えん【煙】
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]けむる けむり けむい けぶい 〈エン〉 1 けむり。「煙害・煙突・煙...
えん【猿】
[常用漢字] [音]エン(ヱン)(漢) [訓]さる 〈エン〉動物の名。サル。「猿猴(えんこう)/犬猿・三猿・野猿・...
えん【筵】
[音]エン(呉)(漢) [訓]むしろ 1 竹で編んだむしろ。敷物。座席。「講筵」 2 酒宴の席。宴会。「賀筵・祝筵」
えん【遠】
[音]エン(ヱン)(漢) オン(ヲン)(呉) [訓]とおい [学習漢字]2年 〈エン〉 1 空間的、時間的に隔たっ...
えん【鉛】
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]なまり 1 なまり。「鉛管・鉛錘・鉛毒・鉛版」 2 おしろい。「鉛白・...
えん【塩〔鹽〕】
[音]エン(呉)(漢) [訓]しお [学習漢字]4年 〈エン〉 1 しお。「塩害・塩分/海塩・岩塩・山塩・食塩・製...
えん【厭】
[音]エン(呉)(漢) オン(慣) ヨウ(エフ)(呉)(漢) [訓]あきる いとう いや 〈エン〉いとう。いやにな...
えん【演】
[音]エン(呉)(漢) [訓]のべる [学習漢字]5年 1 意味を押し広める。引き延ばしてわかりやすく説明する。「...
えん【縁】
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]ふち へり よる ゆかり えにし よすが 〈エン〉 1 物のへり。ふち...
えん【燕】
[人名用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]つばめ 1 鳥の名。ツバメ。「燕雀(えんじゃく)・燕尾服/海燕・飛燕...
えん【艶】
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]つや なまめかしい あでやか 〈エン〉 1 なまめかしい。色っぽい。「...
えん【円】
1 まるいこと。また、その形。「地面に—を描く」「方—」 2 平面上で一点から等しい距離を保ちながら動く点の軌跡(...
えん【冤】
無実の罪。ぬれぎぬ。冤罪。「—をすすぐ」
えん【宴】
飲食・歌舞などをして、遊び楽しむこと。宴会。うたげ。「—を張る」
えん【焉】
《漢文の助字》句末に置いて語調を整え、また、断定の意を表す語。訓読ではふつう読まないが、「我関せず焉」などの場合に...
えん【筵】
1 むしろ。敷物。 2 座席。会合などの席。酒宴の席。「南溟老人が喜寿の—」〈魯文・安愚楽鍋〉
えん【塩】
酸と塩基との中和反応によって生じる化合物で、酸の陰性成分と塩基の陽性成分とからなるものをいう。塩化ナトリウム・硫酸...
えん【縁】
1 《(梵)pratyayaの訳》仏語。結果を生じる直接的な原因に対して、間接的な原因。原因を助成して結果を生じさ...
えん【燕】
中国、春秋戦国時代の国。戦国七雄の一。周の武王の弟、召公奭(しょうこうせき)を祖とし、薊(けい)(北京付近)に都し...
えん【艶】
[名・形動] 1 あでやかで美しいこと。なまめかしいこと。また、そのさま。「—を競う」「—な姿」 2 情趣に富むさ...
えん‐あい【縁合(い)】
1 親類という関係。血縁。縁続き。「吉川と岡本との関係、岡本とお延との—」〈漱石・明暗〉 2 結びつき。関係の深い...
エン‐アブダット
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある峡谷。ワジが刻んだ深い谷が長さ約5キロメートルにわたって続く。紀元前から人々に利用...
えんあん【延安】
中国陝西(せんせい)省北部の都市。古くから渭水(いすい)盆地とオルドスを結ぶ軍事上の要地。1935年から中国共産党...
えん‐あん【宴安】
遊楽にふけること。「将兵皆戦を忘れ、—を事として」〈吉岡徳明・開化本論〉
えん‐あん【塩安】
塩化アンモニウムの通称。
宴安(えんあん)は酖毒(ちんどく)
《「春秋左伝」閔公元年の故事から》いたずらに遊び楽しむことは猛毒の酖毒と同じで、最後には身を滅ぼす。→酖毒
えんい【円伊】
鎌倉後期の画僧。僧位は法眼(ほうげん)。絵巻物「一遍上人絵伝(いっぺんしょうにんえでん)」(歓喜光寺本)を描いた。...
えんい【円位】
西行(さいぎょう)の法名。
えん‐い【炎威】
夏の燃えるような暑さ。「天午に近くなり、—敵すべからず」〈柳北・航西日乗〉
えん‐い【遠位】
解剖学で、ある基準となる場所からより遠く離れたところに位置していることを表す言葉。四肢では体幹から遠い側、血管では...
えん‐いた【縁板】
縁に張る板。通常ヒノキを用い、濡れ縁にはケヤキを用いる。
えんい‐だいちょう【遠位大腸】
大腸のうち、口から遠く、肛門に近い部分のこと。直腸やS字結腸など。
えん‐いん【延引】
[名](スル)《連声(れんじょう)で「えんにん」とも》物事を先に延ばすこと。遅らせること。「此戦争を暫く—して貰い...
えん‐いん【宴飲/讌飲/燕飲】
酒盛り。「銭つもりて尽きざる時は、—声色を事とせず」〈徒然・二一七〉
えん‐いん【援引】
[名](スル) 1 他の文献などを引用して自説の証拠とすること。「古今の書を—して自説を裏づける」 2 引き寄せる...
えん‐いん【遠因】
ある結果を導いた原因として、直接ではないが、何らかのかかわりをもつ事柄。遠い原因。間接の原因。⇔近因。
えん‐いん【縁因】
1 仏語。物事の間接的な原因。⇔正因(しょういん)。 2 物事が進行する原因やきっかけ。
えん‐う【煙雨】
煙るように降る雨。きりさめ。
えん‐うり【円売り】
円貨を対価にして、ドル手形・ポンド手形などの外国為替を買うこと。
えん‐うん【煙雲】
1 煙と雲。雲煙。 2 雲のように高く立ちのぼる煙。「猛火虚空にみちて、暴風—をあぐ」〈古活字本平治・上〉
えんうん‐じゅうろくしゅう【燕雲十六州】
中国、五代の後晋(こうしん)を建国した石敬瑭(せきけいとう)が、936年、契丹(きったん)族の遼に割譲した華北平野...
えん‐うんどう【円運動】
円周に沿って動く物体の運動。
えん‐えい【遠泳】
[名](スル)海などで、長い距離を泳ぐこと。多く、集団で泳ぐ場合にいう。《季 夏》「—や高浪越ゆる一の列/秋桜子」
えん‐えき【演繹】
[名](スル) 1 一つの事柄から他の事柄へ押しひろめて述べること。「身近な事象からすべてを—する」 2 与えられ...
えんえき‐てき【演繹的】
[形動]演繹することによって論を展開するさま。
えんえき‐ほう【演繹法】
演繹による推理の方法。三段論法が代表的。⇔帰納法。
えん‐えん【煙炎/煙焔】
煙と炎。
えん‐えん【奄奄】
[ト・タル][文][形動タリ]息も絶え絶えであるさま。生気のないさま。「気息—」「吐(つ)く気息(いき)さえも—と...
えん‐えん【延延】
[ト・タル][文][形動タリ]非常に長く続くさま。「同点のまま—と試合は続いた」「会議は—一昼夜に及んだ」
えん‐えん【炎炎】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 火の盛んに燃え上がるさま。「—と燃え盛る市街地」 2 熱気の盛んなさま。「理想...