さきがけしんさ‐せいど【先駆け審査制度】
⇒先駆け審査指定制度
さき‐が・ける【先駆ける/先駈ける/魁ける】
[動カ下一][文]さきが・く[カ下二](多く「さきがけて」の形で)他に先んじて事をする。「春に—・けて梅の花が咲く...
さき‐がし【先貸し】
[名](スル)「前貸し」に同じ。
さき‐がた【先方】
ちょっと前の時。さっき。先ほど。「—顔を覚えた客」〈緑雨・油地獄〉
さき‐がち【先勝ち】
1 「先勝(せんしょう)1」に同じ。「柔道の団体戦で—する」 2 「先勝(せんしょう)2」に同じ。
さき‐がね【先金/前金】
まえきん。前払い。また、手付け金。
先(さき)が見(み)・える
1 将来の状況の予想がつく。「どうせ—・えている人生だ」 2 将来を見通すことができる。「株式相場の—・えない」
さき‐がら【咲(き)殻】
花の、咲きおわってしぼんだもの。花殻(はながら)。
さき‐がり【先借り】
[名](スル)「前借り」に同じ。
さき‐ぎり【先限】
限月(げんげつ)を立てて行う先物(さきもの)取引で、受渡期限が最も先の月のもの。先物。せんぎり。→中限(なかぎり)...
さき‐く【幸く】
[副]《名詞「幸(さき)」に副詞をつくる接尾語「く」がついたもの》無事に。つつがなく。「心は君を—来ませと」〈万・...
さき‐くぐり【先潜り】
[名・形動](スル) 1 先回りしてこっそりと物事を行うこと。「—して矢張り東京で、何処ぞに匿(かく)したものに相...
さき‐くさ【三枝】
1 茎が三つに分かれている植物。ミツマタ・ジンチョウゲ・ヤマユリ・ミツバゼリ・フクジュソウ、その他諸説がある。 2...
さきくさ‐の【三枝の】
[枕]枝が三つに分かれているところから「三つ」に、また、3本のまん中という意で「なか」にかかる。「—中にを寝むと」...
さき‐ぐい【先食い】
[名](スル)時期が来ていないのに先に使うこと。「予算を—する」
さき‐ぐり【先繰り】
先回りして悪いふうに疑うこと。さきくぐり。「いやに生意気に—をするね」〈逍遥・当世書生気質〉
さき‐こうがい【割き笄】
1 先が二つに分かれた笄。 2 島田髷に似て前髪の余りを笄に千鳥掛けに巻きとめた髪型。近世、京坂地方の新婚女性の間...
さき‐こぼ・れる【咲き溢れる】
[動ラ下一][文]さきこぼ・る[ラ下二]花が枝や茎からこぼれるようにいっぱいに咲く。「—・れる萩の花」
さき‐ごし【先輿/前輿】
輿の轅(ながえ)の前方を担ぐこと。また、その人。先肩(さきかた)。「人はかはれども祐慶はかはらず、—かいて」〈平家・二〉
さき‐ごめ【先込め】
銃口から弾丸や火薬を詰めること。また、その形式の銃。⇔元込(もとご)め。
さき‐ごろ【先頃】
今日から少し前のころ。このあいだ。せんだって。先日。「—発見された化石」
さきさか‐いつろう【向坂逸郎】
[1897〜1985]経済学者。福岡の生まれ。九大教授。労農派に属し、日本資本主義論争に参加。第二次大戦後、社会主...
さき‐さがり【先下(が)り】
前の方が垂れ下がっていること。後ろから前に向かって傾いていること。まえさがり。
さき‐さま【先様】
相手、または話題に上っている人を敬っていう語。先方様。「—のご都合はいかがですか」
さき‐ざき【先先/前前】
1 これから過ごす遠い先。行く末。のちのち。「—のことを考える」 2 出かける場所場所。「行く—で歓迎を受けた」 ...
サキシトキシン
ムラサキイガイなどの貝類に含まれる毒。プランクトンの渦鞭毛藻(うずべんもうそう)が生産・含有し、餌として取り込まれ...
さきしま‐しょとう【先島諸島】
沖縄県西南部にある宮古諸島と八重山諸島の総称。
さき‐しょう【前生】
前世(ぜんせ)。ぜんしょう。「—よりの奇縁ぢゃと」〈浄・八百屋お七〉
さきしよう‐けん【先使用権】
⇒せんしようけん(先使用権)
せんしよう‐けん【先使用権】
《「さきしようけん」とも》他人が特許を出願した発明と同じような発明を既に実施している者は、他人が特許権を取得しても...
サキシリ
エクアドル中部の町。首都キトの南約70キロメートル、コトパクシの南西麓に位置する。木曜市が有名で、毛織物や手工芸品...
さき‐じ【先地】
洋服などを注文する際、客が生地を持参すること。また、その生地。
さき‐じょう【先状/前状】
為替金などを送る前に、その旨を伝える通知状。
さき‐すさ・ぶ【咲き荒ぶ】
[動バ上二]盛んに咲く。咲き乱れる。「朝露に—・びたる月草(つきくさ)の日くたつなへに消ぬべく思ほゆ」〈万・二二八一〉
さき・ず【咲き出】
[動ダ下二]《「さきいづ」の音変化》咲きはじめる。咲きだす。「朝顔のほには—・でぬ恋もするかも」〈万・二二七五〉
さき‐せ【前世】
「ぜんせ(前世)」に同じ。「何様(どう)いふ—の因縁だか判次郎を恋慕ひ」〈人・梅美婦禰・五〉
さき‐ぜめ【先攻め】
「先攻(せんこう)」に同じ。⇔後(あと)攻め。
サキソニー
⇒サクソニー
サキソフォン
⇒サキソホン
サキソホン
木管楽器の一。金属製で、1枚のリードの振動により発音し、木管楽器と金管楽器の中間のつやのある柔らかな音色をもつ。音...
さき‐そ・める【咲(き)初める】
[動マ下一][文]さきそ・む[マ下二]花が咲きはじめる。「梅が—・める」
さき‐そろ・う【咲き揃う】
[動ワ五(ハ四)]花がいっせいに咲く。「春の花が—・った」
さき‐ぞなえ【先備え】
本陣の前に備える軍隊。先頭に立つ部隊。先鋒(せんぽう)。先手(さきて)。
さき‐ぞめ【先染(め)】
織物を織る前の糸、または紡績する前の繊維を染色すること。⇔後(あと)染め。
さき‐ぞり【先反り】
刀の反りの中心が、中程より先にあるもの。室町時代以降のものに多い。→腰反り
さき‐たけ【割(き)竹】
縦に割ってさいた竹。
さきたけ‐の【割き竹の】
[枕] 1 割った竹は、互いに後ろ向きになるところから、「背向(そがひ)」にかかる。「—背向に寝しく今し悔(くや)...
さきたま【埼玉】
《「さいたま」の古形》古代、武蔵の国の郡名。現在の埼玉県北部、利根川沿いの地。
さきたま‐こふんぐん【埼玉古墳群】
埼玉県行田市にある古墳群。知知夫(ちちぶ)国造の墳墓を含むといい、また、稲荷山(いなりやま)古墳がある。
さき‐だか【先高】
株価や商品の値段が将来高くなる見込みであること。「—を見越す」⇔先安。