さが・す【捜す/探す】
[動サ五(四)]見つけ出そうとして方々を見たり、歩きまわったり、人に聞いたりする。尋ね求める。「職を—・す」「落と...
サガダ
フィリピン、ルソン島北部、マウンテン州の町。標高約1500メートルの山間に位置する。周辺には棚田が広がるほか、棺を...
さが‐だいがく【佐賀大学】
佐賀市にある国立大学法人。昭和24年(1949)佐賀高等学校・佐賀師範学校・佐賀青年師範学校を統合し、大学として発...
さが‐てんのう【嵯峨天皇】
[786〜842]第52代天皇。在位809〜823。桓武天皇の皇子。名は神野(かみの)。「弘仁格式」「新撰姓氏録(...
さが‐な
《形容詞「さがなし」の語幹》たちがよくないこと。口が悪いこと。感動表現に用いる。「あな、—。たはぶれにも、のたまふ...
さが‐な・い
[形][文]さがな・し[ク] 1 「口さがない」に同じ。「—・い世間の噂にのぼる」 2 性格が悪い。意地が悪い。「...
さがな‐ぐち【さがな口】
悪口。「世の人の—に、欲の為なんど云われんもくるしく」〈露伴・露団々〉
さがな‐め【さがな目】
意地の悪い目。あらさがしをする目。「翁(おきな)らが—にも、ただ人とは見えさせ給はざめり」〈大鏡・道長上〉
さがな‐もの【さがな者】
たちのよくない者。意地の悪い者。「—、ねたういらへたなり」〈落窪・二〉
さが‐にく・し【性憎し】
[形ク]性質がよくない。意地が悪い。「ここにしも何にほふらむ女郎花(をみなへし)人のものいひ—・き世に」〈拾遺・雑秋〉
さが‐にしき【佐賀錦】
縦糸に金銀箔を紙にはって細く切ったもの、横糸に多彩な絹糸を用いて、幾何学模様や絵模様を織り出した手織りの錦織物。江...
さがにっき【嵯峨日記】
松尾芭蕉の日記。1巻。宝暦3年(1753)刊。元禄4年(1691)4月18日から5月4日まで京都嵯峨の去来の落柿舎...
さが‐にんぎょう【嵯峨人形】
京都嵯峨で作られた木彫りの人形。極彩色に金銀を施したもので、大黒・布袋(ほてい)・恵比須・唐子(からこ)などが多い...
さが‐の【嵯峨野】
京都市右京区嵯峨付近の呼称。[歌枕]「さびしさは秋の—の野辺の露月にあととふ千代の古道」〈後鳥羽院御集〉
さがのあまものがたり【嵯峨の尼物語】
宮崎三昧の小説。明治22年(1889)、文芸誌「都の花」に発表。
さが‐の‐しゃか【嵯峨の釈迦】
京都市嵯峨にある清涼寺の本尊、釈迦如来立像のこと。宋から奝然(ちょうねん)が持ち帰った、三国伝来と伝える木彫仏。
さがのせき‐はんとう【佐賀関半島】
大分県東部の、西に別府湾、東に臼杵(うすき)湾を分ける半島。豊予海峡を隔てて四国の佐田岬半島と対する。
さが‐の‐だいねんぶつ【嵯峨の大念仏】
京都市嵯峨の清涼寺(釈迦(しゃか)堂)で、陰暦3月6日から15日までの10日間、人々が集まって念仏を唱えた行事。太...
さがのや‐おむろ【嵯峨の屋お室】
[1863〜1947]小説家・詩人。江戸の生まれ。本名、矢崎鎮四郎。坪内逍遥の門下。小説「初恋」「くされ玉子」など...
さが‐の‐らん【佐賀の乱】
明治7年(1874)江藤新平・島義勇らが、明治政府の開化政策に反対する佐賀の不平士族とともに兵を挙げた事件。敗れた...
さが‐ハイマット
《SAGA Heavy Ion Medical Accelerator in Tosu》「重粒子線がん治療センター...
さが‐びじゅつだいがく【嵯峨美術大学】
京都市右京区にある私立大学。平成13年(2001)に京都嵯峨芸術大学として開学。芸術学部の単科大学。平成17年(2...
