大賢(たいけん)は愚(ぐ)なるが如(ごと)し
非常に賢い人は、知識をひけらかしたりしないから、一見愚かな人のように見える。大知は愚のごとし。
たいけん‐ばん【体験版】
コンピューターやゲーム機で、無料または廉価で体験利用できるよう、機能や利用期間を制限したソフトウエア。試用版。
たいけん‐めいれい【大権命令】
明治憲法下で、大権事項を内容とした命令。勅令の一種で、官制・軍令・栄典令・恩赦令などがこれにあたる。
たいけん‐もん【待賢門】
平安京大内裏外郭十二門の一。東面の中央で、陽明門の南、郁芳門の北にある。中御門(なかのみかど)。
たいけん‐もんいん【待賢門院】
[1101〜1145]鳥羽天皇の皇后、藤原璋子(ふじわらのしょうし)の院号。父は藤原公実。元永元年(1118)皇后...
たいけんもん‐の‐たたかい【待賢門の戦い】
平治元年(1159)平治の乱の際、待賢門付近で源義朝の軍と平重盛の軍が行った合戦。重盛は源義平と戦い、敗退した。
たい‐げ【帯下】
女性の性器からの分泌物。こしけ。白(はく)帯下。白血(しらち)。
タイゲテ
⇒タユゲテ
たい‐げん【大言】
[名](スル)《「だいげん」とも》 1 物事を誇張していうこと。えらぶって大きいことを言うこと。また、その言葉。高...
たいげん【太原】
中国、山西省の省都。黄河の支流、汾河(ふんが)の東岸にあり、製鉄・機械工業が盛ん。明代に建造された正方形の城壁が残...
たい‐げん【体言】
単語を文法上の性質から分類したものの一。自立語の中で、活用がなく、主語となることのできるもの。品詞より上位の概念を...
たい‐げん【体現】
[名](スル)思想・観念などを具体的な形であらわすこと。身をもって実現すること。「画家の美意識を—した作品」
たいげん【大元帥】
《「帥」の字は読まないのを例とする。「だいげん」とも》「大元帥明王(たいげんみょうおう)」の略。
たいげんきょう【太玄経】
中国、漢代の哲学書。10巻。揚雄撰。易に老荘思想を取り入れ、易占を社会情勢に応じた合理的なものにしようとしたもので...
たいげんしょう【体源抄】
室町時代の雅楽書。13巻。豊原統秋(とよはらのむねあき)著。永正9年(1512)成立。雅楽の秘伝や楽器の伝来などに...
たいげん‐そうご【大言壮語】
[名](スル)実力不相応な大きなことを言うこと。また、その言葉。「勝ってみせると—する」
たいげん‐どめ【体言止(め)】
和歌・俳諧などで、最後の句を体言で終わらせること。余韻・余情を生じさせる効果がある。「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣...
たいげん‐の‐ほう【大元帥の法】
正月8日から14日までの7日間、宮中の治部省(後世は醍醐理性院)で、国家鎮護のために大元帥明王を本尊として行った修...
たいげん‐みょうおう【大元帥明王】
四天王・八部衆などの諸鬼神を従え、国家を鎮護する夜叉(やしゃ)神。密教で尊信され、像は四面八臂(はっぴ)・六面八臂...
タイ‐ゲーム
スポーツで、同点引き分けの試合。
たい‐こ【大戸】
1 大酒飲み。上戸(じょうご)。「盃上に置いて曰く、郎—と雖(いえど)も鯨口に非ず」〈服部誠一・東京新繁昌記〉 2...
