かぎ【鉤】
1 先の曲がった金属製の器具。物をひっかけるのに使う。また、そうした形のもの。 2 長い柄の先に1が付いたもの。物...
かぎ【鍵/鑰】
《鉤(かぎ)と同語源》 1 錠(じょう)の穴に差し込み、開閉するための金属製の道具。キー。「ドアに—をかける」 2...
か‐ぎ【火技】
1 小銃・大砲などを操作する技術。 2 花火。
か‐ぎ【賈誼】
[前200〜前168]中国、前漢の学者・政治家。洛陽(河南省)の人。文帝に信任されたが、重臣らの反対にあって長沙王...
かぎ【嘉義】
台湾中西部の都市。形式的に残る「台湾省」の省轄市。製糖・製材業が盛ん。北回帰線塔がある。チアイー。 台湾南西部にあ...
か‐ぎ【嘉儀】
めでたい儀式。祝い事。
か‐ぎ【歌妓】
酒宴で歌をうたう芸妓。
かぎ‐じゅうじ【鉤十字】
⇒ハーケンクロイツ
かぎ‐アカ【鍵アカ】
「鍵アカウント」の略。
かぎ‐アカウント【鍵アカウント】
俗に、SNSなどのソーシャルメディアで、フォロワーのみ閲覧できるよう設定された非公開アカウントのこと。鍵アカ。
かぎ‐あ・てる【嗅ぎ当てる】
[動タ下一][文]かぎあ・つ[タ下二] 1 物のにおいをかいで、そのありかや中身を当てる。「警察犬が毒物を—・てる...
かぎ‐あな【鍵穴】
鍵を差し入れるための錠の穴。
かぎあな‐かくし【鍵穴隠し】
鍵穴を隠すために取り付ける金物。
かぎ‐おくみ【鉤衽】
衽の裁ち方の一。衽先を斜めに組み合わせて裁ったもの。
かぎおくみ‐だち【鉤衽裁ち】
長着の衽を鉤衽に裁つこと。用布が不足で布の表裏のない両面物のときの裁ち方。
かぎ‐かずら【鉤葛】
アカネ科の蔓性(つるせい)の木本。房総半島以西の山地に自生。葉は卵形で対生し、基部に小枝の変化した鉤があり、これで...
かぎ‐かっこ【鉤括弧】
文章表記中などで用いる 「 」『 』の記号。会話や引用、注意語句などを示すのに用いる。→括弧
かぎ‐がた【鉤形/鍵形】
鉤(かぎ)のように、先端が直角に曲がった形。
かぎ‐きょうたく【鍵供託】
⇒キーエスクロウ
かぎ‐ぐすり【嗅ぎ薬】
鼻から吸い込んで用いる薬。
かぎ‐こ・む【嗅ぎ込む】
[動マ五(四)] 1 においや香りを鼻に吸い込む。 2 「かぎつける2」に同じ。「こっちの景気を—・んで」〈総生寛...
かぎ‐ざき【鉤裂き】
布や衣服がくぎなどにひっかかって鉤形に裂けること。また、その裂けきず。
かぎ‐しげき【鍵刺激】
動物に本能的な行動を起こさせる特定の刺激。トゲウオの雄が他の雄の赤い婚姻色を見ると攻撃行動に出るときの、赤い色など...
かぎ‐ずみ【鉤墨】
木材に墨縄で引く長い線に対して、墨差しを用いてそれに直角に引く線。
かぎ‐そう【鍵層】
地層の対比に有効な地層。火山灰による凝灰岩層など、短期間に広い範囲に堆積し、岩質に特徴があって識別しやすいものが利...
かぎ‐タバコ【嗅ぎタバコ】
鼻孔にすりつけて、香りを楽しむ粉タバコ。スナッフ。 [補説]パイプ状の本体に、タバコの葉を詰めたカートリッジを装着...
かぎ‐だ・す【嗅ぎ出す】
[動サ五(四)] 1 においをかいで人や物のありかを探り出す。「警察犬が犯人の居場所を—・す」 2 隠れているもの...
