とり‐どし【酉年】
暦法で、十二支の10番目、酉に当たる年。また、その年に生まれた人。
とり‐どり【取り取り】
[名・形動]人や物によってそれぞれに違っていること。また、そのさま。まちまち。副詞的にも用いる。「—な(の)服装」...
とりな‐うた【とりな歌】
平仮名を1字1回使って作った、七五調4句の今様歌。「鳥(とり)啼(な)く声(こゑ)す夢(ゆめ)覚(さ)ませ見(み)...
とり‐なおし【取(り)直し】
1 取り直すこと。特に、相撲で、勝負をやりなおすこと。「二番後—」 2 (「撮り直し」とも書く)写真などの撮影をや...
とり‐なお・す【取(り)直す】
[動サ五(四)] 1 改めてもう一度とる。「許可を—・す」「決を—・す」 2 改めて手に取る。また、持ち方を変える...
鳥(とり)無(な)き里(さと)の蝙蝠(こうもり)
すぐれた者や強い者のいない所で、つまらない者がいばることのたとえ。
とり‐なし【取(り)成し/執(り)成し】
1 対立する二者の間に入って、うまく折り合いをつけること。仲裁。また、仲介。「—を頼む」 2 連歌・連句の付合(つ...
とりなし‐がお【取(り)成し顔】
その場をうまくおさめようとする態度や顔つき。
とり‐な・す【取(り)成す/執(り)成す】
[動サ五(四)] 1 対立する二者の間に立って、事態が好転するようにうまくとりはからう。また、その場の気まずい雰囲...
とり‐なら・べる【取(り)並べる】
[動バ下一][文]とりなら・ぶ[バ下二]ずらりとならべる。また、とりそろえる。「新製品を—・べて展示する」
とり‐なり【取(り)成り】
なりふり。人の身なりや素振り。「おとなしやかな—で」〈鏡花・高野聖〉
とり‐なわ【取(り)縄/捕(り)縄】
1 罪人などを捕らえて縛る縄。捕縄(ほじょう)。 2 太刀の鞘(さや)についているひも。太刀を帯びるとき、腰に結ぶ...
とり‐にが・す【取(り)逃がす】
[動サ五(四)] 1 捕らえかけて逃げられる。また、一度は捕らえたのに逃げられる。「犯人を—・す」 2 手に入れそ...
とり‐にく【鳥肉】
食用の鳥の肉。特に、鶏(にわとり)の肉。
トリニタ‐デイ‐モンティ‐きょうかい【トリニタデイモンティ教会】
《Chiesa della Trinità dei Monti》イタリアの首都ローマにある教会。ローマ屈指の観光名...
トリニダー
ボリビア北部の都市。ベニ県の県都。天然ゴムの生産で発展した。多くの日系人が居住する。 キューバ中部、サンクティスピ...
トリニダード‐とう【トリニダード島】
《Trinidad》西インド諸島南東部、小アンティル諸島南端にあるトリニダードトバゴの主島。西岸のパリア湾に首都ポ...
トリニダード‐トバゴ
西インド諸島南東部、小アンティル諸島南端にあるトリニダード島およびその北方にあるトバゴ島からなる国。正称、トリニダ...
トリニティー
三位一体(さんみいったい)。
トリニティー‐きょうかい【トリニティー教会】
《Trinity Church》米国マサチューセッツ州の都市ボストンにある教会。バックベイに位置する。1877年、...
トリニティー‐じっけん【トリニティー実験】
第二次大戦末期の1945年7月16日、米国ニューメキシコ州で行われた人類初の核実験。のちに実験で用いられたものと同...
トリニトロトルエン
トルエンをニトロ化した化合物。黄色の柱状結晶。爆薬。TNT。
トリニトロフェノール
⇒ピクリン酸
トリニトロベンゼン
ベンゼン環に三つのニトロ基がついた化合物。白色の針状結晶。トリニトロトルエンより強力な爆薬。TNB。
トリニトロン
ソニーが開発したアパーチャーグリル方式のブラウン管の商標名。
トリニータ
⇒大分トリニータ
トリニール
インドネシア、ジャワ島中東部、ソロ川中流域の地名。19世紀末に化石人類が発見された。→ジャワ原人
トリノ
イタリア北西部の商工業都市。サボイア家の領地時代の建築物が多く残る。サルデーニャ王国の首都、イタリア統一運動の中心...
