かお【顔】
[名] 1 頭部の前面。目・口・鼻などのある部分。つら。おもて。「毎朝—を洗う」 2 かおかたち。かおだち。容貌(...
かお‐あわせ【顔合(わ)せ】
[名](スル) 1 集まり合うこと。特に、ある共通の目的のために、初めて会合すること。 2 演劇・映画などで、俳優...
かお‐いろ【顔色】
1 顔の表面の色。血色。「—が悪い」 2 感情の動きの表れた顔のようす。顔つき。機嫌。「上役の—をうかがう」「—を見る」
か‐おう【花王】
花の中で最も美しいもの。ボタンをいう。〈日葡〉
か‐おう【花押/華押】
文書の末尾などに書く署名の一種。初め、自署のかわりとして発生したものが、平安末期より実名の下に書かれるようになり、...
か‐おう【禍殃】
わざわい。災禍。
かおう【嘉応】
平安末期、高倉天皇の時の年号。1169年4月8日〜1171年4月21日。
か‐おうきん【何応欽】
[1890〜1987]中国の軍人・政治家。貴州省興義県の人。日本の陸軍士官学校卒。蒋介石の腹心として国民革命軍の要...
かお‐うつり【顔映り】
着ている衣服や化粧品の色合いが反映された顔の感じ。「—がよくなる洋服を選ぶ」「肌が明るく見えて—がぐんと引き立つ」
かおう‐にんが【可翁仁賀】
南北町時代の画家。建仁寺の高僧可翁宗然(?〜1345)とする説が有力。水墨による道釈人物画にすぐれた。
かおうまる【花王丸】
歌舞伎作品の一。長谷川時雨の脚本による史劇。海事協会が募集した懸賞脚本の当選作。応募時の題名は「覇王丸」で、明治4...
かお‐かくし【顔隠し】
入棺のとき死人の顔にかける白布。
かお‐かたち【顔形/顔貌】
1 顔のつくり。顔のようす。容貌(ようぼう)。「整った—」 2 顔だちと姿態。
顔(かお)から火(ひ)が◦出(で)る
恥ずかしくて顔が真っ赤になる。「人前で大失敗を演じ—◦出る思いがした」
カオ‐カン【高崗】
⇒こうこう(高崗)
顔(かお)が合(あ)わせられ◦ない
面目なくて会えない。合わせる顔がない。「面目なくて親にも—◦ない」
顔(かお)が売(う)・れる
広く世間に知られる。有名になる。
顔(かお)が利(き)・く
信用や力があるために相手に対して無理が言える。「あの店には—・く」
顔(かお)が揃(そろ)・う
出席するはずの人が全員出てくる。「候補者の—・う」
顔(かお)が立(た)・つ
世間に対して面目が保たれる。
顔(かお)が潰(つぶ)・れる
世間に対して面目を失う。
顔(かお)が広(ひろ)・い
つきあいの範囲が広い。知り合いが多い。「政界に—・い」
かお‐がわり【顔変(わ)り】
[名](スル)顔つきが変わること。おもがわり。「ヤセテ—ガスル」〈和英語林集成〉
かお‐きき【顔利き】
ある地域や仲間の間で、力や信望のあること。また、その人。「町内の—」
か‐おく【仮屋】
仮ごしらえの家。かりや。
か‐おく【家屋】
人が住むための建物。いえ。 [補説]地方税法では、住家・店舗・工場・倉庫その他の建物をいう。
かおくざっこう【家屋雑考】
江戸後期の住宅史概説書。5巻。沢田名垂(さわだなたり)著。天保13年(1842)の自序がある。古代からの日本住宅の...
かお‐くせ【顔癖】
顔の表情に表れる持ち癖。小鼻を膨らませたり、口をゆがめたりするなど。
かおく‐ぜい【家屋税】
家屋を課税物件として、その所有者に賦課されていた租税。昭和25年(1950)の税制改革によって市町村税の固定資産税...
かおく‐だいちょう【家屋台帳】
家屋の現況を明らかにするために、所在・家屋番号・種類・面積・構造を登録していた公簿。昭和35年(1960)廃止され...
かおくもん‐きょう【家屋文鏡】
奈良県北葛城郡河合町にある佐味田宝塚(さみだたからづか)古墳から出土した4世紀の仿製(ぼうせい)鏡。背面に、竪穴(...
かお‐げい【顔芸】
おもしろい表情をつくって人を笑わせる芸。
カオコランド
ナミビア北西部の地域名。クネネ州に相当し、同国で最も人口密度が低い。放牧を営む少数民族ヒンバ族が居住することで知られる。
かお‐さき【顔先】
1 顔の前。目の前。 2 鼻など、顔の中の突き出た部分。「築地の角に走りあたりて、—突き欠きて」〈著聞集・一六〉 ...
カオサムロイヨー‐こくりつこうえん【カオサムロイヨー国立公園】
《Khao Sam Roi Yot National Park》タイ中南部にある国立公園。チャアムの南約60キロメ...
カオサン‐どおり【カオサン通り】
《Khao San Road》タイの首都バンコクの中心部にある通り。サナームルアン(王宮前広場)、国立美術館、仏教...
かお‐しゃしん【顔写真】
顔を主にうつした写真。
かお‐じまん【顔自慢】
美貌(びぼう)を誇ること。器量自慢。「吉弥笠(きちやがさ)に四つかはりの絎(く)け紐(ひぼ)を付けて、—に浅く被(...
カオス
1 ギリシャ人の考えた、宇宙発生以前のすべてが混沌(こんとん)としている状態。混沌。無秩序。ケーオス。⇔コスモス。...
カオス‐エンジニアリング
運用中のコンピューターシステムに対し、意図的に障害を発生させ、自動復旧システムなどが実際に動作するかどうかを確認す...
カオス‐マップ
《(和)chaos+map》特定の業界に属する企業や製品・サービスの、それぞれの特徴や相互関係を整理して、視覚的に...
かお‐ずく【顔尽く】
世間に対する信用や体面。また、そういう信用・知名度・威力などにものを言わせること。「お—では貸されませぬ」〈伎・上...
かお‐ぞろい【顔揃い】
1 集まるべき人がそろうこと。「授業が済んで職員室が—になったところへ」〈啄木・葉書〉 2 知名の人がそろって出席...
カオ‐タキアップ
タイ中南部の海岸保養地ホアヒンにある小高い山。市街中心部の南約2キロメートルの海沿いに位置する。「サルの山」を意味...
カオダイ‐きょう【カオダイ教】
《(フランス)caodaïsme》ベトナムの新宗教。1926年、レ=バン=チュンが創始。儒・仏・道の3教、民間信仰...
カオダイきょう‐じいん【カオダイ教寺院】
《Toa Thanh Cao Dai》ベトナム南部の都市タイニンにある寺院。新興宗教カオダイ教の総本山。1933年...
かお‐だし【顔出し】
[名](スル) 1 訪問すること。また、あいさつに行くこと。「親類の家に—する」 2 会合に出席すること。「ちょっ...
かおだし‐かんばん【顔出し看板】
観光地などにある、等身大の人物を描いて顔の部分をくりぬいた看板。看板の裏側に立って穴から顔を出し、記念撮影などをし...
かお‐だち【顔立ち】
顔全体の形。顔のつくり。目鼻立ち。「端正な—」
かお‐だて【顔立て】
1 「顔立ち」に同じ。「—は悪い方でなけれど、痩せて」〈小杉天外・魔風恋風〉 2 体面を保とうとして人と争うこと。...