さが‐ぼん【嵯峨本】
慶長・元和(1596〜1624)にかけて、京都の嵯峨で本阿弥光悦・角倉素庵(すみのくらそあん)らが刊行した版本。主...
さが‐まるた【嵯峨丸太】
丹波地方に産し、大堰川(おおいがわ)にいかだを組んで流し出す丸太。京都嵯峨で陸揚げする。
さがみ【相模/相摸】
旧国名の一。今の神奈川県の大部分に相当する。相州。 「相模女」の略。
さがみ【相模】
平安中期の女流歌人。相模守大江公資(おおえのきんより)の妻であったことからその名がある。脩子(しゅうし)内親王に仕...
さがみ‐おんな【相模女】
相模国から江戸に奉公に出た女。川柳などで好色な女性とされた。さがみ。
さがみ‐がわ【相模川】
神奈川県中央部を流れ、相模湾に注ぐ川。山中湖に発し、相模湖までの上流を桂川、河口付近を馬入(ばにゅう)川ともいう。...
さがみ‐こ【相模湖】
神奈川県北西部にある、相模川中流をせき止めたダムによってできた人造湖。昭和22年(1947)完成。
さがみ‐しゅうじょうかいぼん【相模舟状海盆】
⇒相模トラフ
さがみ‐じょしだいがく【相模女子大学】
神奈川県相模原市にある私立大学。明治33年(1900)設立の日本女学校に始まり、帝国女子専門学校を経て、昭和24年...
さがみ‐たろう【相模太郎】
北条時宗の少年時の呼び名。父時頼が相模守であったことによる。
さがみ‐てつどう【相模鉄道】
神奈川県の私鉄会社。横浜から海老名(えびな)に至る相鉄本線と、二俣川から湘南台(しょうなんだい)に至るいずみ野線と...
さがみ‐トラフ【相模トラフ】
日本海溝から房総半島沖で北西に分岐して相模湾奥に及ぶ細長い海底の凹地(トラフ)。フィリピン海プレートの北東縁の沈み...
さがみ‐なだ【相模灘】
房総半島と伊豆半島との間の海域。相模湾にまで及ぶトラフがあり、関東大地震の震源域。→相模トラフ
さがみ‐にゅうどう【相模入道】
北条高時の異称。相模守であり、出家したことからいう。
さがみ‐の‐くに【相模国】
⇒相模
さがみはら【相模原】
神奈川県北部の市。昭和15年(1940)ごろから陸軍の軍用地として都市化し、工業団地・住宅地として発達。昭和29年...
さがみはら‐し【相模原市】
⇒相模原
さがみ‐わん【相模湾】
神奈川県、三浦半島南端の城ヶ島と伊豆半島の真鶴岬とを結ぶ線より北側の海域。好漁場。
さがむ【相模】
相模(さがみ)の古称。「—嶺(ね)の小峰見隠し」〈万・三三六二〉
さが‐やき【嵯峨焼】
江戸末期、京都の嵯峨地方から産出した陶器。
さが‐よう【嵯峨様】
和様書道の一派、嵯峨流の書風。
さがら‐そうぞう【相楽総三】
[1839〜1868]幕末の志士。本名、小島四郎左衛門将満。戊辰(ぼしん)戦争で官軍先鋒隊の赤報隊を組織して東山道...
さがら‐ぬい【相良繍い】
日本刺繍(ししゅう)で、布の表面に小さな結び玉を作り、それで模様を表す技法。疣(いぼ)繍い。瘤(こぶ)繍い。玉繍い。
さがら‐ぶ【相良麩】
すだれ麩に似て、それよりもやや厚めの麩。
さがら‐め【相良布】
静岡県の駿河湾に東面する相良地方に産する海藻カジメのこと。《季 春》 [補説]1990年代頃から環境の変化によって...
さがり【下がり】
1 上から下へ垂れ下がること。「垂れ幕の—ぐあい」 2 ㋐位置が低くなること。「南—の土地」 ㋑程度や価値などが低...
さがり‐くち【下がり口】
「下がり目2」に同じ。
さがり‐ぐも【下がり蜘蛛】
天井などから糸を引いて下がるくも。俗信で、朝の下がりぐもは吉、夜のは凶とされた。