ながら‐あるき【乍ら歩き】
[名](スル)何らかの動作をしながら歩くこと。特に携帯電話やスマートホンの画面を見ながら歩く、イヤホンやヘッドホン...
なが‐ラウ【長ラウ】
キセルのラウの長いもの。ながラオ。
ながら・う【永らふ/長らふ/存ふ】
[動ハ下二]「ながらえる」の文語形。
ながら・う【流らふ】
[動ハ下二]《下二段動詞「ながる」+反復継続の助動詞「ふ」から》流れつづける。流れるようにそれが続く。「雉(きぎし...
ながら‐うんどう【乍ら運動】
他のことをしながら運動すること。特に家事や通勤など日常生活の活動を、効果的な運動に応用したもの。
ながらえ‐は・つ【永らへ果つ】
[動タ下二]生きながらえて、天命を全うする。「あからさまとは思へども—・つることもあり」〈平家・一〉
ながら・える【永らえる/長らえる/存える】
[動ア下一][文]ながら・ふ[ハ下二]《「流らう」と同語源》 1 命を長く存続させる。長く生きつづける。「心ならず...
ながら‐がわ【長良川】
濃尾平野を貫流する川。岐阜県の大日岳に源を発して南流、木曽川と並走し、三重県桑名市で揖斐(いび)川と合流して伊勢湾...
ながらく【長らく/永らく】
[副]長い間。久しく。「—御無沙汰(ごぶさた)致しております」
ながら‐ぐい【乍ら食い】
[名](スル)⇒乍ら食べ
ながら‐しちょう【乍ら視聴】
なにか別のことをしながら、テレビやラジオを視聴すること。特に、スマートホン・タブレット型端末・パソコンなどを使用し...
ながら‐スマホ【乍らスマホ】
なにか別のことをしながら、スマホ(スマートホン)を操作すること。特に、歩行中や自動車・自転車の運転中などの操作は、...
ながら‐ぞく【乍ら族】
音楽を聞くなど、他のことをしながら勉強や仕事をする習慣をもっている人。
ながら‐たべ【乍ら食べ】
[名](スル)他のことをしながら食事や間食をすること。テレビや新聞を見ながら、ゲームや電話をしながら食べることなど...
ながらのとよさき‐の‐みや【長柄豊碕宮】
⇒難波長柄豊碕宮(なにわのながらのとよさきのみや)
ながら‐の‐はし【長柄の橋】
長柄あたりにあった橋。現在の長柄橋付近にあったといわれる。[歌枕]「難波なる—もつくるなり今は我が身を何にたとへむ...
ながらみ
巻き貝のキサゴまたはダンベイキサゴの別名。千葉、静岡などでいう。
ながら‐み【乍ら見】
[名](スル)なにか別のことをしながら、テレビなどを見ること。→ながら視聴 →ダブルスクリーン
ながら‐やま【長等山】
滋賀県大津市の三井寺の後ろの山。[歌枕]「世の中をいとひがてらに来しかども憂き身ながらの山にぞありける」〈後撰・雑三〉
ナガランド
インド東部、ミャンマーと国境を接する州。モンゴロイド系のナガ族などさまざまな少数民族が住む。第二次大戦では日本軍が...
なが・る【流る】
[動ラ下二]「ながれる」の文語形。
ながれ【流れ】
[名] 1 液体や気体が流れること。また、その状態や、そのもの。「潮の—が速い」「空気の—が悪い」「川の—をせき止...
ながれ‐ある・く【流れ歩く】
[動カ五(四)]あちこちをさすらい歩く。放浪する。「日本中を—・く」
ながれ‐お・ちる【流れ落ちる】
[動タ上一][文]ながれお・つ[タ上二]水などが流れて下に落ちる。「谷に滝が—・ちる」
ながれ‐かいさん【流れ解散】
デモ行進などの終点で、到着しだいにそのまま解散すること。
ながれ‐かんじょう【流れ灌頂】
出産で死んだ女性の霊をとむらうために、橋畔や水辺に棒を立てて赤い布を張り、通行人に水をかけてもらう習俗。布の色があ...
ながれ‐ぎ【流れ木】
1 りゅうぼく。 2 流人をたとえていう語。「名取河あふせによどむ—の寄るかた知らでぬるる袖かな」〈続後拾遺・恋一〉
ながれ‐こ・む【流れ込む】
[動マ五(四)]流れて入りこむ。「汚水が湾内に—・む」
ながれ‐さぎょう【流れ作業】
標準化された大量の製品を生産するのに適した作業組織の一形態。製造工程の順序に従って作業員と機械を配置し、一連の作業...
ながれ‐じち【流れ質】
約束の期限が過ぎて質権者の所有となった質物。
ながれ‐ず【流れ図】
⇒フローチャート
ながれ‐そうせい【流れ走性】
⇒走流性
ながれ‐だ・す【流れ出す】
[動サ五(四)] 1 流れて外へ出る。流れ出る。「火口から溶岩が—・す」 2 流れはじめる。「渋滞していた車の列が...
ながれ‐だま【流れ弾/流れ玉】
目標からそれて飛ぶ弾丸。それだま。
ながれ‐つ・く【流れ着く】
[動カ五(四)] 1 漂流して、ある場所に行き着く。 2 居場所を転々として、ある土地にたどり着く。
ながれ‐づくり【流れ造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り、平入りで、屋根前面の流れが長く延びて向拝(こうはい)となるもの。神社建築中では最も多く...
ながれ‐ていとう【流れ抵当】
⇒抵当直流(ていとうじきなが)れ
ながれ・でる【流れ出る】
[動ダ下一]流れて外へ出る。流出する。流れ出す。「傷口から血が—・出る」
流(なが)れに棹(さお)さす
流れに棹をさして水の勢いに乗るように、物事が思いどおりに進行する。誤って、時流・大勢に逆らう意に用いることがある。...
流(なが)れに耳(みみ)を洗(あら)・う
《「史記正義」伯夷伝・註から。許由が、尭(ぎょう)から帝位を譲ろうと言われ、汚れたことを聞いたとして耳を洗ったとい...
ながれ‐の‐さと【流れの里】
流れの身である遊女のいる所。遊里。「—ぞ気散じなる」〈浄・寿の門松〉
ながれ‐の‐すえ【流れの末】
1 流れてゆく末の方。下流。「よどみしもまた立ち帰る五十鈴川—は神のまにまに」〈風雅・神祇〉 2 血筋などを受け継...
ながれ‐の‐ひと【流れの人】
流れの身である人。遊女。「—のこの後は、絶えて心中せぬやうに」〈浄・天の網島〉
ながれのほとり【流れのほとり】
神沢利子の文、瀬川康男の挿絵による児童文学作品。幼少期を樺太(からふと)で過ごした著者の体験をもとに書かれた。昭和...
ながれのほとりにうまれて【流れのほとりに生まれて】
《原題、(ドイツ)An einem Strom geboren》シュミットボンの自伝小説。ライン川下流域に生まれ育...
ながれ‐の‐み【流れの身】
放浪する身の上。身の定まらない人。古くは、遊女のこと。
ながれ‐の‐みち【流れの道】
遊女の道。遊女稼業。「我また—、ある程は立てつくして」〈浮・一代女・六〉
ながれ‐はふ【流れ破風】
屋根の流れの前方を後方よりも長くした破風。流れ造りなどにみられる。
ながれ‐びと【流れ人】
⇒流れ仏(ぼとけ)
ながれ‐ぼし【流れ星】
1 「流星(りゅうせい)」に同じ。《季 秋》「ふるさとももの傾きて—/草田男」 2 馬の毛色の一。額の中央部から鼻...