さんぼう‐ちょう【三宝鳥】
鳥ブッポウソウの別名。
さんぼう‐ほんぶ【参謀本部】
国防および用兵事項を担当する、陸・空軍の中央統轄機関。長官は参謀総長。旧日本海軍では軍令部または作戦本部といった。
さんぼう‐よし【三方良し】
《「さんぽうよし」とも》「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足し、ま...
さんぼう‐ろんぎ【三方論議】
三人の者が互いに譲らない論争。「—の意地づくは」〈浄・百日曽我〉
さん‐ぼく【三木】
1 古今伝授の中の3種の木。ふつう「おがたまの木」「めどにけずりばな」「かわなぐさ」をいうが、諸説あって一定しない...
さん‐ぼく【散木】
材木として役に立たない木。また、役に立たない人のたとえ。「尊氏、直義といふ者あり、—の陋質(ろうしつ)を恥ぢず」〈...
さんぼく‐いっそう【三木一草】
南朝の四人の功臣の称。三木は結城親光(ゆうきちかみつ)・伯耆守(ほうきのかみ)名和長年・楠木正成、一草は千種忠顕(...
さんぼくきかしゅう【散木奇歌集】
平安後期の私家集。10巻。源俊頼の自撰。大治3年(1128)ころの成立。歌数1600余首。奇語・俗語を用いて独自の...
さんぼだい【三菩提】
《(梵)saṃbodhiの音写》「阿耨多羅三藐(あのくたらさんみゃく)三菩提」の略。
サンボリスト
象徴主義の人。
サンボリスム
象徴主義。シンボリズム。
さん‐ぼん【三品】
1 仏語。上下・優劣などの階位を示す、上品・中品・下品の三つ。 2 親王(しんのう)の位階の第三位。 3 中国・日...
さん‐ぼん【三盆】
白砂糖の一種。伝統的製法により特別に精製を繰り返した上等な砂糖。上白糖(じょうはくとう)をいうこともある。三盆白(...
さん‐ぼん【三本】
1 1本の3倍。「—立ての映画」 2 花札で、同じ種類の札が3枚そろうこと。
さんぼん‐からかさ【三本傘】
紋所の名。3本の開いた傘を、柄を中心にして丸くかたどったものと、開いた1本の傘に閉じた2本の傘を組み違えの形で囲む...
さんぼんぎ‐どおり【三本木通り】
京都市上京区を南北に走る道路の呼び名。鴨川と河原町通りの間にあり、途中で東西2本に分かれる。全長約800メートル。...
さんぼんぎはら‐だいち【三本木原台地】
青森県東部、十和田市を中心とする洪積台地。安政2年(1855)新渡戸伝(にとべつとう)が開拓に着手。酪農をはじめと...
さんぼん‐じめ【三本締め】
手締めの一。3拍、3拍、3拍、1拍のリズムを3回繰り返す。→一本締め1
さんぼん‐じろ【三盆白】
⇒三盆
さんぼん‐だて【三本立て】
1 映画などの興行で、3本の作品を上映・上演すること。 2 三つの物事を同時に行うこと。
さんぼんのはしら【三本の柱】
狂言。大名から3本の柱を三人で2本ずつ持って来いと命じられた冠者たちが、3本の柱を三角形に組んで難問を解く。
三本(さんぼん)の矢(や)の教(おし)え
戦国武将の毛利元就が、子の隆元・元春(吉川氏に養子)・隆景(小早川氏に養子)に授けたという教え。一本の矢は容易に折...
さんぼん‐ばし【三本橋】
《Tromostovje》スロベニアの首都リュブリャーナを流れるリュブリャニツァ川に架かる橋。新市街と旧市街を結ぶ...
さんぼんゆび‐けいれい【三本指敬礼】
三本の指を伸ばして行う挙手の敬礼。それを行う国や団体によって形や意味が異なる。三指の敬礼。 [補説]セルビアでは、...
