アリカ‐ようさい【アリカ要塞】
《Morro de Arica》チリ最北端、アリカ‐イ‐パリナコタ州の都市アリカにある要塞。市街南部、高さ110メ...
アリ‐かんしょう【アリ環礁】
《Ali Atoll》モルジブ諸島中央部の環礁。首都マレがある北マレ環礁の西約80キロメートルに位置する。南北約1...
アリカンダ
小アジアにあった古代都市。現在のトルコ南西部の村アイクルチャイ近郊に位置する。古代リキア王国の最古の都市とされ、そ...
アリカンテ
スペイン南東部、バレンシア州、地中海に面する港湾都市。物流の要地で工業も盛ん。EU(欧州連合)知的財産庁(EUIP...
ありが【有賀】
姓氏の一。 [補説]「有賀」姓の人物有賀長伯(ありがちょうはく)有賀長雄(ありがながお)
あり‐がお【有り顔】
いかにも何かがありそうな顔つきやようす。もっともらしい態度。「うつくしうおはすと、—に聞こえなして」〈栄花・衣の珠〉
あり‐がた【有(り)難】
《形容詞「ありがたし」の語幹》めったにないこと。また、かたじけないこと。「をかしうも—の世やとも思ひ居給へり」〈源...
あり‐がた・い【有(り)難い】
[形][文]ありがた・し[ク]《あることがむずかしい、の意から》 1 人の好意などに対して、めったにないことと感謝...
蟻(あり)が鯛(たい)なら芋虫(いもむし)ゃ鯨(くじら)
「ありがたい」の「あり」を蟻に、「たい」を鯛にかけたしゃれ。
ありがた‐が・る【有(り)難がる】
[動ラ五(四)] 1 人の好意などに対して、ありがたいという気持ちをもつ。また、それを態度に表す。 2 神仏をとう...
ありがた‐なみだ【有(り)難涙】
ありがたく、もったいないと感じて流す涙。感謝の喜びにあふれる涙。感涙。
ありがた‐めいわく【有(り)難迷惑】
[名・形動]人の親切や好意が、それを受ける人にとっては、かえって迷惑となること。また、そのさま。「—な話」
ありがた‐や【有(り)難屋】
1 神仏をむやみに信仰する人。特に、門徒衆をいうことがある。 2 権威者の言うことを無批判に尊ぶ人。
ありがた‐やま【有(り)難山】
「ありがたい」の意をしゃれて言った語。多くは、「ありがた山桜」とか「ありがた山のとんびからす」とか続けて用いる。
あり‐がち【有り勝ち】
[形動][文][ナリ]よく似た例がたくさんあるさま。「こんな失敗は—な話だ」
ありが‐ちょうはく【有賀長伯】
[1661〜1737]江戸中期の歌人。京都の人。主著は歌の手引書「和歌世世の栞(しおり)」。
あり‐がとう【有(り)難う】
[感]《形容詞「ありがたい」の連用形「ありがたく」のウ音便》感謝したり、礼を言ったりするときに用いる言葉。ありがと...
ありがとうさん【有りがたうさん】
清水宏監督による映画の題名。昭和11年(1936)公開。原作は川端康成の短編「有難う」。「有りがたうさん」と呼ばれ...
蟻(あり)が十(とお)なら芋虫(いもむし)ゃ二十(はたち)
「ありがとう」と礼を言われたときにまぜっかえしていう言葉。蟻が十なら蚯蚓(みみず)が二十。
ありが‐ながお【有賀長雄】
[1860〜1921]法学者・社会学者。大阪の生まれ。ドイツに留学しシュタインに師事。その著「社会学」は、日本で最...
あり‐がね【有り金】
現在手元にある金。持っている全部の現金。「—をはたいて買う」
あり‐がほ・し【在りが欲し】
[形シク]ありたい。いたい。「—・し住みよき里の荒るらく惜しも」〈万・一〇五九〉
あり‐がよ・う【有り通ふ】
[動ハ四]通いつづける。しきりに通う。「やすみししわが大君の—・ふ難波(なには)の宮はいさな取り」〈万・一〇六二〉
アリーガル
インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市。デリーの南東約110キロメートルに位置する。同国におけるイスラム教徒の近代...
ありき【歩き】
《動詞「あり(歩)く」の連用形から》あちこち動きまわること。出歩くこと。外出。「一の人の御—」〈枕・八八〉
有(あ)りき
《文語ラ変動詞「あり」に文語過去の助動詞「き」の付いたもの》名詞などに付いて、そのことが既に存在した、また、かつて...
