ギュイヨー
[1854〜1888]フランスの哲学者・詩人。スペンサーらの進化論哲学と生の哲学とを結合する立場から生の本質と発展...
ぎゅう【牛】
[音]ギュウ(ギウ)(漢) ゴ(呉) [訓]うし [学習漢字]2年 〈ギュウ〉ウシ。「牛肉・牛乳・牛馬/役牛・牽牛...
ぎゅう【牛】
1 うし。特に、牛肉。また、牛皮。 2 二十八宿の一。北方の第二宿。山羊座(やぎざ)中の西部の六星をさす。いなみぼ...
ぎゅう【妓夫】
客引きや護衛をしながら夜鷹などについて歩く男。また、遊女屋で客引きをする若い男。妓夫太郎。「—が夜鷹を大勢連れて来...
ぎゅう
[副] 1 力を込めて締めつけたり、押しつけたり、ねじったりするさま。「—と握る」 2 きつく責めたてるさま。また...
ぎゅう‐いん【牛飲】
[名](スル)牛が水を飲むように、酒などをがぶがぶ飲むこと。鯨飲(げいいん)。「—したもんだから、究竟(しまい)に...
ぎゅういん‐ばしょく【牛飲馬食】
[名](スル)牛が水を飲み、馬がまぐさを食うように、多量に飲み食いすること。鯨飲馬食。
ギュウェルジンアダ‐とう【ギュウェルジンアダ島】
《Güvercin Ada》⇒ギュウェルジン島
ギュウェルジン‐とう【ギュウェルジン島】
《Güvercin Ada トルコ語で「鳩の島」の意》トルコ西部、エーゲ海に面する町クシャダスの沖合に浮かぶ島。1...
ぎゅう‐えき【牛疫】
家畜伝染病予防法の監視伝染病(家畜伝染病)の一つ。牛・メンヨウ・豚などがかかる急性熱性伝染病。病原体はパラミクソウ...
うし‐かいめんじょうのうしょう【牛海綿状脳症】
ウシの脳が萎縮して海綿状(すき間が多数あるスポンジ状)になる感染性の中枢神経疾患。異常型プリオンが原因で発症すると...
ぎゅうかく‐こ【牛角湖】
⇒三日月湖
ぎゅう‐かわ【牛皮/牛革】
⇒うしがわ(牛皮)
ぎゅう‐がん【牛眼】
幼児の緑内障で、眼圧高進のために眼球が拡大した状態。
ぎゅう‐ぎゅう
[副] 1 物がきしんだり、こすれたりするときに鳴る音を表す語。「台車が—(と)音をたてる」 2 強く締めつけたり...
ぎゅうぎゅう‐づめ【ぎゅうぎゅう詰め】
全く余裕がないほど、たくさん詰め込むこと。「—の電車」
ぎゅうぐんのかえり【牛群の帰り】
《原題、(オランダ)De terugkeer van de kudde》ブリューゲルの絵画。板に油彩。縦117セン...
ぎゅう‐ご【牛後】
牛の尻。強大な者の後に従い、使われる者のたとえ。牛尾。→鶏口(けいこう)
ぎゅう‐し【牛脂】
牛の脂肪を精製したもの。白または淡黄色をし、特有の匂いがある。食用のほか、せっけん・ろうそくの製造原料や潤滑油、軟...
ぎゅうしちゅうにゅう‐かこうにく【牛脂注入加工肉】
牛脂に水あめや食品添加物を混ぜた液を牛肉に注入し、肉質を霜降り状にしたもの。
ぎゅう‐しゃ【牛車】
1 牛が引く荷車。うしぐるま。 2 「ぎっしゃ(牛車)」に同じ。
ぎゅう‐しゃ【牛舎】
牛を飼う小屋。うしごや。
ぎゅうしゅう‐ばぼつ【牛溲馬勃】
《韓愈「進学解」から》牛の尿と馬の糞(ふん)。価値のないもの、役に立たないもののたとえ。
ぎゅう‐じ【牛耳】
牛の耳。
ぎゅう‐じょ【牛女】
牽牛星(けんぎゅうせい)と織女星(しょくじょせい)。《季 秋》
ぎゅうじ・る【牛耳る】
[動ラ五(四)]《「牛耳(ぎゅうじ)」の動詞化》団体や組織を支配し、思いのままに動かす。牛耳を執る。「党内を—・る...
