またたび【木天蓼】
マタタビ科の落葉性の蔓植物(つるしょくぶつ)。山地に自生。葉は広卵形で互生し、上部についた葉は白変する。夏、梅に似...
またたび‐げいしゃ【股旅芸者】
旅をして稼ぎ歩く芸者。旅芸者。
またたび‐もの【股旅物】
小説・演劇・映画などで、各地を流れ歩く博徒などを主人公にして義理人情の世界を描いたもの。昭和初頭から使われるように...
また‐だのみ【又頼み】
[名](スル)人を介して頼むこと。「—したままでは埒(らち)があかない」
マタディ
コンゴ民主共和国西部の都市。コンゴ川河口から約160キロメートルに位置し、河港をもつ。首都キンシャサと鉄道で結ばれ...
また‐でし【又弟子】
弟子の弟子。まごでし。
また‐と【又と】
[副](あとに打消しの語を伴って) 1 同じような事態はもう起こらないだろうという気持ちを表す語。二度とふたたび。...
又(また)と無(な)・い
[連語]二度と同じことは起こらないだろう。同じようなものは他にないだろう。「—・い好機を生かす」「—・い人材を得る...
また‐どなり【又隣】
1軒置いた隣。隣の隣。
マタドール
スペインの闘牛で、牛に止(とど)めを刺す主役の闘牛士。→トレアドール →ピカドール
また‐な・い【又無い】
[形][文]またな・し[ク]二つとない。並ぶものがない。これ以上のものはない。「彼奴(やつ)はなおわたしを—・い友...
股(また)に掛(か)・ける
諸方を歩き回る。各地を飛び歩く。「世界を—・けて活躍する」 [補説]「股に駆ける」と書くのは誤り。
マタニティー
1 母であること。母性。⇔パタニティー。 2 妊婦。また、妊娠期間。「—スイミング」 3 「マタニティードレス」の略。
マタニティー‐クリニック
産科を扱う医院のこと。
マタニティー‐スイミング
妊婦が健康と安産のために行う水泳。妊婦水泳。
マタニティー‐ドレス
妊婦用のドレス。腰回り・胸回りが自由に調節でき、全体がゆったり作られている。
マタニティー‐ハラスメント
《(和)maternity+harassment》職場などでの、妊娠・出産に関するいやがらせ。妊婦に直接いやがらせ...
マタニティー‐ビクス
《(和)maternity+aerobicsから》妊婦向けエアロビクス。
マタニティー‐ブルー
出産直後の女性が陥りやすい不眠・ふさぎこみなどの一過性のうつ状態。
マタニティー‐マーク
《(和)maternity+mark》妊婦であることを示すマーク。キーホルダーなどの形で身につける。妊娠初期などで...
また‐ぬき【股抜き】
1 多くサッカーのドリブルで、相手の両足の間にボールを通して抜き去ること。また、その技術。相手の股を通したパスやシ...
マタヌスカ‐ひょうが【マタヌスカ氷河】
《Matanuska Glacier》米国アラスカ州南部の氷河。アンカレジの北東約130キロメートル、チュガチ山地...
また‐ね【又寝】
一度目を覚ましてから、ふたたび眠ること。
また‐の‐あした【又の朝】
翌朝。あくる朝。「その日は暮らして、—に大宮に参り給ふ」〈源・蜻蛉〉
また‐のぞき【股覗き】
「股眼鏡(めがね)」に同じ。
また‐の‐とし【又の年】
翌年。あくる年。「—の正月(むつき)に」〈伊勢・四〉
また‐の‐な【又の名】
別の名。一名。「源為朝は—を鎮西八郎という」
また‐の‐ひ【又の日】
1 別の日。後日。「お目にかかれる—を楽しみにしています」 2 翌日。「—、小君召したれば」〈源・帚木〉
また‐の‐よ【又の世】
来世。後世(ごせ)。またの生(しょう)。「後の世のため—のため」〈仏足石歌〉
また‐の‐よ【又の夜】
翌日の夜。翌晩。「この法事し給ひて—」〈源・夕顔〉
また‐は【又は】
[接]似通った二つ以上の事柄のうち、どれか一つを選ぶときに用いる語。あるいは。もしくは。「ペン—ボールペンで記入の...
マタ‐ハラ
「マタニティーハラスメント」の略。
マタバヌ‐さん【マタバヌ山】
《Mount Matavanu》南太平洋、サモアのサバイイ島北東部にある火山。標高708メートル。玄武岩質の成層火...
マタパンビーチ‐パーク
マリアナ諸島、グアム島北西岸の町タモンにある公園。タモン湾に面する。海水浴場としても知られ、隣接して私設動物園があ...
また‐ひばち【股火鉢】
火鉢にまたがるようにしてあたること。
また‐び【股火】
火鉢・行火(あんか)などにまたがるようにしてあたること。
ま‐たび【真旅】
本当の旅。長期の旅行。「旅とへど—になりぬ家の妹(も)が着せし衣に垢(あか)つきにかり」〈万・四三八八〉
また‐びさし【又廂/又庇】
「孫廂(まごびさし)」に同じ。
また‐ぶり【杈椏】
叉(また)になった木の枝。「—に、山橘(やまたちばな)つくりてつらぬき添へたる枝に」〈源・浮舟〉
マタブンカイ
フィリピン、ルソン島中南部、バタンガス州の町。カラバルソン地方西部、首都マニラの南西約80キロメートルに位置する。...
またへい【又平】
⇒吃又平(どものまたへい) 文楽人形の首(かしら)の一。吃又平からきた名称。純朴で、お人好しの滑稽役に用いる。
ま‐たま【真玉】
玉の美称。「—なす吾(あ)が思(も)ふ妹」〈記・下・歌謡〉
マタマタ
ヘビクビガメ科のカメ。甲長約40センチ。頭部は扁平(へんぺい)な三角形で、房状の飾りが多くつく。南米北部の川や沼地...
また‐また【又又/復復】
[副]「また」を重ねて強めた言い方。またもや。「—失敗に終わる」
またま‐つく【真玉付く】
[枕]玉をつける緒の意から、「を」と同音を含む「をちこち」「をち」にかかる。「—をちこち兼ねて言(こと)は言へど逢...
またま‐で【真玉手】
手の美称。「—玉手さし枕(ま)き」〈記・上・歌謡〉
また‐みる【俣海松】
《茎が多数に分岐しているところから》海松(みる)の別名。
またみる‐の【俣海松の】
[枕]同音の繰り返しで、「また」にかかる。「—また行き帰り」〈万・三三〇一〉
また‐めがね【股眼鏡】
上体を前に折って自分のまたの間から後方をのぞくこと。またのぞき。「天の橋立を—で眺める」
また‐も【又も】
[副]副詞「また」を強めた言い方。またしても。重ねてまた。「—三振に終わる」