きつ【吉】
⇒きち
きつ【乞】
[常用漢字] [音]キツ(漢) コツ(慣) [訓]こう 物を頼む。ねだる。「乞丐(きっかい・こつがい)・乞食(こつ...
きつ【吃】
[音]キツ(漢) [訓]どもる 1 どもる。「吃音・吃語」 2 (「喫」と通用)受け入れる。「吃驚(きっきょう)・...
きつ【屹】
[音]キツ(慣) [訓]そばだつ 山が高くそびえ立つ。「屹然・屹立」 [難読]屹度(きっと)
きつ【拮】
[音]キツ(漢) ケツ(漢) 1 しめる。ぎゅっと引き締める。「拮抗(きっこう)」 2 忙しく働く。「拮据(きっきょ)」
きつ【喫】
[常用漢字] [音]キツ(慣) 1 食う。飲む。「喫煙・喫茶/満喫」 2 身に受ける。こうむる。「喫驚・喫緊」
きつ【詰】
[常用漢字] [音]キツ(漢) [訓]つめる つまる つむ なじる 1 問いつめる。なじる。「詰責・詰問/難詰・面...
きつ【橘】
[人名用漢字] [音]キツ(漢) [訓]たちばな 1 木の名。タチバナ。「橘中/柑橘類」 2 橘(たちばな)氏のこ...
きつ【狐】
キツネの古名。「行方のしれぬは、どうでお—の業かしれぬ」〈伎・韓人漢文〉
キツィラノ
⇒キツラノ
きつ・い
[形][文]きつ・し[ク] 1 物事の程度がはなはだしい。「—・い勾配(こうばい)」「日ざしが—・い」 2 鼻や舌...
きつう
[副]《形容詞「きつし」の連用形「きつく」のウ音便から》 1 たいへん。ひどく。「番頭どの—精が出ます」〈松翁道話...
きつ‐えん【喫煙/喫烟】
[名](スル)タバコを吸うこと。「構内で—してはならない」「—室」
きつえん‐りつ【喫煙率】
調査対象者のうち、タバコを吸う習慣のある人の割合。百分率で表す。 [補説]日本では厚生労働省の調査と日本たばこ産業...
きつ‐おん【吃音】
発声時に第1音が円滑に出なかったり、ある音を繰り返したり伸ばしたり、無音が続いたりする言語障害。不安や緊張などの心...
きつき【杵築】
大分県、国東(くにさき)半島南部にある市。江戸時代、松平氏の城下町。柑橘(かんきつ)類のほかイチゴ・花卉栽培が盛ん...
き‐つきげ【黄鴾毛】
馬の毛色の名。つきげの黄色みがかったもの。
きつき‐し【杵築市】
⇒杵築
きつ‐きつ【吃吃】
[ト・タル][文][形動タリ]声を出して笑うさま。「—として窃笑せり」〈紅葉・金色夜叉〉
きつ‐きつ【屹屹】
[ト・タル][文][形動タリ]山などが高くそびえ立つさま。また、いかめしい感じがするさま。「編輯(へんしゅう)記者...
きつ‐きつ【拮拮】
[ト・タル][文][形動タリ]てきぱきと働くさま。「彼は、只(ただ)一人—として掘り進んだ」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
きつ‐ぎゃく【吃逆】
しゃっくりのこと。
き‐つ・く【来着く】
[動カ四]到着する。「返り事は、京に—・きてなむ持て来たりける」〈伊勢・二〇〉
き‐つけ【着付け】
1 衣服、特に和服をきちんと着ること。また、人にきちんと着せること。「—教室」 2 着なれていること。「—の羽織で...
き‐つけ【気付け】
1 元気をつけること。また、そのための酒など。「—に一杯やる」 2 失神した者の意識を回復させること。また、そのた...
き‐づけ【気付】
《「きつけ」とも》郵便物を、相手の現住所ではなく、その人の勤め先や立ち寄り先へ送ること。また、そのとき、あて先の下...
きつけ‐ぐすり【気付け薬】
気付け2に用いる興奮剤。アンモニア・ブランデーなど。
き‐つ・ける【着付ける】
[動カ下一][文]きつ・く[カ下二] 1 衣服を身につける。「和服をうまく—・けるのに苦労する」 2 着なれる。「...
きつ‐ご【吃語】
言葉がどもること。
きつ‐じ【吉事】
⇒きちじ(吉事)
きつ‐じつ【吉日】
⇒きちじつ(吉日)
きつ‐ぜん【屹然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 山などが高くそびえ立つさま。「—たる高峰」 2 孤高を保ち周囲に屈しないさま。...
き‐つつき【啄木鳥】
キツツキ目キツツキ科の鳥の総称。スズメ大からカラス大まであり、ふつう森にすむ。一般に雄の頭部に赤か黄色の部分がある...
きつ‐なん【詰難】
[名](スル)問いつめて責めること。難詰。
きつね【狐】
1 イヌ科の哺乳類。体長45〜90センチ、尾長30〜55センチ。毛色は主に橙褐色。口先が細くとがり、耳が三角で大き...
きつね‐あざみ【狐薊】
キク科の越年草。道端などに生え、高さ60〜90センチ。葉は羽状に深く裂けていて、裏面に白い綿毛が密生。春から初夏、...
きつね‐いろ【狐色】
狐の毛のような薄い茶褐色。
きつね‐うどん【狐饂飩】
甘辛く煮た油揚げをのせたかけうどん。
きつね‐おとし【狐落(と)し】
1 狐を捕らえるわな。 2 狐つきの人から狐の霊を追い出して病を治すこと。また、その術。
きつね‐がり【狐狩(り)】
キツネを狩ること。特に、英国貴族が好んで行う狩猟のこと。派手な狩猟服を着た騎馬の集団が猟犬を追い立て、キツネをかみ...
きつね‐けん【狐拳】
⇒藤八拳(とうはちけん)
きつね‐ごうし【狐格子】
1 妻飾りの一。格子の内側に板を張ったもの。入母屋屋根に用いる。木連(きつ)れ格子。妻格子。 2 縦横の桟を細かく...
きつね‐ざる【狐猿】
霊長目キツネザル科の哺乳類の総称。原始的なサルで、口先がとがり、顔がキツネに似る。ワオキツネザル・エリマキキツネザ...
きつね‐せぎょう【狐施行】
近畿地方で、寒中に「せんぎょう、せんぎょう」などと唱えながら稲荷神社を巡拝し、あるいは狐のいそうな所へ赤飯・油揚げ...
きつね‐そば【狐蕎麦】
甘辛く煮た油揚げをのせたかけそば。
きつねただのぶ【狐忠信】
浄瑠璃「義経千本桜」の登場人物。子狐の化身で、鼓の皮になった親を慕い佐藤忠信の姿になって現れ、その鼓を持つ静御前を...
きつね‐つかい【狐使い/狐遣い】
狐を使って行うという妖術。また、それを行う人。
きつね‐つき【狐付き/狐憑き】
狐の霊がとりついたといわれる、精神の異常な状態。また、その人。
きつね‐つり【狐釣り】
キツネをわなで捕らえること。また、その人。「—の名人夫婦有ること隠れなく」〈浄・国性爺後日〉
きつね‐づか【狐塚】
狐のすむ穴。 [補説]狂言の曲名別項。→狐塚