たい‐こ【大呼】
[名](スル)《「だいこ」とも》大声で叫ぶこと。「路傍の石に坐して—して曰く」〈織田訳・花柳春話〉
たい‐こ【大故】
大きな不幸。父母の喪。「父の—に及ばんとするを報ず」〈織田訳・花柳春話〉
たい‐こ【大賈】
大商人。富裕な商人。豪商。「思い寄らぬ貴賓と—との来遊に会い」〈露伴・風流魔〉
たい‐こ【太古】
非常に遠い昔。大昔。有史以前。
たい‐こ【太湖】
中国江蘇省にある淡水湖。面積2428平方キロメートル。タイフー。
たい‐こ【太鼓】
1 打楽器の一。木製・金属製などの胴の両面または片面に皮などを張ったもの。桴(ばち)や手で打ち鳴らす。 2 「太鼓...
タイ‐こ【タイ湖】
《Ho Tay》ベトナムの首都ハノイにある湖。市街北部に位置し、ハノイで最も大きく、市民の憩いの場となっている。湖...
たいこ‐いしゃ【太鼓医者】
医術がへたで、人の機嫌をとって世を渡る医者。
たい‐こう【大公】
1 ヨーロッパの君主の一門の男子をいう語。 2 ヨーロッパの小国の君主をいう語。その国を大公国という。「ルクセンブ...
たい‐こう【大功】
1 大きな手柄・功績。「—を立てる」 2 大規模な事業。「—を成す者は衆に謀(はか)らず」 3 古代中国の喪服の一...
たい‐こう【大巧】
非常にたくみであること。
たい‐こう【大江】
大きな川。大河。 揚子江(ようすこう)のこと。→大河
たい‐こう【大行】
1 すぐれたおこない。また、大事業。 2 「大行天皇」の略。
たい‐こう【大孝】
この上もない孝行。至孝。
たい‐こう【大効】
大きな効果。「遠足は二人の間を密接にするのに—があった」〈実篤・世間知らず〉
たい‐こう【大綱】
1 ある事柄の根本となるもの。大本(おおもと)。「条約の—を定める」 2 大づかみにとらえた内容。大要。「事業の—...
たい‐こう【太公】
1 父、または祖父のこと。 2 他人の父を敬っていう語。 3 高齢者を敬っていう語。 ⇒太公望(たいこうぼう)
たい‐こう【太后】
太皇太后、または皇太后の称。
たい‐こう【太閤/大閤】
摂政・太政(だいじょう)大臣に対する敬称。のち、関白辞任後も内覧の宣旨を受けた人、または関白の位を子に譲った人の称...
たい‐こう【体腔】
動物の体壁と内臓との間のすきま。扁形(へんけい)動物以上の動物に発達し、哺乳類では横隔膜により胸腔と腹腔とに分かれ...
たい‐こう【対向】
[名](スル)互いに向き合うこと。「—ページ」「進んでこれと—し、少しも戦慄せず」〈中村訳・西国立志編〉
たい‐こう【対抗】
[名](スル) 1 互いに勝利を争うこと。互いに張り合うこと。「他店に—して安く売る」「—策を練る」「都市—野球」...
たい‐こう【対校】
[名](スル) 1 学校と学校とが対抗して競技などを行うこと。「—試合」 2 古典などの、異本どうしをつき合わせて...
たい‐こう【退行】
[名](スル) 1 後方にさがること。「若しも敵軍寄せ来たらば…打ち散らさんと、粛々として—せり」〈竜渓・経国美談...
たい‐こう【退紅/褪紅】
1 薄紅(うすくれない)の染め色。あらぞめ。 2 薄紅色に染めた狩衣(かりぎぬ)。仕丁(じちょう)などが着用した。
たい‐こう【退校】
[名](スル) 1 学生・生徒が在学中に中途で学校をやめること。また、やめさせること。退学。「—処分」 2 「下校...
たい‐こう【退耕】
官職を退いて、農耕に従事すること。転じて、官職を退いて民間に下ること。
たい‐こう【帯鉤】
中国、戦国時代から漢代にかけて盛行した鉤(かぎ)状の帯金具。青銅製のほか、鉄・軟玉製などがある。
たいこう【大公】
《原題、(ドイツ)Erzherzog》ベートーベンのピアノ三重奏曲第7番の通称。変ロ長調。1811年の作。名称は、...