サンボー‐プレイ‐クック
カンボジア中央部にある都城遺跡。シェムリアップの南東約170キロメートルに位置する。7世紀初頭、イシャーナバルマン...
さん‐ぽ【三浦】
李氏朝鮮、世宗の時(1418〜1450)に定められた日本との通商港、乃而浦(ないじほ)(現在の熊川)・富山浦(現在...
さん‐ぽ【刪補】
削ることと補うこと。取り去ったり付け足したりすること。刪除と補足。
さん‐ぽ【散歩】
[名](スル)気晴らしや健康などのために、ぶらぶら歩くこと。散策。「公園を—する」
さん‐ぽう【三報】
仏語。果報の3区別。現報・生報・後報。
さん‐ぽう【山砲】
山地など、車両の使用ができない地域での使用に適するように作られた火砲。分解して運搬ができる。
さん‐ぽう【算法】
1 計算の方法。算術。 2 江戸時代、数学をいう語。
さんぽう‐コック【三方コック】
気体や液体の流出口を三方向にもつコック。各流路の栓を開閉することにより、流路の方向の切り替えと遮断を行うことができる。
サンポコン‐じいん【サンポコン寺院】
《Sam Po Kong Temple》マレーシア、マレー半島南西岸の都市マラッカの市街北東部にある中国寺院。中国...
さんぽしき‐のうぎょう【三圃式農業】
農地を3分し、冬畑・夏畑・休耕地とし、年々順次交替させて行う作付け方式。地力の消耗を防ぐことを目的とする。中世ヨー...
サン‐ポ‐トン
マレーシア、マレー半島北西部、ペラ州の都市イポーの南郊にある中国寺院。石灰岩の岩山の洞窟を利用したイポー最古の洞窟...
さんぽ‐の‐らん【三浦の乱】
1510年(永正7年)朝鮮の三浦で、日本人居留民が起こした暴動事件。李朝の中宗が即位して強化された密貿易の取り締ま...
さんぽん‐かん【三本間】
野球で、三塁と本塁との間。「走者が—に挟まれる」
サンポー
カンボジアの台付き樽形両面太鼓。純古典音楽や儀式音楽などの伴奏として重要なピン‐ペアト編成に用いられる。同型の楽器...
サンポール
インド洋、フランスの海外県レユニオン島の町。同島北西岸に面する。1642年にフランス軍が上陸し、インド洋における最...
サンポール‐だいせいどう【サンポール大聖堂】
《Cathédrale Saint-Paul》コートジボワールの前首都アビジャンにあるカトリックの大聖堂。イタリア...
サンポール‐ドゥ‐バンス
フランス南東部、アルプ‐マリチーム県の村。ニースの北西約20キロメートルに位置する。中世、異教徒からの攻撃を防ぐた...
サンポーロ‐きょうかい【サンポーロ教会】
《Chiesa di San Polo》イタリア北東部、ベネト州の都市ベネチアにある教会。9世紀の創建。15世紀、...
さんま【秋刀魚】
ダツ目サンマ科の海水魚。全長約40センチ。体は細長く、側扁し刀状、背部は暗青色、腹側は銀白色。外洋性回遊魚で、夏、...
さん‐ま【三間】
時間・空間・仲間を総称する造語。子供たちが遊ぶ時間や場所が失われ、友達が少なくなったことを「三間がない」という。
さん‐まい【三枚】
1 紙・布・板など、薄く平たいもの三つ。 2 「三枚下ろし」に同じ。「—におろす」
さんまい【三昧】
[名]《(梵)samādhiの音写。三摩提・三摩地とも音写。定・正定・等持などと訳す》 1 仏語。心を一つの対象に...
さん‐まい【産米】
生産された米。とれた米。
さん‐まい【散米】
⇒打ち撒(ま)き
さんまい‐おろし【三枚下ろし】
魚を料理するとき、頭を落とし、上身・下身の片身二枚と中骨に切り離すこと。三枚。
さんまい‐かぶと【三枚兜】
錏(しころ)が三枚の板からなる兜。三枚錏の兜。