おたり)村にまたがる山。標高2766メートルで新潟...
コレー
木星の第49衛星。2003年に発見。名の由来はギリシャ神話のゼウスの娘。非球形で平均直径は2キロ。
コレージュ
1 中世からフランス革命期までの、パリ大学の学寮。のち、講義もここで行われた。 2 フランスの前期中等教育機関。→リセ
コレージュ‐ド‐フランス
1530年、フランソワ1世が人文的教養振興のためにパリに創設した高等教育機関。講義は公開で、聴講は自由であるが、修...