まめ‐だぬき【豆狸】
小さなタヌキ。
まめ‐ちしき【豆知識】
ちょっとした知識。本筋からは外れているが、知っていると役に立つ話。
まめ‐ちゃ【豆茶】
カワラケツメイの茎や葉を陰干しして作る代用茶。
ま‐めつ【摩滅/磨滅】
[名](スル)すりへること。すれてなくなること。「靴底が—する」
まめ‐つき【豆搗き】
《「まめづき」とも》黄な粉。〈和名抄〉
まめ‐つぶ【豆粒】
豆の粒。ごく小さいもののたとえに用いる。「下を走る車が—ほどに見える」
まめ‐づた【豆蔦】
ウラボシ科の常緑多年生のシダ。山地の岩上や樹上に着生し、細い根茎がツタのようにはい、卵円形の厚い栄養葉をつける。胞...
まめ‐でっぽう【豆鉄砲】
豆を弾にして打ち出す、小さな竹製の玩具。
豆鉄砲(まめでっぽう)を食(く)った鳩(はと)のよう
⇒鳩(はと)が豆鉄砲(まめでっぽう)を食ったよう
まめ‐でんきゅう【豆電球】
非常に小型の電球。懐中電灯などに用いる。
まめ‐どり【豆鳥】
イカルの別名。
まめ‐なっとう【豆納豆】
浜納豆に対して、普通の糸引き納豆。
まめ‐にんぎょう【豆人形】
ごく小さな人形。芥子(けし)人形。
まめ‐の‐こ【豆の粉】
黄な粉。〈日葡〉
まめ‐の‐ご【豆の豆汁/豆の油】
大豆を水に浸し、石灰を加えてひいたものを布で漉(こ)した液。豆腐の原料、染色の色止めや油絵の具の材料とする。
まめ‐はんみょう【豆斑猫】
ツチハンミョウ科の昆虫。体長2センチくらい。体は細く、黒色で、頭部は赤色。前翅(まえばね)に灰白色の縦のすじがある...
まめばたけのひる【豆畑の昼】
中沢けいの長編小説。平成11年(1999)「群像」誌に発表。同年刊行。
まめ‐びと【忠実人】
まじめな人。実直な人。「中納言はもとよりいと—にて」〈源・若菜上〉
まめぶ‐じる【まめぶ汁】
クルミと黒砂糖を包んだ団子を、ニンジン・ゴボウなどの野菜、干瓢(かんぴょう)、油揚げなどと一緒に煮込んだ汁。岩手県...
まめへい‐とう【豆平糖】
煎(い)り大豆を入れて作った棒状のあめ。京都の名物菓子。
まめ‐へん【豆偏】
漢字の偏の一。「豇(こう)(ササゲ)」「豌(えん)」などの「豆」の称。
まめ‐ほん【豆本】
きわめて小型の本の総称。外国では、好事家に珍重される。聖書などに多く、日本では江戸時代の芥子本(けしぼん)・袖珍本...
まめ‐ほんだ【豆本多】
男子の髪形で、本多髷(まげ)の一種。髪を少なくして髻(もとどり)を詰め、髷を小さく結ったもの。江戸後期に流行し、伊...
まめ‐まき【豆蒔き/豆撒き】
1 豆の種子を畑にまくこと。 2 (豆撒き)節分の夜、「福は内、鬼は外」と唱えながら豆をまくこと。豆打ち。《季 冬...
まめまめ‐し・い【忠実忠実しい】
[形][文]まめまめ・し[シク] 1 ほね惜しみせずに、よく働くようすである。まじめで、よく努めている。「—・く働...
まめ‐まわし【豆回し】
イカルの別名。豆を口に含んで回しながら割る習性による名。《季 夏》
まめ‐みそ【豆味噌】
蒸した大豆で作った豆麹(まめこうじ)を用い、食塩水と合わせて熟成させた味噌。愛知県岡崎地方で産し、八丁味噌・三州味...
まめ‐めいげつ【豆名月】
陰暦9月13日夜の月。枝豆を供えるのでいう。のちの月。《季 秋》→栗名月 →芋名月
まめ‐めし【豆飯】
えんどう豆・大豆などを炊き込んだ飯。豆ごはん。《季 夏》
まめ‐もち【豆餅】
黒豆・赤えんどうなどの入った塩味の餅。
まめ‐もやし【豆萌やし】
大豆でつくったもやし。豆の部分が大きく残り、歯ごたえがよい。
まめ‐やか【忠実やか】
[形動][文][ナリ] 1 まじめなさま。心がこもっているさま。また、注意が行きとどいているさま。「—に立ち働く」...
まめ‐やき【豆焼(き)】
年占(としうら)の一種。節分に、いろりの熱い灰の上に豆を並べ、焼けぐあいからその年の作柄や月ごとの天候を占う呪法。...
まめ‐ランプ【豆ランプ】
1 豆電球。 2 小型の石油ランプ。
まめ‐わざ【忠実事】
日常の用事。裁縫など実用的な仕事。「この頃御前の—に参りなどしてなむさぶらひける」〈栄花・御裳着〉
豆(まめ)を植(う)えて稗(ひえ)
よい結果を得ようとして、期待外れに終わることのたとえ。
豆(まめ)を煮(に)るに萁(まめがら)をたく
《魏の曹植(そうしょく)が兄の曹丕(そうひ)(文帝)から、七歩あゆむ間に詩を作らねば罰すると言われ、「まめがらは釜...
まめん‐し【麻綿糸】
麻と綿花をまぜてつむいだ紡績糸。
マ‐メール‐ロワ
ラベルのピアノ組曲。全5曲。1908年から1910年にかけて作曲。「マザーグース」を題材とする四手連弾の作品。のち...
ま‐もう【摩耗/磨耗】
[名](スル)かたい材質の物が、すりへること。特に、機械の部品や道具にいう。「—した車軸を交換する」
ま‐も‐なく【間も無く】
[副]時間がさしてたたないさま。ほどなく。じきに。「—幕が開く」「君が帰って、—彼が来た」
ま‐もの【真物】
ほんものであること。また、そのもの。「さながらの—のごとく見えしめんことを望み」〈逍遥・小説神髄〉
ま‐もの【麻物/苧物】
麻糸でよった綱。「—をふっつと踏みきれば」〈浄・女護島〉
ま‐もの【魔物】
1 魔性をもつもの。妖怪(ようかい)。変化(へんげ)。 2 人の心を乱すもの、恐ろしいもののたとえ。「金は—だ」
まもら・う【守らふ】
[動ハ四]《動詞「まもる」の未然形+上代の反復継続の助動詞「ふ」から》じっと見つめている。見守りつづける。「伊那佐...
ま‐もり【守り/護り】
1 守ること。特に、戦い・スポーツ・ゲームなどで相手の攻撃に備えること。守備。「—を固める」「国境の—」 2 守備...
まもり‐がたな【守り刀】
身を守るためにいつも身につけている短刀。護身刀。
まもり‐がみ【守り神】
災難から自分を守ってくれる神。守護神。
まもり‐づけ【守り付け】
昔、戦場で、死を覚悟した者がその氏名を記して髻(もとどり)につけた木札。
守(まも)りに入(はい)・る
1 競技・試合などで、点数をリードしている選手やチームが、攻撃よりも守備に力を注ぐ。 2 一般に、考え方や行動など...