かい‐ほ【海保】
「海上保安庁」の略称。
かいほ【海保】
姓氏の一。 [補説]「海保」姓の人物海保漁村(かいほぎょそん)海保青陵(かいほせいりょう)
かい‐ほ【介輔】
第二次大戦後に医師が不足していた沖縄県や鹿児島県奄美群島で認められていた代用医師制度。昭和26年(1951)に米国...
かい‐ほう【介抱】
[名](スル) 1 病人・けが人・酔っぱらいなどの世話をすること。看護。「手厚く—する」 2 助けてめんどうをみる...
かい‐ほう【会報】
会の現状・活動記録・運営方針などを会員に報告するための印刷物。
かい‐ほう【回報/廻報】
1 何人かの人が、順に回し読みする文書。回状。 2 返事の手紙。返信。
かい‐ほう【快方】
病気や傷がだんだん治ってくること。「病状が—に向かう」
かい‐ほう【快報】
よい知らせ。うれしい知らせ。吉報。朗報。「優勝の—に接する」
かい‐ほう【戒法】
仏語。仏が制定した戒律としての法。五戒など。
かい‐ほう【改封】
諸侯の領地を移しかえること。国替(くにがえ)。
かいほう【海北】
姓氏の一。 [補説]「海北」姓の人物海北若冲(かいほうじゃくちゅう)海北友松(かいほうゆうしょう)
かい‐ほう【海法】
海事に関する法規の全体。公海法・私海法(海商法)・国際海法および海事国際私法に分かれる。狭義には海商法をいう。海上法。
かい‐ほう【海堡】
海岸防備のために、要港の入り口や海中に築造した砲台やとりで。かいほ。
かい‐ほう【開放】
[名](スル) 1 門や戸などをあけはなすこと。あけたままにしておくこと。「—禁止」 2 制限をなくして、自由に出...
かい‐ほう【開法/開方】
ある数または式から、平方根・立方根などの累乗根を求める計算法。開平法・開立法など。
かいほう【開封】
中国河南省、黄河の南岸にある工業都市。戦国時代は魏(ぎ)の都、のち五代の後梁・後晋・後漢・後周・北宋の都、一時は金...
かい‐ほう【解放】
[名](スル)束縛(そくばく)されたり、制限されたりしているものを、ときはなして自由にすること。「貧困から—される...
かいほう【解放】
総合雑誌。大正8年(1919)創刊。大正デモクラシーの流れにのって、社会主義的傾向を示した。大正12年(1923)...
かい‐ほう【解法】
数学で、問題を解く手順。「方程式の—」
かい‐ほう【壊崩/潰崩】
[名](スル)くずれこわれること。崩壊。
かい‐ほう【懐抱】
[名](スル) 1 ふところに抱くこと。抱きしめること。抱擁。 2 ある思いや計画などを心の中に持つこと。また、そ...
かいほう‐エフち【開放F値】
カメラのレンズを開放絞りにした時のF値。レンズの明るさを示す指標となり、値が小さいほど明るい。
かいほうがた‐システムかんそうごせつぞく【開放型システム間相互接続】
⇒オー‐エス‐アイ(OSI)
かいほうがた‐だんぼうきき【開放型暖房機器】
暖房器具のうち、燃焼に使った機器からの排気を室内に放出するもの。強制排気管のない石油ストーブ、ガスストーブ、石油フ...
かいほうがた‐びょういん【開放型病院】
勤務医ばかりでなく、病院外の医師も診療に参加する方式の病院。地域の開業医が自己の診療所で入院治療の必要な患者を入院...
かいほうがた‐ヘッドホン【開放型ヘッドホン】
両耳をおおう部分が密閉されていないヘッドホン。長時間の装着でも疲れにくい。オープンイヤーヘッドホン。→密閉型ヘッドホン
かいほう‐く【解放区】
1 国民政府支配下の中国で、中国共産党が確保していた地域の称。 2 国内で、革命勢力が国家権力の統制を排除して、支...
かいほう‐けい【開放系】
物理学で、特に熱力学的に、境界を越えた外部とエネルギーや物質のやり取りが行われる系。開いた系。→閉鎖系 →孤立系
かいほう‐けいざい【開放経済】
外国との商品取引や資本取引が自由に行える経済体制。⇔閉鎖経済。
かいほう‐けっかんけい【開放血管系】
毛細血管がなく、動脈と静脈がつながっていない血管系。節足動物・軟体動物などにみられる。開放循環系。⇔閉鎖血管系。
かいほう‐げん【開放弦】
弦楽器の弦を、左指で押さえないで奏する場合の、その弦。
かいほう‐こっせつ【開放骨折】
⇒複雑骨折
かいほうされたエルサレム【解放されたエルサレム】
《原題、(イタリア)Gerusalemme liberata》イタリアの詩人、タッソによる長編の英雄叙事詩。十字軍...
かいほう‐しぼり【開放絞り】
カメラのレンズの絞りをもっとも開いた状態。→開放F値
かいほう‐じゃくちゅう【海北若冲】
[1675〜1752]江戸中期の国学者。大坂の人。名は千之。契沖の高弟で、師の学問を継承した。著「和訓類林」など。
かいほう‐じゅぎょう【開放授業】
⇒市民開放授業
かいほう‐じゅんかんけい【開放循環系】
⇒開放血管系
かいほう‐すいめん【開放水面】
海氷がある海域において、海氷に覆われる海面の割合が10分の1未満の海面。
かいほう‐せい【開放性】
皮下や体内の障害部位が体外と通じていること。
かいほうせい‐きょういんようせい‐せいど【開放制教員養成制度】
教育学部など教員の養成を主な目的とする学部以外でも、教職課程を追加的に履修し、所定の単位を取得すれば、教員免許状を...
かいほうせい‐けっかく【開放性結核】
結核菌が喀痰(かくたん)などの排出物の中に認められる結核症。
かいほう‐せき【海泡石】
マグネシウムを含む含水珪酸(けいさん)鉱物。多孔質・不透明で、きめが細かい粘土状の石。乾燥すると水に浮くほど軽くな...
かいほう‐そっこう【開放測光】
TTL測光で、レンズの絞りを開放にしたまま、適正露出を測定する方式。シャッターを切るときだけ所定の絞り値に絞り込ま...
かいほう‐たいけい【開放体系】
経済学で、商品の輸出入や資本・労働の移動のような外国との取引を考慮して一国の経済を分析し、理論を構成していくこと。...
かいほう‐タワー【解放タワー】
《Liberation Tower》クウェート国の首都クウェートにある塔。高さ372メートル。同国で最も高い建造物...
かいほう‐てき【開放的】
[形動]ありのままを見せて隠しだてをしないさま。あけっぴろげ。「—な性格」⇔閉鎖的。
かいほう‐でんあつ【開放電圧】
⇒開回路電圧
かいほうにっぽう【解放日報】
中国上海の、共産党地方委員会機関紙。1949年創刊。
かいほうのげいじゅつ【解放の芸術】
文芸評論家、青野季吉の第1評論集。大正15年(1926)刊。
かいほう‐は【海北派】
海北友松を始祖とする日本画の一流派。安土桃山時代から幕末まで続いた。