とり‐の‐あし【鳥の脚】
1 ウミユリ綱ゴカクウミユリ科の棘皮(きょくひ)動物。相模湾などの深い海底に固着して生息。外観は鶏の足を逆さにした...
とり‐の‐あと【鳥の跡】
1 《中国上古、黄帝の時、蒼頡(そうけつ)が鳥の足跡を見て文字を作ったという故事から》文字。筆跡。また、手紙。「—...
とり‐の‐いち【酉の市】
11月の酉の日に行われる鷲(おおとり)神社(大鳥神社)の祭り。年により2回または3回あり、順に一の酉・二の酉・三の...
酉(とり)の市(いち)の売(う)れ残(のこ)り
醜い女をいう言葉。江戸時代、酉の市の夜は吉原の遊郭も繁昌したが、その夜でさえ売れ残る意からとも、酉の市で売られる、...
とり‐の‐いわくすぶね【鳥の磐樟船】
上代の船の名。鳥のように速く、岩のように堅固な、クスノキでつくった船。
とりのうた【鳥の歌】
《原題、(スペイン)El canto dels ocells》カザルスのチェロとピアノのための二重奏曲。カザルスの...
トリノ‐おうきゅう【トリノ王宮】
《Palazzo Reale di Torino》イタリア北西部、ピエモンテ州の都市トリノにある宮殿。カステッロ広...
とりのかげ【鳥の影】
柴田翔の小説。昭和46年(1971)刊。
とりのがく【鳥の楽】
雅楽の迦陵頻(かりょうびん)のこと。
とりのき‐むじん【取り退き無尽】
江戸時代に流行した無尽。くじに当たって金を取った者は退会し、それ以後掛け金を払わなくてもいいもの。
とり‐のけ【取り除け】
1 取り除けること。除外。 2 例外。「送籍(そうせき)は吾々仲間のうちでも—ですが」〈漱石・吾輩は猫である〉
とり‐の・ける【取り除ける】
[動カ下一][文]とりの・く[カ下二] 1 そこから取ってなくす。とりのぞく。「障害物を—・ける」 2 取り出して...
とり‐の‐こ【鳥の子】
1 鳥の卵。特に、鶏(にわとり)の卵。 2 鳥のひな。特に、鶏のひな。ひよこ。 3 「鳥の子色」の略。 4 「鳥の...
とりのこ‐いろ【鳥の子色】
鶏卵の殻のような色。淡黄色。
とりのこ‐がみ【鳥の子紙】
雁皮(がんぴ)を主原料とした上質の和紙。鶏卵の色に似た淡黄色で、強く耐久性があり、墨の映りもよい。福井県・兵庫県産...
とり‐のこさ◦れる【取(り)残される】
[連語]《動詞「とりのこす」の未然形+受身の助動詞「れる」》「取り残す2」に同じ。「時代に—◦れる」
とり‐のこし【取(り)残し】
全部取らずに残しておくこと。取ったあとに残っていること。また、そのもの。
とり‐のこ・す【取(り)残す】
[動サ五(四)] 1 全部取らずに残しておく。「—・した分を回収する」 2 (多く「取り残される」の形で)そのもの...
とりのこ‐もち【鳥の子餅】
祝儀用の、平たい卵形の紅白の餅。鶴(つる)の子餅。
とりのす【鳥の巣】
松瀬青々の句集。作者没後の昭和13年(1938)に上下2冊で刊行。
トリノ‐スケール
地球近傍天体が地球に衝突する確率と、衝突したときの被害の大きさを表す尺度。衝突する可能性がほぼ無く、たとえ地上へ落...
鶏(とり)の空音(そらね)
鶏の鳴きまね。中国、戦国時代、斉(せい)の孟嘗君(もうしょうくん)が秦から脱出するとき、夜中に函谷関に着き、従者が...