えき‐てき【液滴】
液体のつぶ、したたり。表面張力でまとまった液体のかたまり。
えき‐でん【易田】
古代、土地がやせていて、1年おきにしか耕作できなかった田地。口分田として給される場合は、2倍の面積が与えられた。や...
えき‐でん【駅田】
養老令で、駅の経費に充てるために、租税免除で国から支給された田。駅戸(えきこ)が耕作にあたった。大宝令では駅起田(...
えき‐でん【駅伝】
1 「駅伝競走」の略。 2 古代の駅制と伝馬(てんま)の制度。律令制では、唐の制度にならって、官吏のために駅には駅...
えきでん‐きょうそう【駅伝競走】
数人で1チームを作り、一人が1区間を走って次の走者につなぎ、総所要時間で勝敗を決める長距離競走。
えき‐とう【駅稲】
養老令で、駅の経費に充てるために駅田から収穫した米。大宝令では駅起稲(えききとう)と称した。
えき‐とう【駅頭】
駅の付近。駅の前。また、駅。「—に降り立つ」
えき‐どめ【駅止(め)/駅留(め)】
鉄道で運ばれる荷物を、あて先まで配達しないで、着駅で受取人に渡すようにした扱い。「—荷物」
えき‐なか【駅ナカ】
《「駅の中」の意。「エキナカ」「駅中」とも書く》鉄道会社が駅の構内(特に改札口の内側のスペース)に設けた商店街をい...
エキノコックス
エキノコックス属の条虫の総称。キツネ・猫などに寄生する多包条虫、羊・牛・犬などに寄生する単包条虫がある。宿主の体内...
エキノコックス‐しょう【エキノコックス症】
《echinococcosis》寄生虫病の一種。エキノコックス属条虫の幼虫が体内の種々の臓器に寄生して起こる難病。...
えき‐はかせ【易博士】
古代、陰陽寮(おんようりょう)に属し、卜筮(ぼくぜい)をつかさどった官。令外(りょうげ)の官。やくのはかせ。えきはくじ。
えき‐ば【役馬】
馬車馬や耕作などの労役に使う馬。
えき‐ば【駅馬】
律令制で、駅家(えきか)に備えて駅使の乗用に使った馬。また、中世以降、宿駅に備えて一般の旅客の用に供した馬。はゆま。
えき‐ばしゃ【駅馬車】
17〜19世紀ごろ、欧米で、各主要都市間を定期的に運行して、旅客や貨物・郵便物を輸送した馬車。鉄道の発達で衰退。 ...
えきばしゃ【駅馬車】
《Stagecoach》米国の映画。1939年作。監督はフォード。駅馬車に乗り合わせた人々の人間模様を描く西部劇。...
えき‐ひ【液肥】
液状の肥料。糞尿の混合物や、化学肥料を水に溶いたもの。水肥(すいひ・みずごえ)。
えき‐びょう【疫病】
悪性の伝染病。はやりやまい。疫癘(えきれい)。えやみ。やくびょう。
えき‐ビル【駅ビル】
一部を鉄道の駅舎、他の部分をデパートや商店街などに使用するビルディング。ステーションビル。
えき‐ふ【役夫】
1 雇われて力仕事などをする者。人夫。 2 古代、徭役(ようえき)に従事した人。
えき‐ふ【駅夫】
1 駅手(えきしゅ)の旧称。現在の駅務掛にあたる。 2 古代の駅の人夫。
えきふにっき【駅夫日記】
白柳秀湖の中編小説。明治40年(1907)「新小説」誌に発表。東京の目黒駅に勤める青年を主人公とした作品で、大正労...
えき‐べん【液便】
液状の便。下痢のときにみられる、水または粘液が多くまじった便。
えき‐べん【駅弁】
鉄道の駅や車内で旅客に売っている弁当。明治18年(1885)栃木県の宇都宮駅で売った握り飯が最初。
えきべん‐だいがく【駅弁大学】
戦後の教育改革により次々にできた新制大学のこと。昭和24年(1949)、新制大学が駅弁を売る駅のある所に必ずといっ...
えき‐ほう【役法】
中国古代から清(しん)代まで、人民に課した力役の制度。
えき‐ほう【液胞】
細胞内にあって、原形質を欠き、液胞膜に包まれ、細胞液を満たす部分。成長した植物細胞に発達し、代謝産物や色素なども含...
エキホス
消炎・鎮痛・吸熱の湿布に用いられるパップ剤。商標名。
えき‐ぼく【易卜】
易でうらなうこと。
えき‐まえ【駅前】
駅の出入り口の前あたり。また、駅から非常に近い地域。
えき‐む【役務】
公的な仕事。また、他の人のために行う労働。
えきむ‐くちょう【駅務区長】
東京地下鉄(東京メトロ)などでの駅長の呼称。
えきむ‐しょうひょう【役務商標】
⇒サービスマーク
えきむ‐ばいしょう【役務賠償】
相手方に与えた損害を、金銭によらず、技術・労務の提供で行う賠償。労務賠償。
えき‐めん【液面】
液体の表面。
えきめん‐けい【液面計】
容器内の液面の高さを外部に指し示す装置。容器内の液体が水の場合は水位計、オイルの場合は油面計ともいう。容器内の浮体...
えき‐もれ【液漏れ】
液体がもれること。特に、乾電池の内容物がもれること。 [補説]使い切った乾電池を機器内に放置すると、過放電を起こし...
えき‐もん【掖門】
宮殿の正門の左右にある小さな門。旁門(ぼうもん)。
エキュ
盾の模様のついたフランスの古い金貨や銀貨。
エキュメニカル‐ムーブメント
⇒世界教会運動
エキュー
《European Currency Unit》欧州通貨単位。EMS(欧州通貨制度)における共通の計算単位であり、...
えき‐ゆう【益友】
交わってためになる友人。⇔損友。
えき‐よう【奕葉】
《「奕」は重ねる、「葉」は世の意》世を重ねること。世々。代々。累世。奕世(えきせい)。
えき‐り【疫痢】
赤痢のうち、小児にみられる重症型のもの。顔面蒼白・血圧低下・ひきつけ・意識混濁などの症状を呈する。経過が急で死亡率...
エキリブリアン
《均衡の意》軍事力に基づく均衡に対し、経済・政治なども含めた総合的な力の均衡を意味する語。
えきりんぼん‐せつようしゅう【易林本節用集】
節用集の一。「乾(いぬい)」の項から始まる乾本系節用集として代表的なもの。慶長2年(1597)平井易林が刊行。→節用集
えき‐れい【疫癘】
悪性の流行病。疫病。
えき‐れい【液冷】
液体を使ってエンジンなどを冷却すること。
えき‐れい【駅鈴】
律令制で、官命によって旅行する者に中央官庁と地方国衙(こくが)から下付した鈴。駅馬の供与を受ける資格を証明し、これ...
えきれいしき‐きかん【液冷式機関】
液冷の方式を用いる内燃機関。水を用いる水冷式が多いが、航空機などでは沸点の高いエチレングリコール溶液を使用。