いぼ【疣】
1 表皮の一部が増殖して盛り上がり、角質が肥厚して表面が粗くなったもの。疣贅(ゆうぜい)。 2 物の表面に小さく突...
い‐ぼ【異母】
父が同じで、母が違うこと。腹違い。異腹。「—兄弟」「—妹」
いぼ‐あし【疣足】
1 ゴカイ類の歩行器官。各体節の両側に一対ずつあり、剛毛の束をもつ。この下方に排泄口(はいせつこう)をもつものもあ...
アンドリッチ
[1892〜1975]ユーゴスラビアの小説家・詩人。ボスニア‐ヘルツェゴビナ生まれ。ボスニアを舞台とした作品で知ら...
イボアール
フランス南東部、オーベルニュ‐ローヌ‐アルプ地方、オート‐サボア県、レマン湖南岸に位置する村。サボイア公国時代の城...
いぼ‐いし【疣石】
外部が黒褐色で、砂石がまじり、内部が空になっている石。岩壺(いわつぼ)。袋石(ふくろいし)。
いぼ‐いのしし【疣猪】
イノシシ科の哺乳類。体長約1.5メートル、四肢が短く、頭が大きい。牙(きば)が長大で、顔面にいぼ状の突起がある。ア...
いぼ‐いぼ【疣疣】
1 皮膚にできる細かい発疹(ほっしん)。 2 多くの、いぼのような突起物。「キュウリの—」
いぼ‐いもり【疣井守】
イモリ科の両生類。全長13〜19センチ。背中に隆条が走り、肋骨(ろっこつ)は側方に突き出して鋸歯(きょし)状をなし...
い‐ぼう【威望】
威光と人望。
い‐ぼう【遺忘】
[名](スル)忘れること。忘却。「人の—を喚び醒(さま)したるものは」〈鴎外訳・即興詩人〉
いぼ‐うじり【疣毟】
《「いぼむしり」の音変化》カマキリの古名。「囃せば舞ひ出づる—、蝸牛(かたつぶり)」〈梁塵秘抄・二〉
いぼ‐かなもの【疣金物】
建築で、円い鋲(びょう)を規則的に打った金属板。材の継ぎ目の固定や装飾用。
いぼ‐がえる【疣蛙】
体表にいぼ状の突起のあるツチガエル・ヒキガエルなどの俗称。《季 夏》
いぼ‐がに【疣蟹】
タラバガニ科のカニ。ヤドカリの仲間。甲長3センチぐらいで体表はいぼ状の突起に覆われる。北日本の海岸に多いが、九州ま...
いぼ‐がわ【揖保川】
兵庫県南西部を流れる川。中国山地東部の戸倉峠(標高890メートル)に源を発し、南流して姫路市網干(あぼし)区で播磨...
いぼ‐きさご【疣細螺】
ニシキウズガイ科の巻き貝。内湾の泥中にすむ。殻高約1センチ。殻には灰黒色の放射状の縞(しま)模様がある。
いぼ‐きょうだい【異母兄弟】
父が同じで母が違う兄弟。腹違いの兄弟。
い‐ぼく【異木】
珍しい樹木。
い‐ぼく【移牧】
季節によってあらかじめ定まった放牧地に家畜を移動させる放牧の形態。→遊牧
い‐ぼく【遺墨】
故人が書き残した書画。遺芳(いほう)。
いぼ‐くさ【疣草】
ツユクサ科の一年草。水田や沼沢に生え、高さ約60センチ。全体に紅紫色を帯びる。葉は互生し、基部は茎を包む。夏から秋...
いぼく‐の‐しん【移木の信】
《中国、秦の商鞅(しょうおう)が国民の法令に対する信頼を得る手段として、都の南門に立てた木を北門に移した者には懸賞...
いぼ‐じ【疣痔】
痔病の一。肛門の周辺にいぼ状の腫脹(しゅちょう)の生じる痔。痔核。
いぼじり【疣毟】
1 《「いぼむしり」の変化した「いぼうじり」の「う」の無表記》カマキリの古名。「—、かたつぶりなどを取り集めて」〈...
いぼじり‐まき【疣毟巻】
女性の髪形の一。髪を束ね、ぐるぐると巻いてピンなどで留めたもの。昭和初期ごろまで行われた。
いぼた【水蝋/疣取】
1 イボタノキの別名。 2 「水蝋蝋(いぼたろう)」の略。
いぼた‐かいがらむし【水蝋貝殻虫】
イボタロウムシの別名。
いぼた‐が【水蝋蛾】
イボタガ科のガ。翅(はね)は開張8〜12センチ、黒褐色で多数の波状紋がある。早春現れる。幼虫は、いぼたのむし。
いぼた‐の‐き【水蝋の樹】
モクセイ科の半落葉低木。山野に自生し、高さ約2メートル。枝は灰白色。葉は長楕円形で対生。初夏、白色の漏斗状の小花を...
いぼた‐の‐むし【水蝋の虫】
1 イボタガの幼虫。芋虫状で、体長は終齢で約8センチにもなる。頭部に黒い角(つの)があり、背は青白色。イボタノキ・...
いぼた‐ろう【水蝋蝋/虫白蝋】
イボタノキに寄生するイボタロウムシの幼虫が分泌した蝋を、加熱溶解し、冷水中で凝固させたもの。ろうそくの原料や、生糸...
いぼたろう‐かたかいがらむし【水蝋蝋硬貝殻虫】
カタカイガラムシ科の昆虫。→いぼたろうむし
いぼたろう‐むし【水蝋蝋虫】
イボタロウカタカイガラムシの俗称。雌の成虫は暗褐色の約1センチの丸い殻を作り、5月ごろ産卵。雄は、7月ごろからイボ...
いぼ‐だい【疣鯛】
スズキ目イボダイ科の海水魚。全長約30センチ。体形はタイに似て、色は淡灰青色。体の中央部から上下に浅い溝が十数本走...
イボ‐とう【イボ島】
《Ilha do Ibo》モザンビーク北東部、インド洋にあるキリンバス諸島の島。17世紀初めにポルトガル人によって...
い‐ぼとけ【居仏】
座った姿の仏像。また、座っている仏。座仏(ざぶつ)。→立ち仏
いぼとり‐ぐさ【疣取草】
イボクサの別名。
いぼ‐にし【疣螺】
アッキガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁に群生。貝殻は短紡錘形で、殻高3〜4センチ。殻表にいぼ状の突起が並ぶ。カキなどを...
いぼはな‐ざる【疣鼻猿】
オナガザル科のサル。顔と体の背面が黒く、顔のまわりから腹面は黄金色。鼻がしゃくれて上を向いている。中国四川省の高山...
いぼ‐むし【疣虫】
カマキリの別名。
いぼ‐むしり【疣毟】
カマキリの別名。この虫でさすればいぼが消えるといわれた。いぼじり。いぼうじり。《季 秋》「蜂ねぶる舌やすめずに—/誓子」
いぼ‐め【疣目】
皮膚の表面に部分的に生じる硬くなった表皮の組織。胼胝(たこ)。
いぼ‐ゆい【疣結い】
結び方の一。結び目をいぼのように突き出して結ぶ。いぼい。いぼゆわい。
イボワール
⇒イボアール