じょう‐こん【定根】
仏語。五根の一。禅定(ぜんじょう)。
じょう‐こん【乗根】
⇒累乗根(るいじょうこん)
じょう‐ご【上午】
昼まえ。午前。⇔下午(かご)。
じょう‐ご【上戸】
《人数の多い家、すなわち婚礼に用いる酒の瓶数の多い家の意からか》 1 酒の好きな人。また、酒が好きで、たくさん飲め...
じょう‐ご【冗語/剰語】
むだな言葉。よけいな言葉。また、むだ話。「—を省く」
じょう‐ご【常語】
1 ふだん使っている言葉。話し言葉。「古語は…芭蕉一派が—との調和を試み十分に成功したる者」〈子規・俳人蕪村〉 2...
じょう‐ご【情語】
情のこもった言葉。
じょう‐ご【畳五】
⇒でっく(畳五)
じょう‐ご【畳語】
同じ単語または語根を重ねて一語とした複合語。意味を強めたり、事物の複数を示したり、動作や作用の反復・継続などを表し...
じょう‐ご【漏斗】
《上戸(じょうご)の意で、酒をよく吸い込むところからという》口の狭い容器に液体を注ぎ込む用具。らっぱのような形で、...
じょう‐ごう【上合】
「外合(がいごう)」に同じ。⇔下合。
じょう‐ごう【成功】
《公事(くじ)をつとめて、功を成す意》平安中期以降に盛んになった売官制度。私財を朝廷に寄付して造宮・造寺などを行っ...
じょう‐ごう【成業】
1 学業などをなしとげること。せいぎょう。 2 律令制で、大学寮の学生がその課程を終え、試験に合格すること。得業。
じょう‐ごう【定業】
仏語。 1 前世から定まっている善悪の業報(ごうほう)。決定業(けつじょうごう)。 2 念仏四業の一。座禅によって...
じょう‐ごう【長行】
経典の文章のうち、散文で書かれた部分。→偈(げ)
じょう‐ごう【乗号】
乗法を表す記号。「×」の記号。
じょう‐ごう【浄業】
仏語。 1 清浄な正業。善業。 2 浄土往生のための正業、すなわち念仏。
じょうご‐ほう【冗語法】
論理的には不必要な語句を付け加える表現法。無意識によるものと、強調その他修辞的効果のためのものとがある。
じょう‐ごや【定小屋】
1 演劇や見世物などの興行場として常設してある小屋。 2 ある俳優や芸人などが、きまって出演する劇場・演芸場。
じょう‐ごわ【情強】
[名・形動]意地っ張りで、自分の主張を容易に変えないこと。また、そういう人や、そのさま。強情。「なんて—な奴なんだ」
じょう‐ごわ・し【情強し】
[形ク]強情である。頑強である。「情心でおいらたちがやさしく聞けば、—・く知らぬと言やあしかたがねえ」〈人・梅児誉...
じょうごん【浄厳】
[1639〜1702]江戸中期の真言宗の僧。河内(かわち)の人。俗姓、上田氏。字(あざな)は覚彦(かくげん)。江戸...
じょう‐さい【上裁】
1 上奏されたものに対する天皇の裁可。勅裁。 2 身分の高い人が行う裁決。「—なれば力及ばず」〈太平記・三六〉
じょうさい【定斎】
桃山時代、大坂の薬種商村田定斎が明人の薬法を伝えてつくり始めたという煎(せん)じ薬。夏期の諸病に効能があったという...
じょう‐さい【乗載】
[名](スル)車や船などに人や貨物を積み込むこと。「軍兵を—したる三艘のボート」〈独歩・愛弟通信〉
じょう‐さい【城西】
城の西方。都の西側。また、その地域。じょうせい。
じょう‐さい【城塞/城砦】
城ととりで。また、城やとりで。「—を築く」
じょう‐さい【常斎】
1 常に精進潔斎すること。 2 施主の家へ行き、読経などをして中食の供養を受ける僧。お斎(とき)坊主。
じょう‐さい【攘災】
災いをはらいのけること。また、そのための祈祷。「—招福」
じょうさいこくさい‐だいがく【城西国際大学】
千葉県東金市に本部を置く私立大学。平成4年(1992)に開学した。
じょうさい‐だいがく【城西大学】
埼玉県坂戸市にある私立大学。昭和40年(1965)の開設。昭和52年(1977)に大学院を設置した。
じょう‐さいぼう【娘細胞/嬢細胞】
細胞分裂で生じた2個の新しい細胞。分裂前のものを母細胞(ぼさいぼう)とよぶのに対していう。むすめさいぼう。
じょうさい‐もん【上西門】
平安京大内裏外郭門の一。西面し、殷富門(いんぷもん)の北にあり、上東門に対する。築地(ついじ)を切り抜いただけで屋...
じょうさい‐や【定斎屋】
定斎の行商人。夏季に、薬箱を天秤(てんびん)で担ぎ、その引き出しの鐶(かん)の音をさせながら売り歩いた。定斎売り。...
じょう‐さく【上作】
1 物の出来がすぐれていて、よいこと。上出来。「彼の絵としては—のほうだ」⇔下作(げさく)。 2 農作物の収穫量が...
じょう‐さく【上策】
1 すぐれた考えや策略。良策。「この際あきらめるのが—だ」⇔下策。 2 上位の者に意見を書いた文書を提出すること。上表。
じょう‐さく【城柵】
城の周囲にめぐらせた柵。また、城やとりで。
じょう‐さく【縄索】
《「縄」は細いなわ、「索」は太いなわの意》なわ。つな。
じょう‐さし【状差(し)】
1 柱や壁に掛けて、受け取った手紙・はがきなどを入れておくもの。レターラック。 2 伝票などをさし止めておく、針状...
じょう‐さま【上様】
「うえさま」に同じ。
じょう‐さん【定散】
仏語。定心と散心。瞑想(めいそう)の境地における精神統一と、執着から離れることのない日常的な心。
じょう‐さん【蒸散】
[名](スル)植物体内の水分が体表から水蒸気として排出される現象。葉の気孔で行われるが、クチクラ蒸散もわずかにみられる。
じょう‐ざん【乗算】
掛け算。乗法。⇔除算。
じょう‐ざ【上座】
1 《古くは「しょうざ」》上位の席。上席。かみざ。⇔下座(げざ)。 2 修行を積み、教団を指導する地位の僧。 3 ...
じょう‐ざ【仗座】
⇒陣の座
じょう‐ざ【定座/定坐】
1 仏語。座して禅定(ぜんじょう)に入ること。 2 連歌・連句で、二大景物とされる月・花を詠むことに決められた句の...
じょう‐ざ【常座/常坐】
1 能舞台で、シテが演技をするときに、動作の起点・終点となる場所。シテ柱の内側の斜め前方。名乗り座。 2 仏語。修...
じょう‐ざい【杖罪】
⇒杖(じょう)1
じょう‐ざい【浄財】
寺社や慈善事業などに寄付する金銭。「—を募る」
じょう‐ざい【浄罪】
罪をつぐない清めること。