ありき‐がみ【歩き神】
「あるきがみ」に同じ。
ありき‐ぞめ【歩き初め】
「あるきぞめ」に同じ。「同じ中将の、子を—につかはしたる手本の包み紙に」〈拾遺愚草・下・詞書〉
あり‐きたり【在り来り】
[名・形動]《元からあることの意から》珍しくないこと。ありふれていること。また、そのさま。「—な(の)意見」
あり‐きり【有り限り】
《「ありぎり」とも》 1 あるもの全部。あるだけ。ありったけ。ありっきり。副詞的にも用いる。「品物を—買い占める」...
あり‐ぎれ【有り切れ】
有り合わせの布地。
あり・く【歩く】
[動カ四] 1 あちこち歩きまわる。出歩く。「月のいとあかきに—・きて」〈枕・二七三〉 2 車や舟などであちこちを...
あり・く【在り来】
[動カ変]年月を経て現在に至る。その状態で経過してきている。「白妙に雪は降り置きて古(いにしへ)ゆ—・きにければ」...
あり‐くい【蟻食/食蟻獣】
貧歯目アリクイ科の哺乳類の総称。体長20〜120センチ。口先が長く、歯は退化し、細長い舌でアリを捕食。前肢に4本、...
ありくに【有国/在国】
[?〜1019]平安中期の刀工。山城または信濃の人という。三条宗近の門人。渡辺綱が羅生門で鬼の腕を切った刀の作者と...
アリクーディ‐とう【アリクーディ島】
《Alicudi》イタリア南部、シチリア島の北、ティレニア海に浮かぶエオリア諸島の島。同諸島中最も西に位置し、標高...
あり‐ぐも【蟻蜘蛛】
ハエトリグモ科のクモ。体長6ミリくらい、赤褐色または黒色で、頭胸部と腹部の間は細くくびれ、アリに似る。網は張らず、...
あり‐ける【有りける/在りける】
[連語]《動詞「あり」の連用形+過去の助動詞「けり」の連体形。連体詞的に用いる》さっきの。例の。「—女童なむ、この...
あり‐げ【有り気】
[名・形動]多く名詞を受けて、その事柄がありそうなようすである意を表す。…があるようだ。「意味—な笑い」「自信—な...
アリゲーター
ワニ目アリゲーター科の爬虫(はちゅう)類の総称。長い口の先端は丸みを帯びる。口を閉じたときに下あごの第4歯が隠れ、...
アリゲーター‐ガー
ガー科の大型淡水魚。成長すると全長2メートルを超えるものもある。吻(ふん)が細長く、歯が鋭い。主に米国南東部に生息。
ありげ‐けみ【有毛検見】
江戸時代の年貢検見法の一。田地の上中下の位付けを無視し、一坪当たりの田の平均収量から耕地の収穫量を算出した。
アリコク‐こくりつこうえん【アリコク国立公園】
《Arikok National Park》カリブ海南部、オランダ自治領アルバにある国立公園。アルバ島の東部に位置...
アリゴ
マッシュポテトにチーズやニンニクなどを加えてつくる、フランス中部オーブラック地域の郷土料理。粘り気が高く、餅のよう...
ありさか【有坂】
姓氏の一。 [補説]「有坂」姓の人物有坂成章(ありさかなりあきら)有坂秀世(ありさかひでよ)
ありさか‐なりあきら【有坂成章】
[1852〜1915]技術家・陸軍中将。山口の生まれ。明治31年(1898)有坂式速射砲を発明。
ありさか‐ひでよ【有坂秀世】
[1908〜1952]言語学者・国語学者。広島の生まれ。一般音韻論および国語音韻史の研究にすぐれた業績を残した。著...
あり‐さし【蟻差(し)】
板材のそりを防ぐため、木目と直角に鳩尾(きゅうび)形の溝を掘って、吸い付き桟(ざん)をはめこむこと。
あり‐さま【有(り)様】
1 物事の状態。ありよう。「世の中の—」「事故の—」「こんな—では完成しない」 2 身分。境遇。「数ならぬ—なめれ...
あり‐さま
[代]《近世上方語》二人称の人代名詞。おまえさん。あれさま。「いや、—に人の先祖あらためてくだされいといふか」〈浮...