ご‐しょ【御所】
1 天皇の御座所。禁中。内裏。また、天皇を敬っていう語。「京都—」「—も二位殿抱き参らせて」〈弁内侍日記〉 2 上...
ご‐しょ【御書】
他人を敬って、その書状・筆跡などをいう語。
ご‐しょう【五生】
1 五たび生まれ変わること。 2 仏語。菩薩(ぼさつ)の生まれ方を五つに分けたもの。飢餓や海中の苦を救う息苦生、衆...
ご‐しょう【五性/五姓】
仏語。衆生(しゅじょう)が先天的に備える五つの本性。菩薩定性(ぼさつじょうしょう)・独覚定性・声聞(しょうもん)定...
ご‐しょう【五障】
仏語。 1 女性のもつ5種の障害。女性は修行しても、梵天王(ぼんてんのう)・帝釈天(たいしゃくてん)・魔王・転輪聖...
ご‐しょう【午餉】
ひるめし。ひるげ。昼食。
ご‐しょう【後生】
1 仏語。 ㋐死後に生まれ変わること。また、死後の世。来世。あの世。→今生(こんじょう) →前生(ぜんしょう) ㋑...
ご‐しょう【誤称】
誤ってとなえること。まちがった呼び方。
ごしょう‐いっしょう【後生一生】
現世・来世を通じてただ1回だけのこと。一生に一度。多く、懇願するときに用いる。「—のお願い」
ご‐しょうおん【呉承恩】
[1500ころ〜1582ころ]中国、明末の小説家。山陽(江蘇省)の人。字(あざな)は汝忠(じょちゅう)。号は射陽山...
ごしょう‐かいぎ【五相会議】
昭和初期に、内閣総理大臣・外務大臣・大蔵大臣・陸軍大臣・海軍大臣によって行われた会議。昭和8年(1938)初開催。
ごしょう‐かくべつ【五性各別】
法相宗で、人の五性は決定的であって、それを変えることはできないと説くもの。特に、仏になれない者を立てる点で、可能性...
ごしょうがけ‐おんせん【後生掛温泉】
秋田県鹿角(かづの)市にある温泉。泉質は硫黄泉。八幡平(はちまんたい)温泉郷の一つで、箱蒸し風呂が有名。
ご‐しょうき【御正忌】
故人を敬って、その祥月命日をいう語。 浄土真宗の開祖親鸞(しんらん)の忌日に行う法会。忌日は陰暦11月28日。法会...
ごしょう‐ぎ【後生気】
[名・形動]後生の安楽を願う心。来世の安楽の種になるような功徳(くどく)をしたいと思う気持ち。後生心(ごころ)。ま...
ごしょう‐さんじゅう【五障三従】
五障1と3種の忍従。ともに女性の身が負うという宿命的なもの。ごしょうさんしょう。→三従(さんじゅう)
ご‐しょうせい【呉昌征】
[1916〜1987]プロ野球選手。台湾の生まれ。旧名、呉波(ごは)。のち日本に帰化、石井昌征(まさゆき)と改名。...
ご‐しょうせき【呉昌碩】
[1844〜1927]中国、清末近代の文人画家。安吉(浙江(せっこう)省)の人。名は俊卿(しゅんけい)。昌碩は字(...
ごしょう‐ぜんしょ【後生善所】
仏語。来世には極楽浄土に生まれるということ。
ごしょう‐だいじ【後生大事】
1 後生の安楽をいちずに願うこと。 2 物事を大切にすること。「師の教えを—に守る」「空箱を—にしまっておく」
ごしょう‐ねがい【後生願ひ】
ひたすら来世の極楽往生を願うこと。また、その人。「この男、これよりその所に隠れなき—になりぬ」〈浮・懐硯・四〉
ご‐しょうのう【御笑納】
「笑納」に同じ。「—いただければ幸いです」
ごしょう‐の‐くも【五障の雲】
五障1を月の光を覆う雲にたとえていう語。
後生(ごしょう)は徳(とく)の余(あま)り
一生懸命に徳行を積めば、おのずから極楽往生の願いもかなえられるものであるということ。一説には、後生を願うための信心...