かぎ‐ちゃ【嗅ぎ茶】
茶の香味・風味をかいで調べ、そのよしあしを鑑別すること。利き茶。《季 春》
かぎ‐ちょう【鍵長】
データの暗号化や復号に用いられる暗号鍵の長さ。ふつうビット数で表され、長ければ長いほど第三者による解読は困難になり...
かぎっ‐こ【鍵っ子】
両親が共働きで留守のため、常に鍵を持たされている子供。昭和38年(1963)から昭和40年(1965)の流行語。
かぎっ‐て【限って】
[連語] 1 (「に限って」の形で)…だけは。…だけ特に。「わが子に—そんなことをするはずがない」「その日に—遅刻...
かぎ‐つい【鍵対】
⇒鍵ペア
かぎ‐つ・ける【嗅ぎ付ける】
[動カ下一][文]かぎつ・く[カ下二] 1 においでそのものを探り当てる。かぎ出す。「猫が魚を—・ける」 2 隠さ...
かぎ‐づめ【鉤爪】
動物のもつ、下向きの鉤形に湾曲し、鋭くとがる爪。有蹄(ゆうてい)類・霊長類以外の哺乳類と、爬虫(はちゅう)類・鳥類...
かぎ‐て【鉤手】
「鉤の手」に同じ。
かぎ‐とり【鎰取/鍵取】
1 ⇒典鑰(てんやく) 2 神社の扉の鍵を預かり、祭りをつかさどる家筋。
かぎ‐と・る【嗅ぎ取る】
[動ラ五(四)] 1 においを知覚する。そこから、あるにおいをかぎ分ける。「煙草のにおいを—・る」 2 その場の雰...
かぎ‐なり【鉤形】
かぎのように先が曲がった形。かぎのて。「—に曲がった廊下」
かぎ‐なわ【鉤縄】
先端に鉤をつけた縄。物に投げて引っ掛け、引き寄せたり、高い所へ登る手がかりにしたり、人を捕らえたりするのに用いる。
鍵(かぎ)の穴(あな)から天(てん)を覗(のぞ)く
狭い見識で大きな問題を考えることのたとえ。葦(よし)の髄(ずい)から天井を覗く。
かぎ‐の‐て【鉤の手】
1 鉤(かぎ)1の形に曲がっていること。ほぼ直角に曲がっていること。「—に曲がった道路」 2 曲尺(かねじゃく)の...
かぎのないゆめをみる【鍵のない夢を見る】
辻村深月の短編小説集。平成24年(2012)刊行。同年、第147回直木賞受賞。
かぎ‐ばな【鉤鼻】
1 鼻柱がかぎのように鋭く曲がった鼻。わしばな。 2 平安時代の大和絵で、顔の描写法。→引目鉤鼻(ひきめかぎばな)
かぎ‐ばり【鉤針】
1 先の曲がった形の針。 2 鉤針編みに使う、一端または両端がかぎ形になっている針。竹・金属・プラスチック製などがある。
かぎばり‐あみ【鉤針編み】
手編みの技法の一。鉤針1本を用いて編み地を編み出していく手法。鎖編み・細編(こまあ)み・長編みなどがある。
かぎ‐ばん【鍵番】
江戸幕府の職名。下勘定所戸口の鍵を管理した。その日の出勤の者の姓名・印形を点検し、また、外来者の監視、火の番なども...
かぎ‐ペア【鍵ペア】
公開鍵暗号方式で用いられる、公開鍵と秘密鍵の対(つい)になった組み合わせ。公開鍵で暗号化されたデータは、対となる秘...
かぎ‐まわ・る【嗅ぎ回る】
[動ラ五(四)] 1 あちらこちらにおいをかいで歩く。「鼻を鳴らして—・る」 2 ある事柄を知ろうとして探り歩く。...
か‐ぎゃく【加虐】
むごいしうちを加えること。いじめ苦しめること。「—性愛」「—趣味」⇔被虐。
か‐ぎゃく【可逆】
逆に戻りうること。もとの状態に戻りうること。