りょう‐くう【領空】
領土と領海の上空の空間からなる国家の領域。国家は領空に対して完全かつ排他的な主権を有する。高度については特に制限は...
りょうくう‐けん【領空権】
国家がその領空を排他的に支配する権利。他国の航空機は無許可で領空内に入ることはできないが、国際民間航空条約によって...
りょうくう‐しんぱん【領空侵犯】
一国の領空に、他国の航空機が所定の手続きを経ないで侵入すること。国際法上の違法行為とされる。
りょう‐ぐち【両口】
《「りょうくち」とも》 1 両方の口。二つの出入り口。 2 馬の両脇に一人ずつついて手綱をとること。「馬子も—をと...
りょうくど‐こう【菱苦土鉱】
⇒菱苦土石
りょうくど‐せき【菱苦土石】
炭酸マグネシウムからなる炭酸塩鉱物。多く結晶は菱面体。三方晶系。無色・灰白色・黄色・褐色などでガラス光沢があり、ふ...
りょう‐ぐ【猟具】
狩猟に必要な道具。
りょう‐ぐ【霊供】
死者の霊に供える食物。また、霊前への供物。
りょう‐ぐん【両軍】
両方の軍隊。または、両方のチーム。
りょう‐け【両家】
両方の家・家庭。
りょう‐け【良家】
身分のある家。現代では、教養があり暮らし向きが水準以上の家庭をいう。りょうか。「—の子女」
りょう‐け【領家】
古代末から中世にかけての荘園領主の称。平安中期以後、在地の領主が有力者の保護を得るために名目的に土地を権門勢家に寄...
りょう‐けい【両敬】
「諸敬(もろけい)」に同じ。
りょう‐けい【良計】
よい計画。良策。
りょう‐けい【菱形】
「ひしがた」に同じ。
りょう‐けい【量刑】
裁判所が、処断刑の範囲内で、個々の罪に対して言い渡すべき刑の種類や程度を決めること。刑の量定。「—不当」
りょう‐けい【両系】
障害の発生に備えて、予備を一つ追加したシステムや機器における、両方の系統。→片系
りょう‐けいちょう【梁啓超】
[1873〜1929]中国、清末・民国の政治家・学者。広東省新会県の人。字(あざな)は卓如。号、任公。康有為に師事...
りょうけ‐へんせいたい【領家変成帯】
長野県南部から九州にかけて中央構造線の北側に分布する、高温・低圧で形成された変成岩からなる地帯。片麻岩と花崗(かこ...
りょう‐けん【料簡/了見/了簡】
[名](スル) 1 考え。思慮。分別。「悪い—を起こす」 2 考えをめぐらすこと。「好く—して前後を考えて見たら」...
りょう‐けん【猟犬】
狩猟に使役する犬。獲物の場所指示・狩り出し・格闘・回収などに用いる。ポインター・セッター・スパニエル・テリア・レト...
りょうけん‐きこう【量研機構】
「量子科学技術研究開発機構」の略称。
りょうけん‐ざ【猟犬座】
北天の小星座。6月上旬の午後8時ごろ、北斗七星の南に見える。渦巻き銀河M・球状星団がある。学名(ラテン)Canes...
りょうけん‐ずく【料簡尽く】
1 腹を立てず、互いに納得して事を運ぶこと。「声(こわ)高に言はずとも—がよいわいの」〈浄・丹波与作〉 2 考えに...
りょうけん‐ちがい【料簡違い】
見当違い。考え違い。「自分だけがつらいと思うとは—もはなはだしい」
りょうけん‐もの【料簡物】
よくよく考えてみなければならない事柄。
りょう‐げ【令外】
令に規定されていないこと。
りょう‐げ【領解】
仏の教えを聞いて悟ること。
りょう‐げ【霊気】
もののけ。つきもの。「—などいひて、物参らずなむありつるを」〈宇津保・国譲中〉
りょうげ‐さく【両毛作】
同じ耕地に作物を1年に二度栽培すること。稲作のあと、麦などの裏作をすること。りょうもうさく。→片毛作
りょう‐げつ【涼月】
1 陰暦7月の異称。 2 涼しく感じさせる月の光。
りょう‐げつ【良月】
1 陰暦10月の異称。 2 澄み渡った美しい月。
りょうげ‐の‐かん【令外の官】
令に定められた以外の官職・官庁。大宝令または養老令の制定後に設置された官で、内大臣・中納言・参議・蔵人所(くろうど...
りょうげん【良源】
[912〜985]平安中期の天台宗の僧。近江(おうみ)の人。諡号、慈慧(じえ)。通称、元三(がんざん)大師・角(つ...
りょう‐げん【燎原】
野原を焼くこと。また、火の燃えひろがった野原。
りょうげん‐の‐ひ【燎原の火】
燃えひろがって野原を焼く火。勢いが盛んで防ぎ止められないもののたとえにいう。
りょう‐こ【両虎】
2匹の虎。互いに優劣をつけがたい二人の勇者や英雄のたとえにいう。
りょう‐こ【良賈】
よい商人。すぐれた商人。
りょう‐こ【竜虎】
⇒りゅうこ(竜虎)
りょう‐こ【陵戸】
律令制下の賤民(せんみん)の一。天皇・皇族の陵墓を守ることを世襲的な任とした。
両虎(りょうこ)相(あい)闘(たたか)えば勢(いきお)い倶(とも)に生(い)きず
《「史記」藺相如伝から》強い者どうしが戦えば、必ず一方が倒れる、または両者ともに倒れるということ。
りょう‐こう【良工】
1 腕のよい職人。「—材を選ばず」 2 すぐれた画家や彫刻家。「絶世の佳人有名の山水など当時誉れを挙し大家現今の—...
りょう‐こう【良好】
[名・形動]よいこと。好ましい状態であること。また、そのさま。「受信状態は—だ」「—な成績」 [派生]りょうこうさ[名]
りょう‐こう【良港】
よい港。船を接岸したり停泊させたりするのにぐあいのよい港。「天然の—」
りょうこう‐どう【両江道】
⇒リャンガンド
りょう‐こく【両国】
《「りょうごく」とも》両方の国。ある物事にかかわる二つの国。「—の首脳」
良賈(りょうこ)は深(ふか)く蔵(ぞう)して虚(むな)しきが如(ごと)し
《「史記」老子伝から》すぐれた商人は品物を奥深くしまっておき、一見すると手持ちがないように見える。賢者は学徳をみだ...
りょう‐ご【了悟】
真理を明らかに悟ること。「知識—に至りては」〈中村訳・西国立志編〉
りょうごく【両国】
東京都墨田区南西部、隅田川東岸の地名。かつては両国橋の東西両岸の地域をいい、名は隅田川が武蔵・下総(しもうさ)両国...
りょう‐ごく【料国】
内裏・寺社の造営など特定の必要資金に充てるための租税を課する国。