ごしょう‐ぼだい【後生菩提】
仏語。来世に極楽に生まれて、悟りを開くこと。後世菩提(ごせぼだい)。
ごしょう‐らく【後生楽】
[名・形動] 1 後生は安楽と思って安心すること。 2 心配事も苦にしないで、のんきなこと。また、そのさまや、その...
ごしょうらく【五常楽/五聖楽】
《「ごじょうらく」とも》雅楽。唐楽。平調(ひょうじょう)で新楽の中曲。舞は四人舞。唐の太宗作で、仁・義・礼・智・信...
ごしょうら‐じま【御所浦島】
《「ごしょのうらじま」とも》熊本県天草諸島中の島。天草市に属する。面積12.4平方キロメートル、周囲25.7キロメ...
ご‐しょうらん【御笑覧】
「笑覧」に同じ。「—に供する」
ご‐しょうらん【御照覧】
「照覧2」に同じ。「神も—あれ」
ごしょ‐かずき【御所被】
京都の御所に仕える女性が着けたかずき。また、御所染めのかずき。
ごしょ‐かん【御所羹】
薄く輪切りにしたミカンを寒天に入れて作ったようかん。
ごしょ‐がき【御所柿】
カキの一品種。奈良県御所(ごせ)市の原産といわれる。実は扁平でやや方形をなしている。やまとがき。ひらがき。五所柿。
ごしょ‐がた【御所方】
1 御所の味方。天皇方。宮方(みやがた)。「楠兵衛正成(くすのきひゃうゑまさしげ)と云ふ者、—になって」〈太平記・...
ごしょがわら【五所川原】
青森県西部、津軽平野にある市。JR五能線と津軽鉄道の分岐点。平成17年(2005)3月に金木(かなぎ)町、市浦村と...
ごしょがわら‐し【五所川原市】
⇒五所川原
ごしょ‐ぎたい【御所鍛い】
菊一文字(きくいちもんじ)2の異称。
ご‐しょく【五色】
⇒ごしき(五色)
ご‐しょく【後蜀】
⇒こうしょく(後蜀)
ご‐しょく【誤植】
印刷物で、文字・記号に誤りがあること。ミスプリント。
ご‐しょく【誤食】
[名](スル)異物や食物アレルギー物質などを誤って食べること。「アレルゲンを—する」
ごしょく‐き【五色旗】
中華民国成立(1912)後、国民政府成立(1928)までの中華民国国旗。漢(赤)・満(黄)・蒙(藍)・回(白)・西...
ごしょ‐ぐるま【御所車】
1 牛車(ぎっしゃ)の俗称。応仁の乱以後、禁中の大儀などだけに用いられるようになったところからいう。源氏車。 2 ...
ごしょ‐こ【御所湖】
岩手県中西部にある人造湖。雫石川をせき止めて造られた御所ダムのダム湖。周辺にはレジャー・スポーツ施設などが多い。
ごしょ‐ことば【御所詞】
中世以後、宮廷に仕える女房の間で用いられた特殊な言葉。のち、幕府・大名の奥女中の間にも行われた。→女房詞(にょうぼ...
ごしょ‐ざくら【御所桜】
サクラの一品種。八重の大形の花が五輪ずつ群がって咲く。
ごしょざくらほりかわようち【御所桜堀川夜討】
浄瑠璃。時代物。五段。松田文耕堂・三好松洛合作。元文2年(1737)大坂竹本座初演。三段目の切(きり)「弁慶上使」...
ごしょ‐ざま【御所方】
「ごしょがた(御所方)2」に同じ。「ある—のふるき女房」〈徒然・二三八〉
ごしょ‐ざむらい【御所侍】
宮中、院の御所、摂関家などに仕えた侍。ごしょさぶらい。
ごしょ‐ぞめ【御所染(め)】
寛永(1624〜1644)のころ、女院の御所の好みで始められたといわれる染め模様。白の地に、檜垣(ひがき)に菊や竜...