しょう‐く【承句】
漢詩の絶句で、起句の意をうけて詠む句。すなわち、第2句。承。→起承転結
しょう‐く【悚懼】
恐れおののくこと。
しょう‐く【章句】
1 文章の大きなまとまりと小さなまとまり。章と句。 2 文章の段落。
しょう‐く【勝区】
景色のすぐれた所。勝地。勝境。
しょう‐くう【生空】
仏語。衆生(しゅじょう)は五蘊(ごうん)が仮に和合して成ったもので、実体がないという考え方。衆生空。我空。人空。
しょう‐くう【性空】
仏語。一切の存在の本性としての実体が空であること。
しょうくう【性空】
[910〜1007]平安中期の天台宗の僧。京都の人。36歳で出家し、霧島山や筑前の背振山で修行。播磨(はりま)の書...
しょうくう【証空】
[1177〜1247]鎌倉前期の浄土宗の僧。西山派の祖。14歳で出家し、法然に師事、念仏や天台教義にも通じた。のち...
しょうくう‐とう【照空灯】
夜間、上空を飛ぶ敵の飛行機を探し出すための照明灯。
しょう‐くくり【上括り】
指貫(さしぬき)または狩袴(かりばかま)などの裾をひざの下でくくること。非常の際に行う。⇔下括(げぐく)り。
しょう‐くつ【掌屈】
手首の関節を手のひらの方向に折り曲げること。手首を屈曲すること。逆方向への動きを「背屈」という。足首の場合は「底屈...
しょう‐くぶん【小区分】
[名](スル)区分けしたものを、さらに小さく分けること。また、その区分け。
しょうくん【昭君】
謡曲。五番目物。胡国へ嫁いだ王昭君と、胡国の王の呼韓邪単于(こかんやぜんう)の亡霊が鏡に映って、公浦(こうほ)の里...
しょう‐くん【湘君】
中国、湘江の伝説上の女神。尭(ぎょう)帝の二人の娘で、姉を娥皇・妹を女英といい、共に舜の妃となったが、舜が没すると...
しょう‐くん【賞勲】
勲功を賞すること。
しょうくん‐きょく【賞勲局】
勲位・勲章・褒章など、栄典に関する事項をつかさどる官庁。明治9年(1876)設置。第二次大戦後、総理府賞勲部に改組...
しょう‐ぐ【笑具】
笑いのたね。お笑いぐさ。
しょう‐ぐ【聖供】
神仏または聖人への供米(くまい)・供物。
しょう‐ぐう【正宮】
一つの神社の本社。分社・摂社・末社に対していう。本宮。
しょう‐ぐう【賞遇】
1 よい待遇。 2 かつて刑務所などで、改悛(かいしゅん)の情の認められる受刑者に賞として与えた優遇。面会や信書発...
しょう‐ぐうじ【少宮司】
1 元慶5年(881)伊勢神宮に置かれた職員。大宮司の次で、これを補佐した。のち、熱田・鹿島・宇佐・阿蘇の諸社にも...
しょう‐ぐん【小郡】
古代の郡の大きさによる等級のうち、最小のもの。50戸を1里として、2里または3里を小郡とした。
しょう‐ぐん【将軍】
1 一軍を指揮して出征する大将のこと。「鎮東—」 2 「征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)」の略。 3 将官、特に...
しょう‐ぐん【勝軍】
軍隊が戦って勝つこと。また、その軍勢。
しょう‐ぐん【晶群】
鉱物の小さな結晶が岩の割れ目に多数密集して一塊となっているもの。
しょう‐ぐん【湘軍】
中国の清末、太平天国の乱の鎮圧のために曽国藩が組織した義勇軍。主に湖南省湘郷県出身者(湘人)で編成された。湘勇。
しょう‐ぐん【蕭軍】
[1907〜1988]中国の小説家。遼寧省義県の人。本名は劉鴻霖(りゅうこうりん)。蕭軍は筆名。満州事変後、ハルビ...
しょうぐん‐おび【将軍帯】
昔、武官が礼服着用の際に用いた、金銀の装飾のある帯。
しょうぐん‐け【将軍家】
征夷大将軍に任じられる家柄。また、征夷大将軍。
しょうぐん‐しょく【将軍職】
征夷大将軍としての職。
しょうぐん‐じぞう【勝軍地蔵】
地蔵菩薩の一。これに念ずれば、戦いに勝ち、宿業・飢饉(ききん)などを免れるといわれ、鎌倉時代以降に武家に信仰された...
しょうぐん‐せんげ【将軍宣下】
朝廷が宣旨(せんじ)を下して、征夷大将軍を任命すること。建久3年(1192)源頼朝を任じた時に始まる。
しょうぐん‐づか【将軍塚】
京都市東山区華頂山上にある塚。桓武天皇が平安遷都にあたり、8尺の土偶に鉄甲をつけ、弓矢を持たせて埋めたと伝える。
ショーグン‐ボンド
国際機関や外国政府など日本の非居住者が、日本国内で外貨建てで発行する債券。→外貨債 →サムライボンド
ショーグン‐マネー
日本から米国に投資されている円のこと。
しょう‐け【荘家/庄家】
1 荘園を管理するために荘園内に置かれた建物。 2 荘園領主のこと。
しょう‐けい【上卿】
《「じょうけい」とも》 1 朝廷の諸行事・会議などの執行の責任者として指名された公卿(くぎょう)。列席した公卿中の...
しょう‐けい【小径/小逕】
細い道。こみち。
しょう‐けい【小計】
[名](スル)全体の中のある部分の合計を出すこと。また、その合計。→総計
しょう‐けい【小経】
1 経書を分量により大・中・小に分けたとき、分量の少ないもの。「易経」「書経」「春秋公羊伝」「春秋穀梁伝」をさす。...
しょう‐けい【小景】
1 印象に残っている、ちょっとした眺め。「湖畔—」 2 規模の小さい風景画。
しょう‐けい【少憩/小憩】
[名](スル)わずかの間休むこと。小休止。小休み。「疲れたので—する」
しょうけい【正慶】
⇒しょうきょう(正慶)
しょう‐けい【承継】
[名](スル)前の代からのものを受け継ぐこと。継承。「権利を—する」「伝統を—する」
しょうけい【祥啓】
室町中期の画僧。字(あざな)は賢江。号、貧楽斎。祥啓は諱(いみな)。建長寺の書記を務めたことから啓書記ともよばれる...
しょう‐けい【祥慶】
[名・形動]よろこびごと。めでたいこと。吉祥。吉兆。また、そのさま。「吾人の来世を極めて明論する所の音曲は…—なる...
しょう‐けい【商計】
1 なすべき事柄をあれこれと考えること。商量。 2 商売上のかけひき。商略。
しょう‐けい【捷径/捷逕】
1 目的地に早く行ける道。近道。 2 目的を達するてっとり早い方法。早道。近道。「立身の—として」〈蘆花・不如帰〉
しょう‐けい【勝形】
地勢・地形がよいこと。形勝。
しょう‐けい【勝景】
すぐれた景色。絶景。