牛耳(ぎゅうじ)を執(と)・る
《中国の春秋戦国時代、諸侯が盟約するとき、盟主になるべき人が牛の耳をとって裂いて出した血をすすって誓い合ったという...
ぎゅう‐すき【牛鋤】
すき焼きのこと。魚(うお)すき、鶏(とり)すきなどに対して、牛肉を入れたものであることを強調した語。
ぎゅう‐すじ【牛筋】
牛のすじ肉のこと。カレーやおでんの具など、煮込み料理に多く用いられる。
ぎゅう‐そうじゅ【牛僧孺】
[779〜847]中国、唐の政治家。字(あざな)は思黯(しあん)。時の宰相の子、李徳裕と対立。新興科挙官僚と門閥貴...
ぎゅう‐たろう【妓夫太郎】
「妓夫(ぎゅう)」に同じ。 [補説]「牛太郎」とも書く。
ぎゅう‐たろう【牛太郎】
⇒妓夫太郎(ぎゅうたろう)
ぎゅう‐タン【牛タン】
《「タン」はtongue(舌)から》食用としての、牛の舌。焼き肉やシチューなどに用いる。
ぎゅうタン‐せんじゅつ【牛タン戦術】
《「牛歩戦術」のもじり》議会などで長時間演説を行うことにより、意図的に審議の引き延ばしを図ること。
ぎゅう‐づめ【ぎゅう詰め】
「ぎゅうぎゅう詰め」に同じ。
ぎゅう‐とう【牛刀】
牛を切りさくのに用いる大きな包丁。
ぎゅう‐とう【牛痘】
牛がかかる痘瘡(とうそう)。牛痘ウイルスは人間にも感染するが、軽症で済み、人間の痘瘡への免疫をも獲得するので種痘に...
牛刀(ぎゅうとう)をもって鶏(にわとり)を割(さ)く
《「論語」陽貨から》小さな物事を処理するのに必要以上の大がかりな手段を用いることのたとえ。
ぎゅう‐どん【牛丼】
「牛飯(ぎゅうめし)」に同じ。
ぎゅう‐なべ【牛鍋】
牛肉をネギ・豆腐などとともに鉄鍋で煮ながら食べる料理。主に関東でいい、明治の文明開化期に流行した。牛肉鍋。《季 冬》
ぎゅうなべ‐や【牛鍋屋】
牛鍋を食べさせる店。牛屋。
ぎゅう‐にく【牛肉】
食用とする牛の肉。ぎゅう。
ぎゅうにくとじゃがいも【牛肉と馬鈴薯】
国木田独歩の小説。明治34年(1901)「小天地」誌に発表。
ぎゅうにくトレーサビリティー‐ほう【牛肉トレーサビリティー法】
「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」の通称。牛海綿状脳症の広がるのを防ぎ、消費者に安全な牛...
ぎゅう‐にゅう【牛乳】
牛の乳。白色の液体で、脂肪・たんぱく質・糖分などの栄養に富む。殺菌などの処理をして飲料とし、バター・チーズ・ヨーグ...
ぎゅうにゅう‐けい【牛乳計】
牛乳の比重を測定する器具。
ぎゅうにゅうにゅうせいひん‐とうけい【牛乳乳製品統計】
牛乳・乳製品の生産に関する実態の把握を目的とする、国の基幹統計。農林水産省が牛乳乳製品統計調査を行って作成する。 ...
ぎゅうにゅうにゅうせいひん‐とうけいちょうさ【牛乳乳製品統計調査】
牛乳乳製品統計を作成するために、農林水産省が行う基幹統計調査。国内の牛乳処理場・乳製品工場の数や生産能力を把握する...
ぎゅうにゅうやのきょうだい【牛乳屋の兄弟】
久米正雄の戯曲。大正3年(1914)第三次「新思潮」に発表。同年、有楽座にて第二次新時代劇協会が上演。
ぎゅうにゅうやフランキー【牛乳屋フランキー】
中平康監督による映画の題名。昭和31年(1956)公開。森永乳業の提供による青春コメディー。出演、フランキー堺、宍...